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1 2008年 12月 29日
今日のBGM : Nicola Conte / Song for the seasons←最近のお気に入り
この何とも言えない絶妙なGroove感と柔らかく包み込むような女性ボーカル、僕はすっかりこのサウンドにハマってしまったのさ。 Nu-Jazzというジャンルのサウンドをご存知だろうか。 ベースとなるJazzはもちろんのこと、Latin系のリズムにBossa Novaのテイストなどをふんだんに織り交ぜたこの手のダンス・フロアー向きのサウンドは、もっぱらイタリア、フランス、北欧などのヨーロッパを中心としてそのムーブメントが生まれた。 北欧辺りでは少し実験的な要素の強い方向性のサウンドもあるようだが、やはりメインは思わず身体が動いてしまいそうなグルーブ感たっぷりのダンサブルなJazzサウンドなのだろう。 それにしても、なんてお洒落で格好いい、Coolでスタイリッシュなサウンドなんだろうか。 気分は僕が20代の頃に初めて耳にしたポールウェラー率いるスタイル・カウンシルのサウンドに出合った時に感じた衝撃にも近いものがる。 そんなNicola Conteという人物、どうやらイタリアのJazzギタリストのようだけれど、ツボを抑えた、なかなかの才能の持ち主のように僕は感じる。 全体的にはJazz寄りのLounge系のサウンドとも言えなくはないが・・・。 そんな訳で暫らくはNu-Jazzから目が離せそうもない感じ。 今日のBGM : Susanna And The Magical Orchestra / Believer 北欧(ノルウェー)のNu-Jazzを検索していて辿り着いたこのサウンド、めったに音楽を聴いて感動することはない僕だけれど、この北欧らしい透き通るような透明感のある女性ボーカルと柔らかく静かに響いてくるサウンドを耳にした時だけは、さすがに感動した。 オリジナルであるJoy Divisionの「Love Will Tear Us Apart」という曲を知っていたこともあるし、いろんなグループがこの曲をカバーしているのも知っている。でも、このシンプルなアレンジと放たれる雰囲気には僕自身も本当に驚き、感動すら覚えたのだった。 そんな訳で、年の瀬も押し迫る今日この頃、2008年を象徴するようなサウンドに出合った僕は、グルーブ感たっぷりのNu-Jazzサウンドに包まれながら、夜な夜なフライのタイイングにいそしんでいる次第。 来年も皆さんにとって良い年でありますように。 ![]() ▲
by d-yun5-fly-elise
| 2008-12-29 18:46
| music
2008年 12月 21日
今日のBGM : Bill Evans / Peace Piece ← ビル・エバンスの中でもMy Best
![]() (栄橋から下流を望む) 風の息遣いは本流を彩る風景の中にすっかり溶け込み、 柔らかいベールに包まれたような淡いモノトーンの色彩の中で静かに呼吸していた。 僕の耳に届くのは本流の流れが奏でる優しい調べ。 他には何も聞こえない。 いや、もしかしたら僕は何も聴こうとすらしていなかったのかもしれない。 ただただその雰囲気の中にこの身を置きたかった。 静かで穏やかな時間が流れていった。 12月の土曜日、久しぶりに友人と訪れた尻別川は、 冬の様相を呈しながら、静かに僕らを出迎えてくれたのだった。 ![]() 蘭越の放水口エリアから右岸をゆっくりと釣り下る。 ふと気付くとローカル列車がレールの継ぎ目ごとにガタン、ゴトンと車軸をきしませながら、ゆっくりとしたスピードで通り過ぎて行き、遠くからは正午を知らせるサイレンの響きが微かに僕の耳にも届いてきた。 初めてフィールドでAFSのType4フルシンクのショートヘッドを使ってみる。 ラインの重さをいつも以上にロッドを通じて感じながら、その先に結んだフライを流れの中でゆっくりとスイングさせていった。 