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2007年 03月 30日

<Vol.428>Separate Hook Wooly Bugger (Bead-Head)

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バイスから外した出来立てホヤホヤのフライを、黒いマラブーの毛が付いた手のひらの上でポンポンと跳ね上げてみる。何かを確かめるように。
頭の中ではそれを合図に、いつのも本流の大きな鱒が潜むあのプールのイメージが広がった。
「よし」と、ヘッドの重さが十分である事を確かめて、人差し指ぐらいの深さに水を溜めたケースの中でフライを泳がせてみる。
水の中でマラブーとスペイハックルが命を吹き込まれたかのようにパッと広がって、ユラユラと何かの生き物のように揺らめいた。

チープなフライである。特に高価なマテリアルは使っていない。というか、そもそも僕自身が持ってもいないのだが・・・。
きっとこのフライは、雪代が終わりかけて本流がレインボーのシーズンを迎える頃には、僕のフライボックスの中には所狭しとぎっしり詰まっていて、朝靄が立つ本流のプールの前でまず大きな深呼吸をしたあとには、緊張した指先でティペットの先に真っ先に結ぶフライになるのだろう。

今のところ本流のプリプリ・ボディのアメマスには何とか気に入ってもらっている。
本流のあそこの流れの筋とあの沈み石の横をかすめて、
そしてイメージ通りに「・・・グゥン」などと勝手に想像してしまい、
ついついバイスの前で僕はニヤニヤしてしまうのである。

ロウ・ウォーターのシーズンには、もう少しサイズダウンして巻き足しておこう。
もしかしたら速い瀬の中でもレインボーが見つけてくれるかもしれないから。

        Separate Hook Wooly Bugger Long Tail (Bead-Head)
Hook : Gamakatsu S11-2L #6 (ベンド以後をニッパーでカット)
Head : TMC Gold Bead-Head (XL)
Weight : 0.25を5~7回 (option)
Trailer hook : Owner SSW #4 with marobou black
Loop : 30lb Backing line
Tail : Marabou black
Body : Chenille black and gold
Hackle : Spey hackle black
Counter rib : Copper wire
Collar : Guinea fowl (option)
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今日のBGM : 8-Bit Operators / Pocket Calc Mega Mix

by d-yun5-fly-elise | 2007-03-30 20:57 | 私的FlyTyingの愉しみ | Comments(8)
2007年 03月 28日

<Vol.427> String Leech とりあえずPurpleから

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String Leech
Loop Leech
MOAL(Mother of All Leeches) Leech
Tail Hook Leech などなど、
最近僕が気になる、本流の大きなレインボーが好みそうなフライには、
いろんなネーミングがあるようだ。

さっそく僕もレインボーのシーズンに向けて何本か巻いてみる。
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                 <これは Red/Black バージョン>
実はこのフライ、チャートリュース・カラーにアレンジして十勝川本流でも結んでみた。
速くて重い流れでもコーンヘッドから急速に沈下するのが良いのか、それともボディとフックが離れているのでユラユラと流れの中でスイングしながら揺らめくのが良いのか、とにかく十勝のアメマスも気に入ってくれたことに間違いはなかった。おまけに、鱒が水面近くで暴れても、フックアウトする事が随分と減ったように思う。

「大きいフライ=流れの中でも目立つ=大きな鱒」という公式が成り立つかどうかは別として、
少々タイイングに時間は掛かるけれど、とにかく僕のお気に入りのフライの一つになった。

決して私的には美しいフライではないと思うし、先人の知恵とアイデアを凝縮したトラディショナルなフライでもない。でも、鱒の好奇心を刺激する要素と機能的な要素をふんだんに取り込んだフライじゃないかと思っている。

雪代が収まり始めて、本流レインボーのシーズン・インまでには、黒いフライを何本か用意しようと思っている。

ちなみにこのフライ、ウィングのラビット・ストリップに幾分張りがあると、トレーラー・フックが垂れ下がらず、止水でも十分使用出来るように思えた。
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                String Leech
Hook : Gamakatsu S11S-4L #6 (ベンド以後をニッパーでカットし、角をやすりで研磨)
Weight : 0.25をお好みで数巻き
Trailer hook : Gamakatsu 管付チヌ 5号
Loop : 30lb Backing line
Head : Caps Cone-Head (M)
Collar : Medium krystal hackle black
Wing : Rabit strip purple(or black)
Topping : Flashabou pearl
Throat : Spey hackle purple(or black)
Body : Original blended dub purple(or Ice dub peacock black)
Rib : Round gold tinsel

