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札幌市在住Yunの北海道をメインフィールドにしたスカジットキャストによる釣行記。

by d-yun5-fly-elise
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<   2011年 11月 ( 7 )   > この月の画像一覧
<Vol.861> 白いシルエットと黒いシャドウ
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沢山の落ち葉に小枝、それぞれにまるで綺麗に輪郭をなぞったように白いシルエットが浮かび上がっていた。目を凝らして見ると、とげとげとした霜の結晶が朝日に照らされてキラキラと輝き続けている。
フワフワ、そしてシャリシャリ。一歩前へと足を踏み出す度にそんな音色というか感触が足元から次々とやってくる。
それが週末を過ごした十勝川での僕の感触というか第一印象。


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身体をくの字に曲げて岸際に立ったアメマスからピーンと張り出した背びれに尾びれ。
秋の大水で出来上がった砂浜にそれらの影が大きく映し出されて、なかなか印象的だった。
いつもの年なら岸際に張り出した薄い氷の上にまるで鏡のように映し出されるそれらも、今年は気温が幾分高く経過しているせいか、11月も終わりに近づいてもなかなか見ることが出来ないでいたりする。


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週末の期待度は120%。でも残念ながら期待していた大きなアメマスとの出合いは最後の最後まで僕が手にするロッドに訪れるということはなかった。友人のひとりは言う。いつもいつも大きなアメマスが釣れるようじゃ、あまり面白くないからねと。確かにそれも一理あるのかもしれない。でもやっぱり正直なところ出合ってみたかったというのがアングラーとしての本音だろうか。週を追うごとに、いやいやフィールドへと足を運ぶ度に、そんな思いが僕の中でジワジワと強くなっていくのを感じる十勝川で過ごした週末だった。


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今日のBGM : jose gonzalez / teardrop

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by d-yun5-fly-elise | 2011-11-28 23:16 | spey fishing | Comments(21)
<Vol.860> 十勝川の日差し
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いつもの時間よりも数時間遅れてまだ夜も明けやらぬ札幌の街を出た。
この日はフィールドで感じる鋭角的な朝日の眩しさを道東道の乾いたアスファルトの上で感じたものだから、なぜか少し新鮮な気分だった。朝日に照らされた高速脇に広がる枯草色と少し色の落ちたグリーンとのグラデーションがひと際美しかったように思う。
そんな水曜日の朝だった。


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ほんの少しだけれどロッドのガイドが凍りつき、ランニングラインをリトリーブする指先にはシャーベット状の氷の塊が出来上がっていた。
岸際には薄い氷がいくつも張り出している。
きっと早朝は放射冷却によってフィールドはかなり冷え込んでいたに違いない。


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この日の夜からは天気が下り坂だというのに、そんな気配は微塵も感じられないような十勝らしい秋の青空が空いっぱいに広がっていた。
風は音もなく吹き、淡いオリーブ色に染まった本流の流れの音色は息を潜めるかのように静かにフィールドへと溶け込んでいった。
残されたのは十勝川の眩しい日差しのみ。


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偶然にも出発前に冬用のブーツタイプのネオプレーンウェーダーにトラブルを見つけてしまったものだから、慌てて秋用の薄手のネオプレーンウェーダーを用意した。おかげで本流にウェーディングしているとシューズの中の足先が本流の冷たさでジンジンと痺れ始め、僕はなかなか釣りそのものに集中出来なかったけれど、時折り忘れかけた頃にスレンダーなボディには不釣合いなぐらい大きな尾びれを持ち合わせたアメマスが顔を出してくれた。


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ふと気が付くと夕日に照らされた僕の影がずいぶんと長く伸びていた。
こんな時間までフィールドで過ごしていると、今度は足先だけでなく僕の指先までもが寒さでジンジンと痺れ始めてしまった。
フィールドからは11月も終盤に差し掛かってやっと初冬の気配が漂い始めてきたのだろうか。カリカリという乾いた音色と共にリールにラインを巻き込むと、指先に残った僅かなシャーベット状の氷の塊が僕にそう感じさせたのだった。
                                         1.97→1.90

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今日のBGM : SWANS - Love Will Tear Us Apart [Hard Drums Version]

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by d-yun5-fly-elise | 2011-11-24 23:21 | spey fishing | Comments(12)
<Vol.859> 晩秋の静寂さ
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川幅の広い十勝川の下流域の流れは不思議なぐらい音もなく静かだ。
その流れの存在も時には釣り人がじっと目を凝らさないと分からないものだったりする。
風の息遣いも遠くから微かに響いてくる程度。小波立つ川面がそっとそれを知らせてくれる。
晩秋の静寂さが僕の周りに広がる。それは限りなく無音に近いものだった。


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僕がティペットの先に結んだのはチャートリュースのマラブーをメインにあしらったコーンヘッド仕様のチューブフライ。お気に入りでもあるCaps社のタングステン製のコーンヘッドは、ゴールドのメッキがボトムや川底の石に当たるとすぐに剥がれてしまうから、蛍光オレンジのエナメル塗料で即席のお化粧直しを施してみる。でもきっとまた剥がれるだろうから、今度は赤のバーニッシュでもまるでルージュのように塗ってみようかなと。


