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札幌市在住Yunの北海道をメインフィールドにしたスカジットキャストによる釣行記。

by d-yun5-fly-elise
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<   2009年 07月 ( 9 )   > この月の画像一覧
<Vol.697> 雨上がりの尻別川
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                  original photo by Mr.ABU


もしもあなたの下流にウェーディングしている釣り人が、不意に腰を「く」の字に曲げ始めて、さらにロッドを握った手に不自然な力が入っているようなら、きっと大きなサカナとやり取りしているのだろう。
でも、これは残念ならが大きなウグイのスレ掛り。
まるでニゴイのようなサテンゴールドに輝く50クラスのウグイで、大きな口をした彼(きっと彼なんだろう)にはちょっと申し訳ないことをしたように思う。


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土曜日の雨上がりの尻別川。
むっとするような粘質的な空気感があたりを包み込んでいる。
今にもまた雨が降り出しそうな空の色。
水の色はなぜかディープなグリーン。

豊国橋の上流の深瀬のポイントでは、アベレージサイズの夏らしいアメマスが、僕が少々アレンジを加えて巻いてみたDC Prawnをスイング中に見つけ出してくれた。
そろそろかなぁと思っている時にグゥンと訪れる鈍い衝撃。
もちろん何も起こらないことがほとんどなんだけれど、やっぱりこの感触が指にかけたランニングラインに訪れると、相手が何であれ嬉しいものなのである。


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僕が本流で使うスペイラインを巻き込んだリールはクリック式と決めこんでいる。もちろんディスク式も手持ちのリールにはあるのだが、出来れば美しい音色を奏でるクリック式を使いたいと思っている。リールからラインが引き出された時に音の出ないサイレント式なんてもってのほか、それに個人的にデザインが好みではないから近頃のラージアーバーのリールにも全く興味・関心がない。

そんなリールの奏でる音色に関しては、かなり偏屈者だと自負している僕が最近とても気に入っているリールがこれ、Hardyの"ST. JOHN"。
無骨でシンプル過ぎるデザインは好みの分かれるところだと思うけれど、そのリールから奏でられる音色はSalmon No.1の低音域で野太いものとも、ST. Aidanの高音域で硬質なものとも違って、実に上品に聞こえてしまうから、これまた不思議。
でもこのリール、オークションなどでは意外と不人気なようで、ちょっともったいない気がしないではないのだが・・・。


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by d-yun5-fly-elise | 2009-07-26 16:40 | spey fishing | Comments(8)
<Vol.696> 何かしらのヒント、そしてアレンジ・・・。
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沢田さんの巻くフライ、安田さんの巻くフライ、備前さんの巻くフライ、などなど・・・、世の中には遠くから眺めても、間近で見ても本当にバランスが良くって、色合いの配色といい、いかにも鱒に好かれそうな美しく綺麗に巻かれたウエットフライというものがあるんだなぁとつくづく思う事がある。まあ、いろんなウェブサイト(HP)を眺めたり、ちょっと古い釣り雑誌を読み返してのことなんだけれどもね。

もちろん僕にはオーソドックスなパターンでも全く問題ないのだけれども、できればちょっと新鮮なパターン、それもこれまであまり巻いた事の無いパターンのフライがほんの数本かフライボックスに入っているだけで、週末フィールドに向かう時の気分というものが、なぜかしらいつもとちょっと違うものである。まあ、新しいロッドやリール、それにラインを新調してフィールドで試す時だってそうに違いないのだが・・・。でも新しくフライを巻く事がもしかしたら一番お金が掛からないし、手っ取り早く新鮮な気分を味わえる手段なのかもしれない、などと思っている。でも、なかなかウエットフライのタイイングのイメージというかアイデアが浮かばない僕は、何かしらヒントでも見つからないかと、上記のようにいろんなウェブサイト(HP)を彷徨ったり、夜な夜な香りの強いジンを注いだグラスを片手に、古いバックナンバーの釣り雑誌を読み返したりしている。

