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札幌市在住Yunの北海道をメインフィールドにしたスカジットキャストによる釣行記。

by d-yun5-fly-elise
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<   2013年 10月 ( 6 )   > この月の画像一覧
<Vol.977> sugiさんからの写真
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先週の土曜日に朱鞠内湖のアオイ島でご一緒させていただいたsugiさんから、後日4枚の写真を送っていただいた。これまでもフィールドでご一緒させていただく友人達から、時には写真だけでなくサカナとのやり取りの最中の動画を撮ってもらう事はあったけれど、連続した写真をいただくのは久しぶりのことだろうか。なんだかちょっと嬉しかったので、Photoshopで少しだけ写真を加工してみる。そういえば写真を加工しながら、イトウをランディングする時に僕のチープなフォールディングネットではイトウの尾ビレが入りきらず、一瞬ヒヤッとしたのを思い出した。これもひとつの思い出なのだろうけれども、ツーハンドのロッドを手にしてサカナをひとりでランディングする時は、柄の長いフォールディングネットがやっぱり便利かもしれないと思ったかな。
sugiさん、写真を送っていただき、ありがとうございました。

P.S.最近は少しずつ今シーズンのアメマス用のフライを巻いている。あまり興味はないかもしれないけれど、今度機会があればここで紹介できればと思っています。
そういえば最近Hardyからリリースされた英国製のBouglé Heritageは、なかなか良い雰囲気をかもし出しているように思う。ちょっと気になるところだろうか(笑)。


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イトウのトルクフルな力強さで、マイザーMKSのバットがグイグイと絞り込まれる。


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そろそろかなと頃合を見計らって、ジャケットの背中からフォールディングネットを取り外す。


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少ししゃがんで、なんとかネットイン。実はこの時が一番ドキドキ、慎重になるだろうか。


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イトウの重さで少し曲がったネット。よく見ると、僕はやっぱり笑っていた(笑)。


今日のBGM(1) : Kruder & Dorfmeister / Jazz Master [K&D Session]



今日のBGM(2) : Kruder & Dorfmeister / Tango - Spellbound



今日のBGM(3) : Kruder & Dorfmeister / Shakatakadoodub



今日のBGM(4) : Bomb The Bass / Bug Powder Dust (Kruder & Dorfmeister Session)



今日のBGM(5) : Kruder & Dorfmeister - Useless [Depeche Mode Ver.] [The K&D Sessions


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by d-yun5-fly-elise | 2013-10-29 20:33 | slow fishing | Comments(4)
<Vol.976> 曖昧な記憶 / 朱鞠内湖の秋のイトウ
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朱鞠内湖の秋のイトウに久しぶりに出合った。
でも、なぜか出合った瞬間とその前後の記憶が僕の中で曖昧だったりする。
記憶の中ではっきりしているのは、グゥーンという角のとれた鈍重な衝撃が訪れたのが、アトランティックサーモンSH(S2/S3)とリッジ・ランニングライン(20lb)の繋ぎ目にあるラインのよじれ防止用の小さなスイベルがトップガイドを通過する前だったことぐらいと、岸際に寄せてからのイトウの躍動感が思ったよりもトルクフルだったことぐらいだろか。


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台風に伴った秋雨前線の影響で、本流レインボーのシーズン終盤にもかかわらず、北の本流への釣り旅は残念ながら次週への持ち越しとなった。雨で濡れたアスファルトを北上し、秋の朱鞠内湖へと向かう。渡船の出船時間は朝の6時。前浜の駐車場で偶然お会いしたsugiさんと船から降り立ったのは朱鞠内湖に浮んだアオイ島という小さな島。漁協の中野さんに「あの木のあたりとこのあたりもポイントのようです。杉坂さんによるとティップをタイプ3にしたスリーセクションのラインで、カウントダウンは20ぐらいだそうですよ。今日もMAXですから、迎えは夕方の4時半頃ですので、一日頑張って下さい」と簡単なアドバスもらう。