ブーツの中で厚いソックスに包まれた僕の足の指先が流れの冷たさを感じてしまうようなぐらい本流の水温が低い中、鱒は僕の流すフライを見つけ出してくれるのだろうか。 そんな淡い期待を抱くよりも、それ以上に今、この瞬間、ここに佇めているだけで充分気分が満たされていたように思う。 ![]() 栄橋周辺のエリアでは、AFSのType4を巻き込んだリールからType6のティップとスカジットSHを巻き込んだリールに替えた。 雪上に残された釣り人の足跡の上に新しい雪が降り積もっていた。僕らはさらにその上に新しい足跡を残しながら、土手の斜面を慎重に下る。 冬の風はここでもその息遣いを見事なぐらいに静かな風景の中に溶け込ませていた。 かなり釣り下った辺りで、一度だけ僕の流すフライに何かが触れた。 それもたった一度だけ。 まるで柔らかい何かに吸い込まれ、フッと吐き出すというか弾かれたような感触。 そんな不意に訪れた感触だけが、グローブの中で冷たくなった僕の指先にいつまでも残り続けた。 やがて色彩を失ったグレーの空から冬の雨がポツポツと降りだし、そのピッチは徐々に速いテンポのものへと変わっていく。 そろそろ今日の釣りをおしまいにする時間。 カリ、カリ、カリ、・・・とリールにラインを巻き取りながら、僕の中でジワーっと満足感のようなものがゆっくりと隅々まで広がり始めたのが感じられた。 ![]() ▲
by d-yun5-fly-elise
| 2008-12-21 16:45
| spey fishing
2008年 12月 20日
今日のBGM : Sarah Vaughan / Ain't Misbehavin'
![]() (本文と画像とは全く関係がありません) 僕の部屋の片隅に埃を被りながら無造作に立て並べてあったロッドのアルミチューブの数がずいぶんと減った。それにお気に入りのリールの数だって・・・。 確かにいろんな思い出の詰まった道具達だったから、どこか物寂しいものがない訳ではない。でも、新しいカスタムされたスペイロッドをオーダーするというか購入するには、どうしても避けては通れない別れだったように思う。 「僕は使わないロッドやリールといった道具は身の周りに置かない主義なんだ」 もしかしたら、友人のそんなさりげない一言が、どうしたものかと迷っている僕の心の中に強く響いたのかもしれない。 それに僕はどう見たって使わない道具をじっくりと眺めて過ごすコレクターというガラじゃないからね。もちろん、そういう愉しみ方だって決して否定している訳ではないのだけれども・・・。 だから普段滅多に使うことが無くなったお気に入りの道具達は、行きつけのショップへの委託であったり、個人間の譲渡、もしくはオークションというプロセスを通じて、僕のもとから離れていった。もちろんそんな道具達との別れの際には、これまでの感謝の気持ちを込めて、綺麗に汚れを拭き取り、丁寧に梱包した。それが僕に残された最後の仕事。 結局僕の手元に残ったシングルハンドロッドは9' #6番の2本とそれに合わせた小さなリールがいくつか。あとはもっぱらフィールドでメインに使うツーハンドのスペイロッドとそれに使用するお気に入りのリール達だけが残された。 そんな僕のもとから離れていったお気に入りの道具達が、やがて海外のロッドメーカーにオーダーした3本のカスタム・スペイロッドという姿に換わる。 もちろんそれらが僕の手元に届くのにはあと数ヶ月の日数を要するのだろう。 でも、一体どんなロッドに仕上がって届くのだろうかと、何とも言えないワクワクした気分で過ごすのも悪くはないものだと思う。 今回オーダーしたカスタム・スペイロッドは、 (1) Meiserの12'6" #4/5/6 Highlander Custom Build リールシートはMeiserで特注したニッケルシルバーのStrubleのD-8。 ウッドインサートはBird's Eye Maple。 フェザーインレイもグリーンを基調にオリジナルのものを載せてもらう。 グリップも個性的なものをと気に入った画像を添付してお願いし、 スレッドワークも初夏の明るい日差しをイメージしたものをとお願いした。 