それにしても、キャスティングが上手い人は、やはりタイイングも丁寧で上手なのだろうか。
この関係性について分析した人っていないものなのだろうかとも思うが、タイイングの上手さというものが客観的になかなか計量化出来ないから解析が難しいのかもしれないね。


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ECHOのロッドやAirfloのスペイラインのデザイン、それにスカジットキャストでも有名なDec Hogan氏。彼の名前とblack、marabouで検索すると偶然こんなサイトに辿り着いた。
                        TARGUS
僕が個人的に気に入ったのはDC Prawnというウエットフライ。
小さめのフックに巻かれたB&Oも悪くなさそうだ。
金黒シェニールのボディと黒のサドル・ハックル。
それにテイルにはオレンジのオーストリッチ。
ウイングのオレンジと黒(僕はナチュラルを使用)のオーストリッチの配色も多分鱒好みだから、きっと流れの中でユラユラと柔らかい動きで鱒を誘うのだろう。
カラー・ハックルには黒のコックフェザントランプをパラっと数巻き。
僕は少々アレンジを加えて、トッピングとしてピーコックソードを数本乗せてみた。

好みかどうか、あとは鱒に尋ねてみるしかなさそうだ。


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by d-yun5-fly-elise | 2009-07-23 22:09 | 私的FlyTyingの愉しみ | Comments(2)
<Vol.695> 「海の日」の支笏湖
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いわゆる7月の3連休の最後の日は「海の日」。
きっと北の大地を流れる川は、支流の上流域を除いて、どこも増水とカフェオレ色の濁流だったに違いない。前線が通過した空には、夏らしい青空が広がっていたというのに・・・。
雨上がりの肌寒さが湖面に吹く風には含まれていたけれど、確かに行楽日和といってもいいぐらいの月曜日だった。支笏湖の湖畔沿いに走る国道は、行楽客を乗せたバスやマイカー、それにツーリング中のバイクで混みあっている。ちょっと賑やかな支笏湖だった。

ゆっくりとした時間に友人達と支笏湖は通称「95km」のポイントに立つ。
この日僕が手にしたロッドはバークハイマーの14'1"#7番のスペイロッド。マイザーのMKSよりもバットに幾分張りがあるファストアクションだから、どちらかというと湖などの止水域や流れの緩やかな本流の下流域で繋ぐ事が多い。もちろんいわゆる本流でもしっかりと仕事をこなしてくれる素敵な杖。きっと今年は知床の海でも活躍してくれるんだろうと思っている。

支笏湖の水位はこのところの雨量でかなり上昇していたんだと思う。いつもの小さなステージはしっかりと水面下に沈んでしまっていた。
Type3のティップを繋げたAFSのホバー改やオレンジ色の鮮やかなAFSのフローティングラインでストリーマーを引っ張ったり、ラムズウールをボディにして背中にフォームを乗せた特大のセミフライを浮かべてみたりしたものの、やっぱりセミの鳴き声が消えた支笏湖では到底フライを咥えきれない小さなアメマスがフライにじゃれつくだけで、ドキっとするような出来事には巡り合えなかった。

透明度の高い湖水、夏の日差しを浴びて湖底がキラキラと輝く。セミフライを浮かべながらウェーディングしている足下にふと視線をやると、小さなアメマスに混じって久しぶりにトゲウオの姿を見れたことがちょっと嬉しかった。