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期待していたことが何も起こらないまま時間だけが過ぎていく。南寄りの風で風裏となる湖面は細かく小波立ち、時折り山吹色に紅葉した針葉樹の葉がそんな湖面にユラユラと風に舞いながら何枚も落ちていった。今日はなぜか不思議と車の音などの人工音が何一つ聞こえてこない。ただ息遣いのように吹く風と打ち寄せる波の音が静かに耳に届くぐらい。曇り空のずっと高いところを白鳥の群れが飛び去っていった。キャストとリトリーブという単調な繰り返しに、僕はとうとう睡魔に負けて湖岸で小一時間ほど意識を失ったかのように眠り込んでしまった。秋のイトウとの出合いはそんな眠りから覚めてしばらくしてからのことだったと思う。


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マイザーの14フィート、7/8番、MKSに10/11番(590gr)のアトランティックサーモンSHの組み合わせ。短くなった1Xのテーパーリーダーの先には2.5号のフロロのティペットを継ぎ足し、その先には#2番のストリーマーフックにシルバーのUVポラーシェニールをパラっと巻いた細身のオリーブゾンカー。沈んだ切り株やかけ上がりの岩に引っかかっていくつもフライをロストした。根掛かりした時はランニングラインを握るのではなく、腕に数回ラインをグルグルと巻いて引くようにしている。その方がランニングラインのコーティングにトラブルが発生することが少ない印象なのだけれども。
岸際に一度寄せてからイトウの力強さが本領発揮となった。レインボーほどのスピード感はないけれど、そのトルクフルなパワーで何度もMKSのバットはのされてティップは水面に突き刺さろうとする。ワカサギが産卵のために岸よりしている春のイトウと比べて、もしかしたら少し痩せていたのかもしれないけれど、無駄のない武骨な美しさ。きっとこれから冬に向けて少しずつ太っていくのだろう。すっかり飲み込まれてしまったゾンカーをフォーセップで外すと、イトウはあっという間に湖水の中へと消えていった。
午後から迎えの船が来るまで、ひたすらイトウが回遊してくるのを信じてキャストとリトリーブという単調な行為を繰り返えしたけれど、グーンというアタリっぽいのが1回のみ。今回は午前中にイトウの顔が見られただけでラッキーだっただろうし、朱鞠内湖での秋の釣りは春と比べてもさらに釣れない釣りへの忍耐力が求められるような気がするのは僕だけだろうか。

ところで最近は止水での釣りの場合ラインバスケットを極力使うようにしている。ラインバスケット自体があまり好きではないし、手繰ったランニングラインを指できちんと処理すれば特に必要としないのだけれど、でもやはりあった方が飛距離が伸びるし、ランニングラインのトラブルが少ないように思う。それに眠たくなったら湖岸でのうたた寝の際の枕にもなるしね。

P.S.帰りの前浜でyanbaidesuさんに再会し、彼の下に届いたRiverwatchのバンブースペイロッド#6/7番を見せてもらう。次回は明るい時間にロッドをじっくりと見せてもらって、さらにラインを乗せて振らせてもらいたいものだけれど、これはちょっと危険な香りがするのだが・・・。どうやら今回は見なかった事にしておいた方が無難なような気がする(笑)。


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今日のBGM(1) : Trentemoller & Paul Kalkbrenner



今日のBGM(2) : TRENTEMOLLER FEAT. ANNE TROLLE / EVIL DUB



今日のBGM(3) : Fritz & Paul Kalkbrenner / Sky and Sand (Original Mix)



今日のBGM(4) : Paul Kalkbrenner / Mad World



今日のBGM(5) : Tears For Fears / Mad World



今日のBGM(6) : Trentemoller + Massive attack / Miss You (Teardrop Mix)



今日のBGM(7) : Trentemoller / Always Something Better (Trentemoller Remix)


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by d-yun5-fly-elise | 2013-10-27 17:02 | spey fishing | Comments(14)
<Vol.975> Autumn vacation
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グゥンという重い衝撃のあとレインボーは大きく横っ飛びに川面の上を跳躍し、
最初の疾走と共に硬質な音色で奏でられるカスカペディアの逆回転音を耳にした。
2回目の疾走で、なんとか首から提げたカメラのシャッターを押し、
そして3度目の疾走が止まったところで、何ともいえない違和感と共にラインからテンションが失われた。