 * ラビットストリップのスキンが厚い場合は、カミソリのような物で少しスキンを削ぐと、
   ラビットストリップの動きがさらに良くなるように思う。ただし削ぎ過ぎると、苦労して
   スキンに通したバッキング・ラインが、スキンが破けて抜けてしまうので加減が必要。
 * ラビットストリップにはニードルで穴を開け、そこにスレッダーを使用してバッキングライン
   を通す。
 * トレーラーフックにバッキングラインを通す時、私は余ったコパーワイヤーを3cmほど
   カットして真ん中で折り、それをスレッダー代わりにして使用している。
 * トレーラーフックは、お好みのフックで良いが、個人的にはストレート・アイのフックが
   適しているように思う。

by d-yun5-fly-elise | 2007-03-28 21:24 | 私的FlyTyingの愉しみ | Comments(8)
2007年 03月 27日

<Vol.426>細雪

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いつの間にか、湖畔には水墨画のような冬景色が広がっている。
カサカサとレインジャケットのフードに当たる乾ききった音がそっと僕の耳にも響く。
モノトーンに染まった支笏湖に、細かい春の雪が降っていた。

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キャストしたフライが静かな湖面に着水すると、手元のランニングラインを数回手さぐり、
すべてのものを一直線にする。
そして、「カウントダウン」。
ゆっくりと押し寄せてくる柔らかい波に揺られて、湖水に立ちこんだ僕の身体が前後に振幅するのにシンクロさせて。
目を閉じると、耳元で静かな潮さいの音が聞こえる。
指先がかじかむぐらい寒いのを省けば、夏の穏やかな海の浜辺にでも佇んでいるような音色である。
本当に穏やかだった。

何度かハッとするような鱒のライズも見かけたけれど、結局最後まで支笏湖のドラマが幕を開ける事はなかった。
早春の雪景色の支笏湖。
湖水に佇む友人の姿。
相変わらず細かい雪が降っていた。

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by d-yun5-fly-elise | 2007-03-27 20:48 | fly fishing | Comments(2)
2007年 03月 25日

<Vol.425>雨の香りと水の香り

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日曜日の雨上がりの本流は、柔らかい霧のベールに包まれていた。

ミスト状の霧雨が僕のレインジャケットに纏わりつき、春に感じる雨の香りがする。
それはどこか懐かしい香りでもあり、もしかしたら、人を優しくさせるものなのかもしれない。

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昨夜から降り続いた雨のせいで、本流は若干その水位を上げていた。
このところの春めいた天候は、さらに本流に冷たい雪代を注ぎ込んでいる。
スペイロッドを片手に本流の畔に佇むと、どこかキュッと引き締まり、
ゆっくりと息をすると鼻がツ-ンとするような流れる水の清らかな香りがした。
不思議なもので、この感覚を感じることが出来るだけで、
僕にはここに来た甲斐が十分あるような気がしたりもする。

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期待がなかった訳じゃない。
最初のプールを半ばまで下った辺りだろうか。
「グゥン、グゥン」
Type6のティップの先に結んだ今日のフライが本流の流れを横切り、
下流に流しきった辺りで鱒がフライをテイクした。
これには正直、不意を突かれた。
なぜなら、ちょうど先行者がこのプールを流しきり、本流の土手沿いを戻る途中で、
僕が「どうでしたか」と、彼とちょっとした挨拶みたいなものを交わしていた最中だったから。
「アタリ、ないですね」と、互いにお決まりのフレーズを発している最中に、
あまりにもタイミングよく「グゥ、・・・、グゥン、グゥン」である。

砲弾型の全くもって無駄のない筋肉質なアメマスだった。
アメマス独特の白い斑点が少し小さめなのが、さらにその野性味溢れる精悍さを増していたのかもしれない。

アメマスを本流の流れに戻すと、いつの間にか霧のベールは解け、
流れる雲と共に、早春の青空が顔を覗かせている。
いつの間にか雨の香りは何処かへと姿を消してしまっていた。

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今日のフライ: Separate Hook Wooly Bugger Long Tail (Bead-Head)

by d-yun5-fly-elise | 2007-03-25 23:36 | spey fishing | Comments(10)
2007年 03月 24日

<Vol.424>Bar Spey

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OBIHIROの街の中にひっそりと佇む小さなバー、「Bar Spey」。
薄っすらと辺りが浮かび上がるギリギリの明るさの店内に、静かに女性ボーカルのJazzが流れる。
先週の土曜日、僕らは並んで椅子に腰掛けて、まず最初にギネスビールをオーダーした。