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久しぶりにというかほんと何年か振りにトンネル下のモーラップ側にも足を運んでみた。ここはゴロゴロと角張った石が積み重なりあったうえに足下からビックリするぐらいに急深で、いったい水深がどれぐらいあるんだろうかというぐらいに深くて青い湖水の色を呈している。それに僕が初めてフライフィッシングの道具を揃えて訪れた場所でもあり、まだルアーフィッシングを楽しんでいた頃、僕にとってのトロフィーサイズのレインボーにランディングまであともう少しというところで逃げられてしまった、ちょっと思い出深いポイントでもある。
フライフィッシングの世界の右も左も分からない僕が最初に手にしたロッドはユーフレックスの9フィート#6番のシングルハンドロッドだった。少し前からフライフィッシングを始めていた友人はSAGEのロッドを勧めてくれたけれど、その頃の僕はユーフレックスを販売しているティムコがてっきり海外のメーカーだと思い込んでいた。まあ、今となってはとても信じられない話なんだけれど・・・。
でも、最初に手にしたユーフレックスは悪くないロッドだったと思う。随分とこのロッドには僕の不慣れなキャスティングを手助けしてもらったからね。確か湖面にポトリと落ちたエルクヘアカディスを何の迷いも無く小さなアメマスが咥えてくれた時には、フライフィッシングで初めて釣れたと子供っぽく大喜びしたのがちょっと懐かしかったりする。
でも、この頃の僕にとってバックスペースのほとんど無いこのポイントで真正面にキャストするのはロールキャストでしか出来なかったし、それとも湖に向かって斜めにオーバーヘッドキャストをするのが関の山だった。それでも背後の岩に何度もフライを取られてしまうものだから、いつもキャストの時には神経をピリピリさせていたんだと思う。
何年か振りにこの同じポイントを訪れてみて、フライフィッシングのメソッドというかテクニックもずいぶんと進化、いや変化したものだと思った。
いつの間にか僕が支笏湖で手にするロッドはシングルハンドからツーハンドロッドに替わった。あれほど気になっていた背後の岩もまったく気にならず、キャスティングの際もピリピリとナーバスにならない。良いのか悪いのか全く分からないんだけれど、まあストレスがない事だけは確か。
あとは支笏湖の鱒が僕のフライさえ見つけてくれればいいのだけれどもね・・・。


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                  original photo by Mr.ABU
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by d-yun5-fly-elise | 2009-07-21 18:45 | spey fishing | Comments(4)
<Vol.694> 7月は雨続き
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それにしても今年の7月はよく雨が降る。
シトシトと細かい雨が一日中降り続ける日もあれば、まとまった雨がどっと降ったりする日もあって、なかなか北の大地らしいカラっと晴れ渡る夏らしい青空には巡り合えないでいる。
だから、今年こそは道東の地を悠然と流れる十勝川本流の流れに、例年よりもちょっと多めに通おうと思っていた当初の僕の目論みは雨による本流の増水と濁りですっかりと当てが外れてしまい、安っぽいけれどなかなか重宝している薄いプラスチック製のフライボックスは、結局のところティペットに結ばれなかったちょっと大きめのサイズのウエットフライでいつの間にか一杯になってしまった。
出来ればショアからのサーモンのシーズンが終わった10月にでも、本流の畔で7月に使えなかったフライをティペットの先に結んでみたいところではあるが・・・。


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土曜日の尻別川も、週中からの降雨によって、やはり水位が増水していた。
少し濁りは残っていたようだけれど、まったく釣りが出来ないという状況ではなかったし、どちらかというと夏のロウ・ウォーターのシーズンよりも、シーズン当初を思わせるこれぐらいの水位の方が不思議と鱒に出合えるような気がして僕は好きなのかもしれない。

今にも雨が落ちてきそうな灰色の空、
少し透明度の落ちた深いグリーンの流れ、
水位の増した本流の流れの中で色鮮やかな緑の若葉が少し息苦しそうに揺らいでいた。

友人達と7月の雨が本格的に降り出す前にと、急いで用意を済ませる。


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今回はお気に入りの昆布エリアをパスして、まずは蘭越の放水口下から釣り下る。
でも残念ながらここではノーバイト。いつもより増水した流れはスネークロールでキャストしたフルシンクのシューティングヘッド系のスペイラインとその先に結ばれたコーンヘッド仕様のチューブフライを何事もなく僕の下流へと押し流してきたのだった。

車で少し下流へと移動する。
ズシっという柔らかくて鈍重なテイクと共にマイザーさんのところへの里帰りから戻ってきたばかりの14フィート#7/8番のMKSを気持ち良く曲げてくれたのは、頬のオレンジ色が鮮やかな40クラスのレインボー。豊国橋の上流の深瀬のポイントでコーンヘッド仕様のチューブフライが流れの中でのスイングを終えようとした時の出会いだった。シーズン当初は本流のウグイ達によく遊んでもらったポイントだっただけに、一瞬大きなウグイかと思ったのだけれど、フライをテイクしてからの力強さと躍動感はロッドを握る釣り師をハラハラさせるには充分なものだったように思う。