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いつもの僕の遅い夏休みが、今年は少し遅れて秋休みになってしまった。フィールドのコンディションが良いことを期待して1ヶ月以上も前に休みの日程を決めてはいたのだけれど、数日前には北海道のすぐ下を台風から温帯低気圧になった大きな雨雲が通過し、さらにその影響で例年よりも早く山や峠には雪までが降ったから、慌てて車のタイヤを夏タイヤから冬タイヤに履き替えた。


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TVで降雪のニュース映像が流れていた。結局一日フィールドに出掛けるのを遅らせて、木曜日の深夜に札幌を発つことにする。グッと気温は下がり、それと比例するかのように夜空には星たちが眩いばかりに輝いていた。そんな訳で本流での釣りは難しく、先週とは逆のルートを巡ることになり、まずは秋の始まりの屈斜路湖から。峠のアイスバーンでは、ちょっと運転にヒヤヒヤしただろうか。


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屈斜路湖ではMeiserのS2H14067MKS、the Water Godにアトランティック・サーモンSH、#9/10、S2/S3、590grainの組み合わせ。3Xのテーパーリーダの先には#2番のストリーマーフックに巻いたオレンジボディの黒のゾンカー。そんな僕はかれこれ一日半屈斜路湖のオサッペ周辺を彷徨っただろうか。風もほとんど吹かず、穏やかな湖面が広がるフィールドでは、やはり釣りの方はなかなか難しかったりするのかもしれない。頭上を通り過ぎていく白鳥達の姿を眺めながらキャスト&リトリーブを続けたけれど、カウントダウン後の数回目のリトリーブでレインボーっぽいアタリが2回あっただけだった。
屈斜路湖では久しぶりにMADさんや斜里のSさんに偶然お会いして、MADさんとは夕食に弟子屈ラーメンをご一緒する。ラーメンの方も予想通り美味しかったけれど、冬のフィールドの話やGW頃の十勝川のアメマスの話が興味深かっただろうか。北の本流へ移動する途中では、やはり上川町でよし乃の味噌ラーメンも食べたから、なんだかラーメンばかり食べていた僕の秋休みだったような気がしないでもない。


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ほとんどキャンプしている人を見かけない物寂しさが漂うキャンプ場でひとり夜を過ごす。まずはビールで喉を潤し、次にヒーターで温めたお湯で割ったホットバーボンを飲んだ。ランタンの明かりを眺めながら、ゆっくりと今日一日をふり返り、そして明日のことをじっくりと考える。北の本流は水位は高いものの、ゆっくりと濁りは落ち着き始めているようだ。気温は0℃近くとかなり冷え込んでいるので、厚着をしてシュラフにもぐりこむ。


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朝靄に包まれた北の本流が僕を出迎えてくれた。
MeiserのS2H14078MKS the Fire Godにスカジットコンパクト・インター、600grainとタイプ8のティップの組み合わせ。3号のティペットの先にはホットオレンジ塗られたブラス製のコーンヘッド仕様の黒のチューブフライ。これが今年の僕のE.S.L.パターンだろうか。ダーティーホーやイントルーダー・パターンもきらいではないけれど、時々気付かないうちにフックがボディのマテリアルに絡んでいたりして、フライがスイング中に「今のは?、?」という残念な経験を何度かしたことがあるので、ついついフライボックスの中の信頼しているチューブフライの方に僕は手が伸びてしまうのかもしれない。
きっと遡上してきたサーモンたちの産卵行為もピークに達しつつあったのだろう。スイングの終わりかけに誘いを入れるようにリトリーブすると、グゥンという衝撃がランニングラインに伝わる。日曜日の最初に出合った鱒はサーモンの産み落としたエッグを飽食したのか少しお腹がふっくらと膨らんだアメマスだった。水温が下がり始めるとアメマスに出合うことが多いと聞くから、本流レインボーのシーズンもそろそろ終盤なのかもしれない。そんなことを考えながら少しずつステップダウンしていくと、アメマスの時と同じような出合い方で冒頭のレインボーが僕のフライを見つけてくれた。下流へとリールの逆回転音を奏でながら猛烈なスピードで疾走していくのは、何度味わってもどこにそんなパワフルさを持ち合わせているのかと思えてしまう。重々しくジャンプした姿はお腹がポッコリと膨らんだLサイズ半ばのレインボーだった。
さらにフィールドをステップダウンし、少し流れのスピードが落ち着き始めた深みだっただろうか。スイングしていたフライが突然フッと止まる。根掛かりでもしたかとロッドを煽ると、サカナは一瞬の間をおいて、猛烈なスピードで下流へと疾走していった。バットからグンニャリと曲がるロッド、カスカペディアのブレーキはティペットが切れるギリギリまで絞り込んだ。もしかしたら僕にとっては初めてのLLLサイズかとドキドキ、ハラハラ、心臓がいつにも増して苦しくなる。でも途中から「?、?、?」。案の定、やはりというかオスの遡上系のスレ掛かり。そっとリリースしたけれど、やはりこれには心底参ったかな。
朝靄が次第に姿を消すと、本流には秋の色が舞い戻ってきた。

