あの何ともいえない鈍くて重い感触。大きなニジマスのように「グゥン」とか「ズシッ」とかいう衝撃的な重い感触ではなく、リトリーブしている手に伝わる、あれ、なんか変だなぁという感触。これって、カラフトマスや鮭に独特なバイトだと僕は思う。なぜかしらちょっとだけ物足りなさを感じてしまうのは僕だけだろうか。そんな事を知床の海岸で思った。
先日の知床でのドシャブリの雨の中、とうとう僕のレインジャケットが使い物にならなくなってしまった。6年近く使っているからそろそろ限界なのかもしれない。所々日焼けして変色しているところもある。最近は、いくら防水スプレーをまんべんなく吹き付けても、数回使えばほとんど効果を失なってしまい、お陰で雨の日の釣行には、必ず着替えを用意しなくてはいけなくなってしまっていた。そんな僕のレインジャケットを知床から帰って洗濯したら、とうとう袖口が数センチ破けてしまった。一時凌ぎとしてアクアシールかガムテープで修繕と思ったけれど・・・。
そんな訳で、とうとう今日、アウトレットショップで新しいレインジャケットを買ってしまった。僕にとっては高い買い物。出来る事なら10年は持たせたいと考えた。これで、ドシャブリの雨の中でも濡れる事を気にせずに釣りが出来るかな。でも、出来ることならこれの出番がない事を願っている。でも、実は雨の中の釣りって、周りの音というか余計な刺激が雨音にかき消されて、釣りそのものに集中出来るから僕は好きなんだよねぇ。
今日のBGM:Bill Evans Trio/How my heart sings!