やがて7月の雨が本格的に降り出した。
本流が降り落ちる雨粒で一瞬にして白く煙った。
今のところ新しく手に入れたSIMMSのレインジャケットはその撥水機能で僕を激しく降る雨から守っていてくれている。でも、ずいぶんと身体が冷えたようだ。
7月の雨、それはやっぱり冷たいものだった。


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by d-yun5-fly-elise | 2009-07-19 19:23 | spey fishing | Comments(6)
<Vol.693> 夏の本流
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                  original photo by Mr.ABU


すっかりやめられなくなってしまった本流でのスペイキャストによる釣り、本流は今年もいよいよ本格的な夏の釣りの訪れを感じさせる様相を呈し始めていたのかもしれない。
赤く色付き始めたサクランボの実。
僕の背丈以上に伸びた若草。
あぜ道をピョンピョンと跳び跳ねる小さなカエル達。
風にそよぐ稲の青さ。
そしてそんな光景を眺めている僕は去年よりも一つだけ歳を重ねている。


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                  original photo by Mr.ABU


いったいこの一年で僕の釣りのスタイルの何が変わったのだろうか。
もしも気が付いたことがあるとすれば、
僕の手にするスペイロッドが去年よりも少し低番手になった事、
左手を上手に持ち替えてキャストする事が増えた事、
ビーズヘッド仕様の黒のウーリーをあまり結ばなくなった事、
イブニングの釣りの面白さをほんの少し垣間見た事、
などなど、思い返せばいろんな事が思いつくのだが、相変わらず僕のスペイキャストは溜息が途切れる事がない。


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雨の後の増水が収まりつつあるとはいえ、まだほんの少し濁りが残った日曜日の尻別川。
少し色付き始めたチェリーが時折本流の上を派手に跳躍し、岸際ではアメマスたちが何かを捕食するように控え目に顔を出していた。
水面下をスイングするHerniatorを咥えたのは、僕に夏の本流の訪れを感じさせるアメマス。
小振りだけれど、なかなか元気いっぱいのアメマスだった。

いつしか夏の青空が頭上に広がっていた。
そろそろ本格的な夏のシーズン。


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by d-yun5-fly-elise | 2009-07-13 22:33 | spey fishing | Comments(4)
<Vol.692> repair & maintenance
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ロッドティップを折ってしまったマイザーの14' #7/8番 MKSを郵便局からEMSで、メンテナンスを兼ねた修理の為に里帰りさせたのは6月4日だった。
そして先日マイザーさんからロッドの修理が終わったよという内容のメールが届いたと思ったら、その数日後の7月6日にはしっかりと梱包された荷物が自宅に届く。
航空便による移動期間を差し引くと、修理及びメンテナンスの所要日数はおおよそ1ヶ月。
マイザーさん、意外と仕事が早いのかもしれない。

* Replace section 1
* Refresh grip assembly
* Re-coat composite cork
* Re-seat ferrules
* Repair scratches
* Wax and buff entire rod
* New sock
* New Tube

上記が今回の修理及びメンテナンスの内容。
さらにロッドソックスがグリーンから新しい黒のビロード調のものに換わっていて、ロッドケースもアルミチューブに換えてもらった(これは僕からのオーダー)。

折れたティップセクションはもちろんの事、ガイドのエポキシコーティングにかなりくたびれていたグリップのコルクやフィールドでの使用に伴うブランクの細かな傷、それにリールシートのウッドやニッケルシルバーのメタル類だって艶々のスベスベに蘇っていて、 僕の手垢の染み込んだロッドじゃないというか、まるで新しいロッドを手にしたような気分なのである。でも、しっかりと僕のネーミングは入っているのだけれどもね。

