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2011年 09月 25日

<Vol.849> 9月最後の連休は

今日のBGM : Brian Eno & Harold Budd / First Light
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清々しい透明感のある秋の青空がフィールドで僕らを出迎えてくれた。
9月最後の連休、初日はABUさん、それにSHUさんと尻別川本流へ。
峠の気温は10℃をゆうに下回っていた。きっと朝露の仕業だろう。国道の乾いたアスファルトは脇の方だけが帯状に黒く湿っていたものだから。
あとひと月もすれば、この辺りもゆっくりと紅葉が始まるにちがいない。


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春と秋の本流シーズンを迎えると、僕らは避けたくても避けられない偶発的な出会いにどうしても遭遇してしまうことがある。でも、時としてその出会いがグッドサイズの本流レインボーとの出会いに、途中からまるで何かの変わり身のように化けてしまうこともあるから、なかなか気が抜けなかったりするのも正直な感想なのかもしれない。今回はABUさんに60クラスの本流レインボーが微笑み、そして僕にはというと・・・笑。


日曜日には久しぶりにエリーゼのエンジンに火をいれた。
そしてABUさんとSHUさんに作るのを手伝ってもらった自宅の塀をバックに記念撮影(笑)。


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by d-yun5-fly-elise | 2011-09-25 18:30 | spey fishing | Comments(10)
2011年 09月 18日

<Vol.848> 秋の始まりの尻別川

今日のBGM : AKMusique / bahia oawi
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ふと見上げるとススキの穂が僕の背丈よりもすっかり高く伸びていて、今度は足元を見下ろしてみると草むらからはコオロギ達の羽音がいたるところからどこか物悲しそうに響いてくるのだった。
そういえば、久しぶりに蒸気機関車の汽笛が遠くから響いてくるのを耳にしたように思う。
田んぼに広がる黄金色に色づいた稲穂はすっかり頭をたれていたから、もう直ぐ稲刈りも始まるのだろう。
街道の道端を彩るコスモスの花が風に吹かれて揺れてた。
季節はゆるやかに秋へと進んでいる。


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久しぶりにテレメーターの水位と睨めっこしたように思う。モニターの数値からは容易に台風と秋の長雨の影響が感じ取れた。そして土曜日は友人と尻別川本流へと足を運ぶ。
ずいぶんと様変わりした昆布エリアのスリ-セクションが出迎えてくれた。
毎年少しずつ川底の状態が変わるのは知っているけれど、ここまで大きく変わったのを目にしたのは、僕が尻別川に通い始めて初めてのことなのかもしれない。そして何ひとつ変わらないものといえば、適度に透明感のある深い緑色をした流れの色ぐらいだろうか。


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期待感だけはたっぷりとお釣りが来るぐらい胸に秘め、久しぶりにこの流れをワクワクしながらゆっくりと釣り下る。手にしたロッドはマイザーの14フィート、#6/7番、MKS。ラインはスカジット・インター450grに15フィート、#8番、タイプ6のティップの組み合わせ。
流れの中からビーズヘッド仕様の小さな黒のイントルーダーを見つけ出してくれたのは、まだまだあどけない表情の小さなレインボー達。流れの中で指を広げると、あっという間に流れの中へと姿を消していった。元気いっぱいに。ハラハラするような大きな鱒には出会えなかったけれど、今日のような小さな鱒に出会えるということは、これから先の昆布エリア、まだまだ期待が持てるかもとさえ思えてしまう。


仕事が多忙な中で、なかなか気分的にゆとりというものが持てずにいた毎日だったけれど、僕にとっては久しぶりにフィールドに足を運べて少しリフレッシュすることができた一日だった。
たとえ大きな鱒には出会えなくても、やっぱりフィールドはいいなぁ・・・。
でも、ヌカカだけはご勘弁・・・笑。


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by d-yun5-fly-elise | 2011-09-18 21:46 | spey fishing | Comments(14)
2011年 09月 01日

<Vol.847> 青き空、青き海、そして知床

今日のBGM : Suba / Tantos desejos


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真夏のような青い空、透明感を湛えた青い海、そして波間を漂うピンクサーモンの無数の黒い背びれ、先週末は友人達とたくさんの荷物と共に知床はペキンの鼻の海岸に立っていた。
ここ数年、恒例行事のようにやってくる知床への旅は、それはある意味、僕にとって夏の釣りから秋の釣りへとシフトする節目のような釣り旅でもあったりする。
その日が近づくにつれ天気予報がますます気になるのだけれども、今年もどうやら台風に当たることもなく無事にその節目を越えられたようだ。

背後にそびえる急斜面の崖の上からは夏ゼミの鳴き声が響いてくる。
雲ひとつ見当たらない真夏の空からは、太陽の眩しい日差しが容赦なく釣り人に照りつけて、おかげで帰りの船が迎えに来る頃には顔といい両腕といいすっかり赤黒くヒリヒリするぐらいまで日焼けをしてしまった。

今年の知床の番屋では、いつも以上にスローな時間を過ごしたように思う。それはフレッシュなピンクサーモンの群れがあまり見当たらなかったということもあるけれど、なぜかしらのんびりとこのロケーションの中で時間を過ごしたかったという思が強かったからなのかもしれない。あまり口を使ってくれようとしない少し色のついたピンクサーモンの前に赤いフライをデッドスローに漂わせ、飽きた頃には折りたたみチェアーに腰かけて冷えたビールで喉を潤し、ちょっと贅沢なお昼寝タイム。そして気持ちよく目が覚めたらまた釣りを始めるといった具合に・・・。

それにしても今年の知床の星空は非の打ちどころがないぐらい素晴らしかった。夜空に無数に散りばめられた大小さまざまな大きさの星達、ミルキーウェイ、流れ星、それに人工衛星も。これらが見られただけでも十分過ぎるくらい贅沢な釣り旅だったかもしれない。それにシェフの新作カラフトマス料理だって・・・。冷えた白ワインにとっておきのスコッチ、それにトマトソース&ガーリック仕立てのイタリアン、白子のガーリック&バターソテー、まさか携帯電話も通じない知床のこの辺境の地で味わえるとは。

知床で初めてヒグマの姿を見たなどいろんなハプニングはあったけれど、終わってみれば瞬く間に過ぎ去った2日間だった。来年もまた無事に友人達とこの地でゆっくりと時間を過ごせればいいなと思う。


今日のSilent Movie


by d-yun5-fly-elise | 2011-09-01 22:54 | salmon fishing | Comments(12)