このスペックは北米でも人気のスペックとのこと、Meiserの中でも低番手のスペックの 部類に入るロッドのアクションが、どのようなものか気になるところである。 (2) Meiserの14' #6/7 MKS Custom Build リールシートは以前オーダーした14' #7/8 MKSと同様にStrubleのU-26。 ウッドインサートはCocobolo。 フェザーインレイもグリーンを基調にしたものか、気に入った画像を添付し、 そのイメージに近いものをとお願いした。 グリップも上記の(1)と同じ個性的なものである。 スレッドワークも(1)と同じく初夏をイメージして、イエロー、レッド、オレンジ、 そしてグリーンを基調にとお願いした。 #7/8 よりも少し低番手のMKS、ちょっと手にするのが楽しみである。 (3) C F Burkheimerの14'1" #7 Classic Custom Build リールシートを黒のアルミではなく、Vintageシリーズに使われている ニッケルシルバーのStrubleのU-26に変えてもらう。 ウッドインサートのウッドの名称はよく分からず、画像を添付して変えてもらった。 Burkheimerのコスメは僕の中でMeiserのコスメとは対極にあるもののように とらえている。その落ち着いた感じがどんなものなのか今から楽しみである。 今回3本のカスタム・スペイロッドのオーダーが実現するにいたっては、Meiserさんや Burkheimerさんと交流のあるfishordieさんの心強いサポートがあったからこそ可能になったものなのかもしれない。英語力の乏しい僕にとって、細かい表現やニュアンス、それに要望を相手に伝えるということは、海外のロッドメーカーにロッドをオーダーすることに対して本当に躊躇させるには十分な大きな壁のような存在だった。そんな中、最初にMKSをオーダーする時にヘルプしてくださったguchiさん、それにfishordieさんの存在は、決して大袈裟な表現でなく、本当に大きな心の支えになったように思う。この場を借りて、感謝の気持ちを伝えたいと思う。 僕の場合は、fishordieさんやguchiさんといった周りの方々の多大なサポートに支えてもらいながら、何とかロッドのオーダーにこぎつけたのだが、僕の友人の中には自分の力で翻訳ソフトを駆使しつつ、ロッドのオーダーにこぎつけた友人もいるぐらいだから、もしかしたらロッドのオーダーそのものはそれほど難しくはないのかもしれない。でも、より細かいニュアンスやパーツの変更などを希望するとなると、やはり心強いサポートがあった方がより安心のような気がしてならない。 よく尋ねられるのが、海外のロッドメーカーにカスタム・ロッドをオーダーした場合、一体どれぐらいの費用を考えておいた方がいいのかという事である。 もちろんロッドの代金が必要となる訳だが、それ以外に、Meiserのロッドを例にあげると、 (1)送料 : これはロッド1本に対して65ドルの費用が必要となる。 (2)パーツ代 : カスタムするパーツにもよるが、U-26のようなウッドインサートのニッケルシルバーのリールシートに交換した場合、今回は65ドルが加算された。もちろん、何もパーツを変更しなければ、パーツの代金は発生しないのだが・・・。 (3)送金手数料 : 僕の場合はゆうちょ銀行から国際送金で相手の銀行口座に入金したのだが、その際に窓口で2500円の送金手数料が必要になった。また、相手の銀行口座に代金を送金した場合、相手にも手数料が発生する為、その手数料の(もしかしたらその半分の)15ドルをこちら側が負担しなければならない。Pay Palやクレジットカードによる支払いも可能のようだが、その際も手数料のいくらかをこちらが負担しなければならないようだ。 最近の場合は、ゆうちょ銀行の窓口で住所宛の国際送金として代金の国際郵便為替を購入し(ちなみに手数料は2000円)、国際郵便為替とサイン済みのプリントアウトしたオーダーシートをEMS(国際スピード郵便)で郵送している(送料は1200円)。この際、前述の手数料の15ドルの負担は掛からない。 (4)関税と消費税 : 前回のMKSの場合、ロッドが郵送されてきた際に、関税と消費税として2500円を支払っている。 これらは、あくまでも僕が経験したものであり、別のケースや他のロッドメーカーではそうでないのかもしれない。もしかしたら時期やタイミングによっても十分変更があるものと思うので、その辺りは是非とも御了承願いたいと思う。 僕が経験したことが、これから海外のロッドメーカーにカスタム・ロッドをオーダーしてみようと思われている方にとって、少しでもお役に立てればと願う。 fishordieさん、guchiさん、その節は大変お世話になりました。 またお世話になることがあるかもしれませんが、どうぞその際も宜しくお願いいたします。 ▲
by d-yun5-fly-elise
| 2008-12-20 00:30
| Custom Spey Rod
2008年 12月 16日
![]() 使い古したお気に入りのリール達。 なかなか忙しくってフィールドに足を運べない今日この頃、ほんの少し時間を見つけて、結婚式の花嫁さんではないけれど、ちょっとだけお色直しをしてみた。 Bandoさんに細かい作業を頼んでみる。 ラッカー系の塗料が家になかったのも彼に頼んだ理由の一つなのだけれども、それ以上に彼はこの手の作業が得意中の得意だからね。 ちょっと古いHardyのリールに刻まれた文字はだいたい少し彫れているから、そこにさっと筆でシルバーや赤のラッカー系の塗料を流し込む。 少し乾いた頃合いを見計らってティッシュに塗料の薄め液を染み込ませ、さっとふき取る。 そうするとリール本体に刻むというか彫り込まれた文字がさっと浮き上がるというあんばい。 ![]() 次はソブリン。 ブレーキ・ノブの周りに等間隔に配置されたドットに、赤い塗料を細い筆で流し込む。 なぜかこれだけで、グッとクラシックな雰囲気がリールから漂ったりするから不思議。 ついでにMarquisのSalmon No.2にもちょっとだけお色直しを施してみる。 一気にモダンな雰囲気がジワーっとリールからかもし出されて、僕はすっかりお気に入り。 ただ、リール本体の塗装によってはラッカー系の薄め液でリール本体の塗装が少々落ちることがあるので、これを見てやってみようという方は是非ともご注意のほどを・・・。 そんな訳で、見違えるぐらい綺麗にお色直しを終えたお気に入りのリール達を眺めながら、僕はすっかりご満悦なのである。 ![]() 今日のBGM : Julie London / Cry Me A River ▲
by d-yun5-fly-elise
| 2008-12-16 22:32
| fishing goods
2008年 12月 09日
今日のBGM : stephanie dosen / vinalhaven harbor
![]() 先週の土曜日の十勝川の河川敷、僕にはとても奇遇なことのように思われるのだけれども、なぜかそこには、R.B.Meiser Fly Rodsというアメリカの本当に小さなフライロッドメーカーのロッドが、3本も揃っていた。 上から僕の14' #7/8 MKS Custom(Autumn) 真ん中がやんばいですさんの13'6" #7/8 MKS Custom(Highlander Green) そして一番下がjockさんの同じく13'6" #7/8 MKS Standard 共通する点といえば、どれもがR.B.Meiser Fly Rodsの中でも重いシンクティップを使ったスカジットキャストに向いたアクションのMKSというシリーズのロッドであるということと、もうひとつはライン指定番手が#7/8ということぐらいだろうか。 ![]() それにしても並べていてふと思ったのだが、どれひとつをとっても同じものがないのである。 このロッドメーカーに特徴的なフェザーインレイはさておき、リールシートの色や形状、それにスレッドのカラーやラッピング、さらには同じスペックだというのにグリップの長さやギュッと絞ったフロントグリップの細さというかくびれ具合まで、ほんのちょっとずつ違うのである。 そんなことを3本のロッドを見比べながら思い、やっぱり世界に同じものが二つとない自分だけのカスタムロッドって、やっぱり良いなぁと思った次第。 それにしても、これらのロッドのコスメに関しては、すでに"Craft・クラフト"というよりも、さらに一歩進んで"Art・アート"の領域まで入り込んでしまっているんじゃないかとさえ僕には思えてならない。 ![]() ▲