                                        68.49→68.39


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今日のBGM(1) : Massive Attack / Better Things



今日のBGM(2) : Massive Attack feat. Hope Sandoval / Paradise Circus


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by d-yun5-fly-elise | 2013-10-21 23:03 | spey fishing | Comments(14)
<Vol.974> 10月の連休
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北の大地の本流レインボーのシーズンもそろそろ終盤だろうか。
とりあえずフライ、それにタックルと準備はしっかりとした。
でも、残念なことに10月の連休の天気は、まるで何かの予兆のように不安定そのもの。
友人からのレインボーの写真が添付されたメールが、仕事をしている僕の気持ちをさらにソワソワと落ち着かないもにさせる。実に困ったものだ(笑)。
アスファルトが雨で濡れたハイウェイを深夜に北上したけれど、雲のベールを透かした朝の光に照らされる北の本流は、残念ながらサンドベージュに濁り始めていた。
とりあえずひとつのポイントを釣り下ったけれど、期待していたグッドサイズの本流レインボーからのコンタクトはノーバイト。時間と共に、さらに濁りは増し始める。


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オホーツクの小さな山上湖は、工事で水が抜かれて釣りにならないという話なので、オホーツクの本流へと移動した。
僕もアングラーの端くれだから、やはり新しいロッドが届くとついフィールドで使いたくなってしまう。だから10月の連休中は、ずっと届いたばかりのマイザーのMKS、#6/7番で通した。
雨の影響がほとんどないオホーツクの本流だったし、遡上してきたサーモン達の後ろにもしかしたらレインボーがいるんじゃないかと期待したけれど、残念ながらこちらもノーバイト。秋色の本流で、ススキの穂が風に揺られてユラユラと揺れていた。


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日曜日は1年ぶりに屈斜路湖に佇み、新しいMKSを使ってキャストした。
ポイントによってアトランティック・サーモンSHのインターとS2/S3を使い分ける。風裏の林道側では、いつものようにウグイ君達に翻弄された。小波立つ湖面に何かしらの生命観はあったのだけれども・・・。
パーキングエリアでの昼食の後は、左からの風がめっぽ強いインレット側へと移動した。
かけ上がりが目の前で、湖面の色がいっきにエメラルドグリーンからコバルトブルーへと変わっていく。湖面は大きく波立っていた。1.5号のフロロのティペット先には#4番のストリーマーフックに巻いたオレンジボディの黒のゾンカー。S2/S3をペリーポークでキャストして、おおよそ20秒ほどカウントダウン、そしてゆっくりとリトリーブを開始する。レインボーがいつか回遊してくることを信じて、そんなことを何度も繰り返しただろうか。まるで水中を漂うゴミ袋にでもフライが引っかかってしまったんじゃないかという鈍重な衝撃は、あまりにも不意だった。コバルトブルーの湖水の中で大きな白い魚体が何度も反転する。ほぼLLサイズに近い鮮やかなブルーバックのレインボーにアングラーの鼓動の速さはさらに勢いづく。それにしても、あともう少しでSHUさんの差し出すネットにランディングというところだった。岸際のレインボーが反転するとバンという衝撃と共にロッドが弾けてフックアウトしてしまう結末。ああ、やっぱりか・・・。でも、久しぶりに静かにエキサイトしてしまった屈斜路湖でのひと時だったかな。機会があれば、また訪れてみようと思う。