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なぜかスカジット・インターの先にType6のティップを繋ぐか、それともType8の方を繋ぐかでずいぶんと迷った。この流れのスピードではそれほど沈み方に大差はないように感じられたけれど、迷う時は迷うものなのだろう。結局ものぐさな僕はリールに巻きっぱなしだった後者を選び、おかげで数本のフライを川底のストラクチャーに引っ掛けてロストしてしまった。


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午後からは雨予報の十勝川、僕はこの時期ならではのヒィーンという張り詰めた糸鳴りを3度、静寂さの中で耳にした。
アメマスらしい野太い躍動感の余韻のようなものが両腕に今でもジンワリと残り続ける。

夕暮れ迫るイブニングにアメマスの作り出すライズリングで十勝川の川面が賑やかになるという事はこの日もやってはこなかった。今シーズンは堰堤よりもかなり上流域までアメマス達が遡上したようだから、もしかしたら下ってくるまでにはもう少し時間がかかるのかもしれないなどと想像してみる。
それにしても夕暮れの訪れがずいぶんと早くなったものだ。
ちなみにストップフィッシングは16時半。
                                            2.03→1.91

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今日のBGM : David Sylvian / Darkest Dreaming

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by d-yun5-fly-elise | 2011-11-20 19:22 | spey fishing | Comments(10)
<Vol.858> トゥイッチング



Markさんがブログで紹介していたヨラン・アンダーソン氏の動画、これがなかなか面白かった。僕が何に一番興味を持ったかというと、Deschutes川のトルクフルで魅力的な流れやヨラン・アンダーソン氏の無駄な力の入っていないアンダーハンドキャストもそうだけれど、何よりもヨラン・アンダーソン氏がフライのスイング中に、ランニングラインに指を掛けてランニングラインをプルプルと弾いたりする仕草と、ロッドティップを上下、左右に小刻みに震わせる仕草がとても印象的だった。スイング中のフライのトゥイッチング、きっとこの方がフライが流れの中でよりイレギュラーな動きをして鱒を魅了するのだろう。実は僕もフィールドではこんな仕草をこっそりと誰にも見られないように(もちろん隠しているというのは嘘だけれど・・・笑)していたりする。そういえば以前110-kenさんに、どこかのフィールドでYunさんいつもそんなことをしているんですかと指摘されたことがあったかも(笑)。ついついアンダーハンドキャストの無駄な力が抜けたキャストの方に目がいきがちだけれど、こういうちょっとした釣りのテクニックというのもなかなか奥が深いものだと思った次第。
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by d-yun5-fly-elise | 2011-11-17 22:11 | spey fishing | Comments(10)
<Vol.857> 眩しき太陽
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地平線から昇ったばかりの太陽が眩しいぐらいにフィールドを照らしていた。
十勝川の川面はキラキラと輝き続けている。
土曜日のフィールドは晩秋とは思えないぐらい本当に暖かかった。
それはさながら秋の釣り日和の一日といっても過言ではなかったように思う。


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長いランのエリアでは、Meiserの14' #6/7番 MKSに、最近手に入れたSA社のスカンジヘッド、Atlantic Salmon SH 8/9, S3/S4, 520gr/34g, 11.6mを合わせてみた。1週間前に同モデルの7/8, S3/S4, 460gr/30g, 11.2mをこのロッドでテストしてみたけれど、個人的にはペリーポークでキャストするなら前者の方がより気持ち良くキャスト出来たように思う。ティペットの先にはイントルーダータイプのチャートリュースカラーのストリーマー。グッドサイズのアメマスとの出会いを期待したけれど、残念ながら2度のアタリのみで後半部のひと流しを終えた。


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さらに下流域へと車で移動する。
川幅が広くなるとさらに流れが緩やかなものとなり、ここではSA社のスカジットインター450grにType8のティップという組み合わせでキャストを繰り返した。川底の様子がずいぶんと変化していて、粘土質のヌルヌル感はディープウェーディングを不安定なものにする。濁りも加わって川底の様子がよく分からない上に、なかなかバックスペースを十分に取れないものだから、本流へと張り出した河畔林のヤナギの枝に何度もティップを引っ掛けてしまい、その都度僕は大事なロッドのティップが折れたんじゃないだろうかとヒヤヒヤと肝を冷やす。


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久しぶりに十勝川でヒィーンという張り詰めた糸鳴りを耳にしたのは土曜日の正午頃だっただろうか。グイグイとアメマスの躍動感が僕が手にしたロッドをバットから絞り込む。2度のランディングを失敗し、そして3度目のトライ。ふと気が付くと、メスのアメマスのボディに散りばめられたドーナツ状の白い斑点が容赦なく照りつける太陽の日差しに照らされて眩く輝いていた。
フィールドから音が消えていた。そして風までもがピタリと息を潜めたかのように吹き止んでいた。静寂さに包まれたフィールドの中に僕がいた。午後の太陽だけは、相変わらず眩しく照り付けている。
                                         2.13→2.04

