The name of this fly pattern is the "Interaction(インタラクション)".
タックルマックのブラス製のコーンヘッド、5mm。
海釣り仕掛け用の硬質カラミ止めプラスチックチューブ(1.5mm&0.8mm)、
手に入れやすいラビットストリップ、
2色の色の異なるUVポーラーシェニール、
スードゥーヘアのダビングツイスト、もしくはマラブーやスペイハックル、
などの組み合わせ。
最近の僕の中でのイチオシのフライパターンかな(笑)。
まずは来シーズンの本流レインボーをイメージしてウィーリーガン風に。
チューブフライのタイイング用の安価なデバイス、アタッチメントに約30mmの長さにカットした1.5mmのプラスチックチューブと約18mmの長さにカットした0.8mmのプラスチックチューブを差し込む。
1.5mmのプラスチックチューブの先端は斜めにカット。
8/0のスレッドで下巻きを施し、プラスチックチューブの接合部分に瞬間接着剤を少量染み込ませる。
ちなみに瞬間接着剤は100円ショップのもの。
プラスチックチューブの接合部分のあたりに、0.025のリードワイヤーを約5回転ほど巻きつけ、スレッドでしっかりと固定する。
タックルマックのブラス製のコーンヘッドはとにかく薄くて軽いのでウエイトを加えているが、ある程度重量のあるUOSOなどの他社のコーンヘッドの場合は、お好みでウエイトを加えなくてもよいのかもしれない。
ラビットストリップのリブ用にソフトワイヤーのゴールドMサイズをプラスチックチューブの後端に巻きとめる。
スレッドにお好みのダビング材をよりつけ、リードワイヤーの後ろまで巻きとめる。
今回は黒のスードゥーヘアの余りに少量のメタリックなダビング材をブレンドして使った。
お好みのカラーのラビットストリップの先端をちょうどリードワイヤーの上あたりに巻きとめる。
水で濡らしたラビットストリップのファイバーをニードルでスプリットし、ゴールドのソフトワイヤーを3回転させてラビットストリップを固定する。
ゴールドのソフトワイヤーでスプリットしたラビットストリップを等間隔にリブして、ラビットストリップをプラスチックチューブに固定する。
ゴールドのUVポーラーシェニールを巻きとめ、2回転ハックリング。
さらにその前方にホットオレンジのUVポーラーシェニールを2回転ハックリング。
お好みのメタリックなフラッシャブーを数本両サイドに巻きとめる。
お好みの色に染められたゴールデンフェザントティペットを先端から巻きとめる。
スレッドで固定したあと、シザースの刃でファイバーを折っておくと次のハックリングが楽になる。
ゴールデンフェザントティペットをハックリングし、スレッドでしっかりと固定する。
今回は黒のパルマーシェニールを2回転ハックリング。
お好みのカラーのスードゥーヘアを適量切り出し、余分なファイバーを指で取り除いたあと、歯ブラシでファイバーをならしておく。経験的にスードゥーヘアはブレンドしない方が色合いがきれいになる印象。
ダビングワックスを使い、ダビングループに用意したスードゥーヘアを挟む。
シザースで余分なスードゥーヘアをカットする。
ツイスターを使ってダビングツイストし、ニードルと歯ブラシでスードゥーヘアのファイバーを整える。
スードゥーヘアのファイバーを後方に向けながらハックリングし、しっかりとスレッドでとめる。その都度、指でマテリアルの根元を後方へギュッと押し込んでおくと、隙間が出来にくい印象。
ファイバーが長めの黒のコックフェザントランプを3回転ハックリング。
さらに片側のファーバーを取り除いたギニヤを3回転ハックリングしてフィニッシュ。
タックルマックの5mmのコーンヘッドをプラスチックチューブの先端から差し込み、2~3mmほど残して余りをカット。
ライターの火で慎重に炙ってプラスチックチューブを溶かす。
最後にプラスチックチューブにチヌ針5号を差し込み、ラビットストリップをカットする。ラビットストリップの後端はV字状にカットしておく方が動きは良いのかもしれない。
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