ちなみに修理及びメンテナンス費用は105ドル。それに送料の65ドルが加算されて、合計で170ドルという費用。ちなみに今回は修理なので、関税はかからない。さてさて、これが高いと思うかそうでないと思うかは、もちろん個人差があるのだろう。でも、僕は修理及びメンテナンスの内容からすると費用としては妥当じゃないかと思えてしまう。

でも、ちょっと困った事というか嬉しい悩みが一つ。
それは最近すっかり僕が本流でメインに使用するロッドが#6/7番 MKSにシフトしてしまっているということ。これじゃ、せっかく里帰りを終えたロッドを使う機会がめっきりと減ってしまう。しかし、8月も終わればやがてショアからのサーモンの季節がやってくる。潮風の中に秋の気配を感じ始めたら、きっとこの修理を終えたロッドが活躍してくれるんだろうと思う。


P.S.マイザーさんからのメールの中に嬉しい知らせがもう一つ。
それは、2009年の新しいスペックである15'9" #4/5/6 Highlanderをフィールドテスト用に送ったからという内容だった。彼によるとおそらく北海道のフィールドにとてもマッチしたロッドなんじゃないかということで、確かに12'6" #4/5/6 Highlanderをフィールドで使用した感想からするとその内容には頷けるものがある。だから、こちらのロッドも届くのがとても楽しみなのである。


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by d-yun5-fly-elise | 2009-07-09 22:27 | Custom Spey Rod | Comments(2)
<Vol.691> 暑い一日
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朝靄のかかる十勝川。
川の奏でる音色に混じって野鳥達の囀りが耳元で響く。
水面上の虫でも捕食するのか、時折小さな鱒がライズする。
目の前には、昔何度か朱鞠内湖でも偶然遭遇したことのある、朝靄がちょうどスクリーンのようになって朝の陽光で美しく輝く幻想的な世界が広がっていた。
きっとこんな幻想的な風景の中に佇めるだけで、僕は満足していたのかもしれない。


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先日よりも、やはり水位は少し落ちていた。
朝靄がどこかへと消え去ると、今度は頭上に夏らしい青空が広がる。
それにしても暑い一日だった。
額にはひっきりなしに汗が流れる。

期待していたグッドサイズの鱒とは、ほんのちょっとの挨拶だけで終わってしまった。
あまりにも予期していなかった時だけに、全てが僕のミス。
まぁ、こればかりはいつもの事だから仕方がない事なのかもしれない。


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この日は、aichanさん、kaneyasuさんと十勝川の市街地の流れを彷徨った。
それにしても十勝川は本当に広いなあ。
本流好きにとっては、いたるところに魅力的なポイントが広がっている。
初夏の十勝川はほとんど初心者と言っても過言でない僕にとって、訪れる度に毎回新しい発見が続くのも、これだけ広いと確かに頷ける訳だ。


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by d-yun5-fly-elise | 2009-07-08 19:20 | spey fishing | Comments(8)
<Vol.690> 十勝川、初夏のレインボー
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少しグリーンがかったオリーブ色の背中。
ふっくらとしたパール調の白いお腹。
そして、薄っすらとピンクがかったオレンジ色のレッドバンド。
そんな僕達がイメージする、きっとクリックタイプのリールなら壊れんばかりの悲鳴にも似た音色を奏でてくれるであろう、十勝川のワイルドな本流レインボーになぜかむしょうに出会いたくなって、深夜のハイウェイを車はひたすら東へと走った。


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鬱蒼とした深い森に囲まれた十勝川本流の流れ。
上流のダムから放水された勢いのある流れは、ゴアテックスのウェーダー越しにも、その冷たさがじんわりと伝わってくる。
遠くからは野鳥の囀りに混じって、これからダムの放水が始まりますという人工的な女性の声のアナウンスが響いてきた。
ここでは華麗なジャンプを何度も見せてくれるような元気のよい小振りなレインボー達が、僕の流すナチュラルカラーのウエットフライを、流れの中からしっかりと見つけ出してくれた。