言葉数の少ない物静かなマスターが、「レゲェが好きなんですか?」とさりげなく僕に尋ねる。
きっと彼がそう尋ねたのは、僕が洒落っ気でオービスのラインバスケットにラスタカラーのテーピングを施しているからだろう。
知らないうちに、バーの中に流れるBGMはレゲェの曲を今風にアレンジした曲にさりげなく変わっていた。

「マスター、僕はご機嫌なジャマイカ・レゲェも大好きなんだけれど、実はそんなに詳しくはないんだ。でも、どちらかというとディープなUK.ダブの方が好きなんだよ」、そんなことを心の中で呟きながら、「ええ、まぁ」と答えて、2杯目のタリスカーをオーダーしている僕がいたりする。

これでまた、道東を訪れた際にゆっくりとまどろめるスペースが一つ増えた。

それにしてもマスターのJockさん、フィールドで会う時と随分と雰囲気が違うんじゃないの(笑)。
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今日のBGM:Disciples / Almighty Dub

by d-yun5-fly-elise | 2007-03-24 14:43 | slow fishing | Comments(2)
2007年 03月 21日

<Vol.423>アメマス・フォト紀行・・・雪上の足跡

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いくら今年の冬が暖かかったとはいえ、いつもの本流の土手沿いの北側の斜面には、
長かった冬の名残を惜しむかのように、たくさんのシャーベット状の深雪が厚く残っていた。
頭上近くまでに昇った早春の太陽の光を浴びて、それはキラキラと瞬く。

そんな雪の上には数多くの気の早い釣り人の足跡が。
そして同じように気の早い僕らも、一つ、また一つと雪の上に足跡を残していく。

春分の日の名にふさわしい春めいた穏やかな一日。
本流にそよぐ柔らかい早春の風を感じながら、
ゆっくりと一日、スペイロッドを振りながら、友人達と本流で過ごした事。

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                   original photo by Mr.SHU
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                    original photo by Mr.SHU
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久しぶりに見る、本流レインボーの跳躍。
それは傾き始めた午後の太陽の斜陽を浴びて、瞬くように美しかった。
「あっ!」
ダーク・オリーブのルアーロッドを手にした友人は、とても残念そうだったけれど、
なぜか顔は笑っていたんだ。

冷たい本流の流れを横切るスイングの途中で、僕のロッドにも押さえ込むような鱒のテイク。
少し柔らかめのスペイロッドが、冷たい流れも手伝って、これまで以上に柔らかい曲線を描く。
セパレート・フック・タイプのビーズヘッドの黒いウーリー、ロングバージョン。
冷たい流れの中でユラユラと揺らめく黒いテールに惑わされたのか、
いつもの本流の底近くでじっとしていたアメマスが、早春の誘いにのってくれた。

色白のプりっとしてグラマラスなボディーのアメマスが、友人の差し出すネットに収まった。
そしてそのボディには、雪上に残された釣り人の足跡のような大きな白い斑点がいくつも。

オレンジ色の夕暮れ迫る本流の土手の道すがら、
僕らは雪上に残された釣り人の足跡の上を、さらに一歩、また一歩と、ゆっくりと踏み重ねた。
きっとこの足跡の一つ一つには、その日の釣りのいろんな想いが内包されているんだろうなぁと思いながら。

by d-yun5-fly-elise | 2007-03-21 23:58 | spey fishing | Comments(8)
2007年 03月 20日

<Vol.422>支笏湖ブルー

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紺碧の支笏湖ブルーに鮮やかなオレンジ色のランニングラインが吸い込まれていく。
あぁ、なんて美しいコントラストなんだろうか。

幾分水位が下がり、歩きやすくなった湖畔をゆっくりとロッドを片手に歩む。
時々何かを見つけては、ふと立ち止まる。

これも春の兆しなのだろうか。湖畔に育つ柳の木の芽が微かに膨らみかけていた。
銀色の真綿のような産毛が見え始めるのは、もうすぐそこ。

河口に着くまでに、レインジャケットの下に着たフリースの背中の辺りからジワーッと汗ばむのを僕は感じる。
これももしかしたら早春の兆しなのかもしれない。
そんな火曜日の午後の支笏湖。
風はこの上なく穏やかだった。

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15feetのロッドにType2のシューティング・ヘッド。
それに、1Xのリーダーの先には小さなビーズヘッドを載せたオリーブカラーのウーリー。
こんな小さなフライでも、支笏湖の鱒はちゃんと見つけてくれるのだろうかという一抹の不安を胸に、僕は穏やかの湖面の上でキャストを繰り返す。