by d-yun5-fly-elise
| 2008-12-09 22:50
| Custom Spey Rod
2008年 12月 07日
今日のBGM : Portishead / Roads
![]() 道東の地に昇る遮るものを知らない初冬の朝日は、ゴールドのソブリンを眩いぐらいに輝かせ、ふっくらとした遡上タイプのアメマスの白いおなかを、どこか色褪せた景色の中で、よりいっそう不自然なぐらいにまで引き立てていた。 僕は一瞬、その美しさとコントラストの世界に引き込まれる。 フォーセップで下顎からチャートリュースのフライを外されたその鱒は、クルっと身を反転させると、白くてふくよかなそのおなかとは全く異なる幅の広い少しグリーンがかった鋼色の背中を僕に見せつけて、ゆっくりと十勝川の流れの中に消えていった。 12月の最初の土曜日、沢山のアメマス達のふくよかな白いおなかを見せてもらった十勝川で過ごした一日だった。 ![]() この砂利道を車で、そしてこの僕の2本の足で何度通ったことだろうか。 僕にとってはすっかり見慣れた風景になってしまったこの曲がりくねった砂利道を、今日もスペイロッドを片手にゆっくりと歩む。 何故かここを歩いていると、何とも言えない郷愁というか懐かしさみたいなものがじんわりと僕の中で芽生えてくる。 もしかしたら僕はこの瞬間だけスローなものを感じているのかもしれない。 ![]() 午後からは上流から吹く風が少し強くなったが、僕にはそれほど気にはならなかった。 濃いグレーのぶあつい雪雲が十勝川の上流の遥か向こうの空でどっしりと腰を据えている。 それはこれから先に続くであろう厳しい冬の寒さを予感させるには十分過ぎるぐらいの色合いに思えた。 朝日に輝くソブリンと同じ様なゴールドに輝く夕日が対岸の稜線に沈もうとする。 やがてガイドが凍りつき始め、リトリーブする度にフリース地のグローブの指先にシャーベット状の氷の塊が出来始めた。 そして、思わず温かい吐息を吹きかけたくなるぐらいに冷たくなって痺れ始めた指先に、この日僕が出会った最後のアメアスからの力強い躍動感が伝わってきたのだった。 ![]() ▲
by d-yun5-fly-elise
| 2008-12-07 20:06
| spey fishing
2008年 12月 04日
今日のBGM : Everything But The Girl / Lullaby Of Clubland
![]() (本文と画像とはまったく関係がありません) 僕が手にするいくつかのスペイロッドやスペイラインが巻き込んであるリールのほとんどは、いわゆるオークションというもので手に入れたもの。 予想以上に程度の良いものもあれば、それなりのものだってあった。 でもそれらのほとんどが今でもしっかりと現役をこなしてくれている。 友人の中には、「それほど難しいものじゃないよ」と言ってくれる友人もいた。 でも、僕の中ではこれまでそれをすることが、とてもハードルの高いもののように思えてならなかったし、きっとそれは実際に手にとって自分の目で確かめないと気がすまないという僕の性格が災いしているのかもしれない。 つまり、それとはオークションに出品するということ。 もちろん画像の加工はタブーだし、商品説明の文章にもかなり気を使う。 本当は委託していたショップで、実際にロッドやリールを手にしてその目で状態を確認し、納得されて購入してもらえれば、僕は何も言うことはないのだけれども・・・。 そんな訳で、Used Tackle の内容を少し更新する。 ▲
by d-yun5-fly-elise
| 2008-12-04 00:31
| Used Tackle
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