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午後には、さらに下流に位置する帯広の市街地に向けて車を走らせる。
グッドコンディションの本流レインボーらしい、スイングするフライを突然ドスっとまるで何かから断りも無く強引に奪い取るように引っ手繰り、手にしたスペイロッドをバットからグンニャリと曲げ、疾走と共にリールから悲鳴にも似た逆回転音を奏でてくれるような鱒に出会いたかった。
先週の雨で、市街地の流れは随分と変わったようだった。
岸際の草木に引っ掛かった上流から流されてきた枯草がその水位の変化を物語っていた。

帯広で"Bar spey"という落ち着いた雰囲気のBarを営むjockさんに、十勝川中流域の僕達が初めて訪れるポイントに案内してもらう。


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ここまでにいくつもの支流が注ぎ込み、十勝川本流の流れは広くそして強いものとなった。
Type2がボディのフルシンクのシューティングヘッドにラインを換える。
1X、12feetのテーパーリーダーの先には#4番のサーモンフックに巻いたピーコッククイーンをアレンジしたウエットを結んだ。
ペリーポークでフルシンクのラインをキャスト、ゆっくりと流れの中をスイングするフライ。
岸際のかけ上がり付近で、いきなりラインが引っ手繰られた。
でも、このレインボーは残念ながら僕がランニングラインの処理に手間取ってしまい、気が付いた時にはフックアウトしていた。
気を取り直して、今度はラインをAFSホバー改、Type3のティップに換える。
リーダーの先のフライも#7番のスペイフックに巻いたセッジ系のフライに交換した。
数m程スッテプダウンした辺りだったろうか。フライがちょうどスイングを終わりかける頃、不意にラインがドスッと引っ手繰られると同時に水面が割れ、オレンジ色の塊が宙に浮いた。
少なくとも僕にはそう見えた。
セントアイダンの心地良い音色が胸のあたりから響いてくる。
川原に横たわる鱒は、僕にとっては美しい宝石のようにも見える40クラスのグッドコンディションの本流レインボーだった。
それにしても十勝川のレインボーは、本当に顔が小さい。


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とても市街地の流れとは思えなかった。
本流の周りは緑豊かな木々に囲まれ、人工物がまったく視界に入らないというのもなぜかしら不思議な話である。
そんな光景がさらに下流に下っていくと、眼の前に広がっていく。
張り出した河畔林の枝、バックスペースはまったく取れなかった。
先に下ったhoriさんとjockさんの後を追う。
僕のずっと後ろからはSHUさんがバンブーのスペイロッドを手にゆっくりと釣り下ってくる。


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友人のアドバイスに従い、フライをウエットからコーンヘッド仕様のチューブフライに換えた。
流れの筋の程良い水深のあるポイントを沈んだフライがゆっくりとスイングする。
ガツンといきなりフライが引っ手繰られ、リールの悲鳴と共にランニングラインがみるみるとリールから引き出されていく。そして水面の上をレインボーが全身を顕わにして跳躍した。
少し背中に散りばめられた黒い斑点が少ないパワフルな40クラスの本流レインボーだった。
そのサイズ以上の力強さに、釣り人はいつまでも翻弄されっぱなし。

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十勝川の川原には赤紫、白、黄色といった名も知れぬたくましい花がたくさん咲いている。
今年もそんな野生の花々の群生をいたる所で目にした。

イブニングを迎えるポイントまで、少し車で移動する。
イブニングの釣りは苦手と思いながらも、前回十勝川を訪れた時の記憶が蘇る。


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14'#6/7のMKSに、ラインは目の覚めるような鮮やかさがひときわ際立つスティールヘッド・オレンジというカラーのAFS#7/8のフローティングライン。
そして1X、12feetのテーパーリーダの先には、午後と同じ#7番のスペイフックに巻いたセッジ系のウエットフライを結ぶ。
ほのかに青く、そして薄暗いトワイライトの光の中、スイングするフライが何度もガツンと引っ手繰られ、釣り人を不安にさせるには充分過ぎる暗闇の中でマーキスの逆回転音がいつも以上に長く続いた。時には白いバッキングラインまでもがリールから引き出されてしまうまで。
ただただ、その疾走が止まるまで、僕は全てを委ねる。
どうやら僕は十勝川の本流レインボー達の食事時間を邪魔してしまったのかもしれない。
暗闇の中でペンライトの明かりを頼りに、サイズ以上に体高のあるグッドサイズの本流レインボーの顎から、フォーセップでフライを外した。
フーっと大きく息をつく。
そして、十勝川で過ごした僕らの長い一日が終わった。