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今日のBGM(1) : Rainer Trueby / Ayers Rock



今日のBGM(2) : Rainer Trüby / Welcome To Our World


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by d-yun5-fly-elise | 2013-10-14 17:37 | spey fishing | Comments(16)
<Vol.973> R.B.Meiser S2H14067MKS-4 Custom / The Water God
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僕が最初にマイザーから購入した、NZ製のブランクが使用されていて現行のモデルよりも幾分細身に仕上り、若干バットの張りが柔らかめに感じる14フィート、#6/7番のMKSを親しくしている友人に譲り、同じスペックとしては3本目となるロッドをカスタム仕上げでオーダーしたのは8月も半ばのこと。予想よりも早く2ヶ月も掛からないで新しいロッドが届いたのは秋の気配が漂い始めた10月最初の日曜日だった。


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新しいロッドのコルクグリップの肌触りというものは、どうしてこれほどまでに滑らかで気持ちが良いものなのだろうか、といつも触れながら思わずうっとりしてしまう。あえて言うが、何かしらのフェチではけっしてないのであしからず(笑)。もちろんやがて使い込んでいるうちに、コルクは削れてザラザラとした肌触りとなり、ところどころ虫喰いのように穴が開き始めてしまうのだけれども・・・。

同じスペックの古いMKS(Trouty Orange)と並べてみると、フロントグリップのシェイプも少し違いがあるようだ。そういえば春に送られてきた14フィート、#7/8番、MKS、The Fire Godのフロントグリップも、同じようなシェイプだったような気がする。


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                 The "Fire God" (left)
                 The "Water God" (center)
                 The "Trouty Orange" (right)


新しいロッドのコスメのテーマは、"The Water God"。春に送られてきたロッドのコスメのテーマが"The Fire God"(ちなみにこれはマイザー氏がつけた名前)だったので、今回はブルーを基調にしたコスメという大まかな指定だけで、あとは工房のアートセンスにお任せとした。
写真では分かりにくいけれど、ブランクは全体が黒に塗られている(こちらも指定)。
最近のフェザーインレイにはブルージェイを両サイドにあしらうことが多いのだろうか。これはこれでなかなか良いアクセントになっているように思えた。
バットのラッピングはブルーとグリーン、そしてもうひとつの色(ブラウン?)のグラデーション。さらに先端には白のスレッドが用いられているのも、落ち着いた雰囲気の中でちょっとしたアクセントになっていてなかなか面白い。


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いつもならエッジの効いたシェイプのフロントグリップの先端だけれど、今回は少し丸みのあるシェイプに整えられていた。最初に見たときは、一瞬違和感を覚えたけれど、見慣れてくるとこれはこれで独特で面白いかもとさえ・・・。本当は春に届いた#7/8番のMKSのように、グリップのコルクを全て強度のあるビターチョコレートカラーのラバライズドコルクにしてもらいたかったのだけれど、僕の英語力がいまひとつだからどうも工房には上手く伝わらなかったようだ。


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リールシートのウッドはAmboyna。メタルのカラーはブロンズ。そしてダウンロッキング仕様。こちらもそれぞれを指定。きっとメタル部分は今はピカピカに光っているけれど、使っているうちに少しずつ曇り始めて何とも言えない良い雰囲気をかもし出し始めるに違いない。でも、ウッドの方は水を含むと少し膨張してリールフットが外れにくくなることがあるから、こればかりはフィールドで使用してみないとよく分からない。でもやっぱりこの色合いは落ち着きがあって好きだろうか。


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何かしらの少し厚めのコーティングが施された今回のリアグリップは、まるでウッドのように美しいあめ色に輝いていた。ロッドのスペックによってリアグリップの長さも若干異なるけれど、フィールドでの使用に際して僕は特に支障を感じたことがない。
新しいロッドのデビューはいつになるだろうか。北の本流では#7/8番がメインに使用するロッドだから、やっぱり晩秋の十勝川になるのかもしれない。


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今日のBGM(1) : Toco / Bom Motivo feat. Rosalia De Souza