やがて南寄りの風が北風へと変わり、季節が早春から冬へと逆戻りした。
次から次へと打ち寄せる波。プラスチック製のラインバスケットに容赦なく当たる波飛沫。
様々な表情を見せる支笏湖に翻弄させながら、とうとう僕にもその瞬間がやってきた。
「グゥゥン」という、ゆっくりとリトリーブするオレンジ色のランニングラインを通じて伝わる押さえ込むような重量感のある鱒のテイク。続けざまに伝わる「グゥン、グゥン」という鱒の躍動感。
久しぶりに胸が高まるのを感じる。
そして、次の瞬間、オレンジ色のランニングラインから伝わるすべてのものを失った。

僕の目には、ロッドティップからスーっと一直線に伸びる鮮やかなオレンジ色のランニングラインが、何事もなかったように紺碧の支笏湖ブルーの湖水に吸い込まれていくのが、まるで何かの名残惜しい残像のように映るのだった。

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by d-yun5-fly-elise | 2007-03-20 21:57 | fly fishing | Comments(4)
2007年 03月 19日

<Vol.421>Muddy Water

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Muddy Water。
濁りの入った身を切るような冷たい本流の流れ。
それはある意味、近付き始めた春の兆しでもあるわけで・・・。

そんな早春の十勝川本流で2日間に渡り友人達とスペイロッドを振ったこと。

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雪をいただいた冬山が朝日を浴びてオレンジ色に輝いていた。
土曜日の早朝の空は、どこまでも青く晴れ渡り、空気は身を切るように冷たい。
荷物をいっぱいに積み込んだ車は、乾いた淡いグレーのアスファルトの上を、なめらかに滑る。
目指す本流まではもうあと僅か。

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川面に映る白い雲が、時の流れと共に、ゆっくりと動いていた。
静かなる時間。
何時訪れてもおかしくないあの瞬間を求めて、僕らはスペイキャストを繰り返す。
そう、あの瞬間を求めて。

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スペイキャストを覚えて間もない友人の、14feetのロッドがグゥン、グゥンと撓る。
岸辺に跳ねる本流アメマスの身体が、十勝の遮る物を知らない太陽の日差しを浴びて、
キラキラと眩しいぐらいに輝いていたんだ。
まるで濁った本流で、やっと探し当てた砂金のようにキラキラと。

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穏やかに時は流れていく。優しい十勝の風と共に。
春の陽気とまではいかないけれど、すこぶる気分は良かったんだ。
相変わらず、僕のフライにアメマスは見向きもしないようだけれど、
まぁ、こんな鱒釣りも良いものだと思う。

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それでも、何匹かのアメマスが僕のフライを気まぐれに咥えてくれた。
もしかしたら濁った流れの中で、やっと探し当ててくれたのかもしれない。
Muddy Waterに浮かぶ赤褐色のそのボディ。
それは、早春の太陽の光を浴びて、いつもより眩しく僕の目には映った。

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by d-yun5-fly-elise | 2007-03-19 21:47 | spey fishing | Comments(14)
2007年 03月 16日

<Vol.420>Power

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言葉はいらないと思った。
野生のアメマスの全身にみなぎる力強さを感じた、2枚の写真。
こんなアメマスに、また出会ってみたい。

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by d-yun5-fly-elise | 2007-03-16 23:38 | slow fishing | Comments(4)
2007年 03月 13日

<Vol.419>River Airport

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火曜日の午後、なぜか訪れてみたい川があった。

その名は、リバー・エアポート。

何も遮るものがない、茫洋とした風景の中を、緩やかに蛇行しながら流れる川。

釣り人の視点で言えば、ブラウン・トラウトの棲む川でもある。

白鳥の物悲しい鳴き声と共に期待がなかったわけじゃない。

川に近づくにつれ、強烈な横なぐりのブリザード。

流れる雪にめまいに近いものを感じながら、すべてが白一色に染まっていく。
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濃いオリーブ色のゆったりとした冷たい流れの中で、幾度かのライズ。

でも、そのライズの主は、大きなマルタ・ウグイ。

やっぱり君かと、フックを外し流れに戻す。

そして僕は、何かの一連の行為を、もう一度最初から始めるかのように、リールからスペイラインを引き出した。

空が少し明るくなり、視界が少し広がり始める。

不思議な安堵感が、僕の中でほんの少しだけ灯った。
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by d-yun5-fly-elise | 2007-03-13 19:41 | spey fishing | Comments(6)