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今日のBGM 1 : Kraftwerk / Radioactivity

今日のBGM 2 : Kraftwerk / Pocket Calculator

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by d-yun5-fly-elise | 2011-11-13 18:35 | spey fishing | Comments(22)
<Vol.856> 不思議な開放感
今日のBGM : The orb / high noon
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きっと頭上に広がった空がいつもよりもさらに広かったからに違いない。
不思議な開放感にひたりながら十勝川のフィールドに佇んだのは土曜日の朝だった。
風が穏やかでフリース地のグローブすら必要としない一日に、暦の上では少しずつ近づいてきているはずの初冬の気配はこれっぽっちも感じられない。
釣り人の姿に水際で羽根を休めていた白鳥の群れが飛び立ち始めた。
ゆっくりと羽ばたく羽音がすぐ耳元で聞こえてきそうなぐらいフィールドは静かそのものだった。


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アメマスの尾びれには不思議な透明感が備わっているなぁといつも思えてしまう。
緩やかなカーブを描きながら放射状に伸びていくいくつものライン。
秋の産卵を終えたのか、身体はずいぶんとスキニーになってしまったけれど、尾びれだけには相変わらずこの鱒の持つたくましさを感じてしまう。


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台風による大水で下流域のポイントもずいぶんと様変わりしたようだ。
もしも巨大なダムや人工の堰堤がなければと想像してみたりするけれど、受け容れるかどうかは別として、これも自然のひとつのサイクルなのかもしれないなどと思ったりする。
あのポイントはどうなっただろうかと気にあるポイントはいくつもあるけれど、フィールドのリサーチにはもう少し時間を必要とするのかもしれない。


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いよいよ僕がティペットの先に結ぶフライのメインカラーがブラック&オレンジからチャートリュースに変わった。そんな思わずアメマスをイメージしてしまいそうなカラーのフライをスカジット・インター&Type8のティップの先から伸びた2.5号フロロカーボンのティペットの先にかじかんだ指先で結ぶ行為は、十勝川に初冬を告げる大粒の牡丹雪が降り出し、フィールド一面が白く雪で覆われてロッドのガイドがガチガチに凍りつきだす頃まで続きそうだ。
                                              
                                               2.28

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by d-yun5-fly-elise | 2011-11-06 17:55 | spey fishing | Comments(16)
<Vol.855> 晩秋のリズム
今日のBGM : Renegade Soundwave / Renegade Soundwave
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毎年フィールドの空を渡り鳥の群れが飛び交い始める11月ともなると、僕らはせっせと何か魅力的なものにでも引き寄せられるかのように道東の地を流れるアメマスが泳ぐ本流の下流域へと足を運んでいるのだけれども、なぜか今年に限ってはどうもそのリズムが少しずれているようで、なかなかアメマスモードへと気分をシフトすることが出来ず、やはり11月3日の文化の日の祝日、そのリズムのずれを引きずったまま、早朝にはSalty Heaven Riverの畔に立っていたのだった。


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ひんやりとした晩秋の早朝のフィールドに漂う静寂さに包まれた空気感。
キュッと引き締まるような心地よさとやんわりと膨らむ期待感とが複雑に混ざり合う。
僕が手にするMeiserの14フィート、6/7番、MKSにレインボーとのコンタクトが訪れたのは、まだ本流を囲う河畔林からこの日の太陽が顔を出す前だったかもしれない。


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岩盤の向こうの流れの筋をType6のティップの先に結ばれたコーンヘッド仕様のブラック&オレンジのチューブフライがゆっくりとスイングする。そしてズンという鈍重な衝撃と共に激しくロッド全体が揺れ、ロッドにセットしたSt.Johnから硬質な音色と共に一気にランニングラインが引き出されていった。そこからこのレインボーとの長いランデブーがスタートする。


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ABUさんが差し出してくれたランディングネットにこのレインボーが収まるまで、おそらく僕が河原に腰かけて2本ぐらいタバコを吸い終えるぐらいの時間は要したのかもしれない。それにしても、久しぶりに見る大きくて体高のあるオスのレインボーだった。オリーブ色の大きな背中が本流の流れに溶け込んでいくのを静かに見届ける。きっと僕の吐き出す吐息はこれまで以上に長いものだったに違いない。


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この日2度目のテイクは、本当に短い時間のランデブーだった。レインボーのいかにも重そうな跳躍と共にロッドとラインからあっけなくテンションが失われてしまった。僕の口からはアッという言葉にならない溜め息が出るしかない。

ふと見ると土手の下で長く伸びたススキの穂が秋風に吹かれて揺れていた。
そろそろ僕も少しずれた晩秋のリズムを元に戻す頃合なのかなと思ったりする。
                                              68.03

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by d-yun5-fly-elise | 2011-11-04 23:13 | spey fishing | Comments(11)