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札幌市在住Yunの北海道をメインフィールドにしたスカジットキャストによる釣行記。
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<Vol.561> 極東の本流アメマスに出会いに行く
今日のBGM : Jack Johnson / Sleep Through The Static
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季節の針がいつもの年よりも少しばかし早く進んでいるなと肌で感じる4月も後半に入った週末だった。僕らは以前から春に是非とも出会ってみたいと思っていた極東の沼のアメマス達に出会いに行く。
でも、残念ながらそこはアメマス達の悲しみで包まれていた。
水深の浅い濃い黄土色の沼の底に横たわる沢山のアメマス達の白いお腹。
大きいものから小さいものまで。
それはとにかく何の飾りっ気のない、あるがままの姿で佇むそのフィールドに不釣合いなものに思えたし、本当に悲しみと悲哀に満ちた光景だったように思う。
あと味が悪かった。まるで知らずにジャリっと砂を奥歯で噛み潰したような気分である。


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もうひとつ、是非ともこの時期に訪れてみたいフィールドがあった。
それは極東の本流、別寒辺牛川。
ここにも見事なぐらいに茫洋とした景色が佇んでいる。
僕らはそんな極東の本流のアメマスに出会いに行くとことにした。
ローカル列車がその存在を忘れかけた頃に甲高い警笛を吹き鳴らしながら通り過ぎていく線路沿いをお気に入りのスペイロッドを担いでトボトボと歩く。
気分はまるで初夏の心地良い日差しを浴びながら歩く旅人の気分。
背中のあたりがジワーっと汗ばむのを感じながら、
それにしても、ずいぶんと遠くまで来たものだと僕はつくづく思う。


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もしかしたら、僕らは早朝の釣りとしては絶好のタイミングを逃したのかもしれなかった。
潮の満ち引きの影響をダイレクトに受けるこの河口域での釣りに僕は少し戸惑う。
それでも時々本流筋ではドキっとするような本流アメマスの鮭稚魚へのボイルが見られた。
ぬかるんだ泥炭状の川底に足を滑らさないように注意を払いながら、STS(SI)をモディファイしたボディにType3のティップを繋げたシューティング・スペイのラインでペリーポークやスネークロールを繰り返す。
これが実に難しかった。つまり早春の十勝川でのアメマス釣りを彷彿させるようには上手くいかず、なかなか僕がイメージする通りに極東の本流アメマスには出会えないのである。


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友人達のロッドが極東の本流アメマスの持つ力強さで美しいカーブを描くのを横目で見ながら、ティップをクリアーのType1にチェンジしてみる。
そしてオリーブ色のフライが着水して少し沈んだあたりでリトリーブを開始してみた。
どうやらこれが功を奏したようで、それからは遠路はるばるこの極東の本流を訪れて良かったと思えるぐらいに春を迎えた本流アメマスの持つ力強さを存分にロッドを通じて感じさせてもらったと思う。
道路脇にはところどころに残雪が見えるこの東の果ての地でも、この日の風は心地良いぐらいに春を感じさせるものだった。


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極東の地での2日目。
別寒辺牛川は風が吹き止み、この地方独特の濃い霧に包まれていた。
グレートーンの霧の世界にぼんやりと浮かび上がる沢山の釣り人のシルエット。
それはまるで自分の周りを取り囲む世界をギュッと押し狭くしたように感じられ、不思議な感覚を僕に呼び起こす。
ソフトにくるまれた静寂さの中で本流がその存在を消し去るかのように静かに流れる水音、水鳥達の羽根音、ルアーの着水音、フライラインの音色、アメマスの立てるボイル音、それに姿の見えない釣り人の笑い声が複雑に反響しながら絡み合ったのだった。


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不意にオレンジ色のフラットビームを小刻みにリトリーブする指先に感じる強靭な野生の力強さ。オリーブ色のフライを咥えたアメマスは一気に下流へと疾走する。
霧が晴れ始めた本流にセント・アイダンの悲鳴にも似た逆回転音が響き渡った。
甲高い美しいリールの音色と本流アメマスの立てる水飛沫音。
僕にとっては充分過ぎるぐらい長いひと時、グッドサイズのアメマスとのやり取りを楽しんだ。
精悍な表情のアメマス下顎からフォーセップでフライを外し、そっと極東の本流へとリリースする。ゆっくりとその姿が薄っすらと黄土色に染まる本流の水の色の中に同化していった。

僕の頭の中では、最近のお気に入りのJack Johnsonの気負いのないどこかのんびりとした歌声とそれに上手く調和したギターの音色とが響いている。
春らしい陽気の下で出会った沢山の極東の本流アメマス達。
来年の今頃、きっとあのどこか懐かしさを感じさせるゴッコ鍋が食べたくなったら、またこの地を旅する旅人になっているんだろうなと思った。


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                  original photo by Mr.としー
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by d-yun5-fly-elise | 2008-04-21 23:48 | spey fishing