今日のBGM(2) : Alessandro Magnanini / L'Estate È Qua (feat. Rosalia De Souza)


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by d-yun5-fly-elise | 2013-10-08 22:54 | Custom Spey Rod | Comments(8)
<Vol.972> 秋の週末
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先週と比べても、フィールドは少しずつ秋色に染まり始めていた。
水位が若干下がり始めていた北の本流で、お気に入りのスペイロッドと共に週末を過ごすことにする。ひとりで過ごすキャンプ場の夜も、最近はすっかり慣れてしまったかな。
土曜日は風が強かったけれど雲ひとつない秋の青空が頭上に広がり、翌日の日曜日は、早朝に雨がパラっと降ったけれど、お昼前には風の穏やかな秋らしい一日となった。


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先週の釣行で根掛かりしたフライをランニングラインを張って回収しようとしたら、フライは外れずにタイプ6のティップが途中で切れてしまった。仕方がないので途中からT14を数m程継ぎ足し、即席のティップを作ったのは先週の木曜日だっただろうか。そんな即席のティップが繋がったスカジットコンパクトが流れの緩いプールをゆっくりとスイングしたのは、アングラーの姿がほとんど見当たらないエリアに僕が立ちこんだ日曜日の午前だった。誘いをかけるようなゆっくりとしたリトリーブの2回目にいきなり何の前触れもなくゴンと指先に衝撃が伝わる。


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黒のマラブーとホットオレンジのスペイハックルをミックスしたブラス製のコーンヘッド仕様のチューブフライを咥えたレインボーが本流の上を跳躍する。レインボーは下流へと走らなかったので、余ったランニングラインを急いでリールに巻き込むのさえ、なぜかとてももどかしく感じられる。そしてレインボーは僕の目の前でもう一度大きく華麗にジャンプした。おおよそLサイズのレインボーだった。その体高のある流線型のボディのシルエットが今でも残像のように僕の脳裏に残る。そしてそれを境にレインボーとのつながりが途切れた。


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魚とのやり取りの最中にフックが外れてしまうことを、フックアウトと呼ぶのが正確な表現なのかどうかは、僕にはよく分からない。でも、あえてフックアウトという言葉を使うのなら、そんなフックアウトが週末の北の本流で何かの拍子にパーンとロッドが弾けて4回も起こってしまった。まぁ、こんなことは僕にとってはよくあることだからあまり気にはしていないけれど、やっぱりちょっぴりではあるが残念だったりする。

週末は2つほど収穫があった。ひとつは以前紹介したスカジットキャストでフルシンクのスカンジSHをキャストするに関して、今回フィールドで試してみると、ラインの重さとロッドとの相性がキャストフィールも含めてすこぶる良かったこと。もうひとつは、フィールドから自宅に戻ると、オレゴンのマイザーの工房から8月半ばにオーダーしていた新しい14フィート、#6/7番、MKSが届いていたことだろうか。今回は少し落ち着きのあるコスメだけれど、機会をみて紹介してみようと思っている。これで、かなりハードに酷使して、グリップのコルクもくたびれてきた古いMKS(Trouty Orange)もメンテナンスに出せるかな。

最後に、あまり多くを語るつもりはないけれど、土曜日の本流で見たレインボーの姿はあまりにも気の毒だった。プールの川底に点在する最後の営みを終えたチャムサーモンの亡き骸に混じって、遠くから見てもそんなサーモン達とは明らかに違う姿が・・・。おそるおそる近寄ってみて、僕は愕然とする。普段は夢中になれる遊びとしてそれほど深くも考えずに釣りを楽しんでいるけれど、その一方では意図せぬこととはいえ、こういう側面も持ち合わせているということをもう一度考えさせられたのだった。

                                        68.15→68.12


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今日のBGM(1) : Kraftwerk / Radioactivity (No Nukes 2012, Tokio, Japan)



今日のBGM(2) : Kraftwerk / The telephone call



今日のBGM(3) : 東京クラフトワーク(砂原良徳) / 『The Telephone Call』 Tokyo kraftwerk


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by d-yun5-fly-elise | 2013-10-07 22:44 | spey fishing | Comments(14)