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by d-yun5-fly-elise | 2009-07-05 22:21 | spey fishing | Comments(12)
<Vol.689> ちょっとした雨の中のツーリング
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すっかり放電しきってしまったエリーゼのバッテリーを一晩かけて再充電し、エンジンルームの後ろにある小さなトランクの左横から伸びる配線をそれぞれの端子に再接続した。
キーを差込み、イグニッションキーを回すと、ブルン、ブルンとエリーゼのエンジンが久しぶりに息を吹き返す。今のところはエンジンも順調に回転しているようだ。
どうやら空の雲行きが怪しいので、今日は幌は外さない。
トランクにはウェーダー類、サイドシートにはタックルの入った小さな黒いバックとスペイロッドを積み込み、低い雲のかかった中山峠に向けて車は走り出した。
案の定、途中からは小雨模様の天気。
まぁ、ちょっとした雨の中のドライブというのも悪くは無い。


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今日は一ヶ所もヌカカに噛まれなかった。
つまりは、のんびりとした時間から尻別川に出掛けたということ。
本流にまだ雨の影響は無いようだが、時折上流から重みを伴った6月最後の風がしっかりと吹いていた。
下流には二人の先行者が居られるようだ。
僕は僕のペースを守りながらゆっくりと釣り下ることにする。

今日はお気に入りの#6/7のMKSで3つの異なるラインを試してみたいと考えていた。

昆布エリアの第1セクション。流れ込みから中間部までは流れが複雑になっているから、ここではType6のティップを繋いだスカジットSH。
ちょうど第1セクションの中間部にさしかかる辺りで、流れをスイングするフライとラインがまるで根掛かりのように不自然に止まった。続いてグゥン、グゥンと鱒の躍動感がラインを通してロッドに伝わってくる。久しぶりに第1セクションで出合った鱒はアベレージサイズのレインボーだった。


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第1セクションの中間部から第2セクション。ここではラインをAFSホバー改、ティップをType3とし、1Xのリーダーの先にはいつもの黒のウーリーではなく、最近スティールヘッドのパターンブックを見ていて気に入った「Herniator」というウエットフライを少しアレンジしたものを結んでみた。
確かこのパターンブックも、ずいぶんと前に南青山の「Angler's book」という釣り関係の洋書を扱う店で買ったものだが、時々その存在を思い出して何気なく読み返していると、なかなか新しい発見があったりして面白いなぁなどと思っている。
そんな訳で、相変わらず小雨の降り注ぐ本流の川面。その下をゆっくりとスイングするフライ。
コン、コンと何かが触れる前触れのあと、小振りなレインボーが慌てたように飛び出してきた。


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さらに複雑な速い流れの第3セクション。ここではラインをAce double sink2/sink4に交換。フライも流れの中に早くしっかりと沈めたいので、ウエットからコーンヘッド仕様のチューブフライに替えた。
ペリーポークからのキャスト後は、リーチキャストの要領でラインを少し上流に着水させる。
手前からふたつ目の流れの筋をゆっくりとスイングするフライ。
不意にグッ、ゴ、ゴゴンと何かに引っ手繰られた。
ここではレッドバンドが少し影を潜めたメタリッグボディの30半ばのレインボー。
流れの緩くなったところで、そっと静かにリリースする。

真夏のような汗ばむ暑さがどこかへと嘘のように消えてしまった火曜日の本流だった。
低く垂れこめる厚く濃い色をした灰色の雨雲。真夏の日差しは遠い彼方。
こういう日はなぜか時間の感覚が僕の中で薄らいでしまう。
でも、指先に残るレインボーの生命感だけは、ぼんやりとした時間間隔を隔ててジンワリと残っていたりするのだが。


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by d-yun5-fly-elise | 2009-07-01 22:41 | spey fishing | Comments(6)