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札幌市在住Yunの北海道をメインフィールドにしたスカジットキャストによる釣行記。

by d-yun5-fly-elise
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<   2009年 05月 ( 8 )   > この月の画像一覧
<Vol.677> T-14と初夏を思わせるエゾ春ゼミの鳴き声
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賑やかなエゾ春ゼミの鳴き声は、僕に初夏の眩しい日差しを思い起こさせた。
支笏湖もそろそろセミフライを浮かべる季節を迎えたのだろうか。
シーズン初期は鱒達の水面への反応も良いから、少し波立った湖面なら、もしかしたら思わずドキリとする光景を目にすることが出来るかもしれない。
もしもセミフライに鱒が出ても、視覚的刺激に驚いての早合わせだけは禁物。
僕はずいぶんと悔しい思いをしたことがあるから・・・。

ウグイスの少し音程の外れた鳴き声を耳元で聴いた。
きっと練習途中の幼鳥なのだろう。きっと本格的な夏が近づく頃には、もう少し鳴き方が上手くなっているに違いない。
水色は決して悪いとは言えないのだが、まだまだ残雪の影響なのか尻別川の水位は高かった火曜日。
腰をくの字に曲げながら田植え真っ最中のオバちゃんと挨拶を交わしつつ、今年になって初めて僕は昆布エリアを訪れた。
晩秋以来半年ぶりに訪れる尻別川のお気に入りのエリア。
水位の高さに戸惑いながらも、第3セクションからゆっくりと第1セクションを目指した。

第1セクションで強い流れにヨタつきながらゆっくりとリールからスカジットSHを引き出す。今日のティップはT-14の15フィート。ティペットの先にはいつものビーズヘッド仕様の黒いウーリー。
それにしても今日手にしたロッドが#6/7番と低番手のせいもあるが、深く沈んだT-14のティップはさすがに抜き辛かった。個人的にはType8よりも抜き辛い。一度ロールキャストでティップを浮かせてからリフトに持ち込むのだが、やはりキャスト後にティップが暴れることがちょっと気になった。

昆布エリアでは何事も起こることはなく、その後は蘭越放水口、栄橋下と巡る。
思わずドキリとするバイトの主はやはり大きなウグイ達だった。

風は徐々にその存在感を増し始めた。
やがて虫達も活気づき始める。そろそろ尻別川にもあのヌカカの季節がやってくる。


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最近はタングステンのコーンヘッド仕様のチューブフライを気にいってよく巻いている。Guideline社のF.I.T.Sというチューブフライシステムはなかなかの優れもので、ついつい手持ちの安価なマテリアルの中でも特に動きの良いものを使って巻きたくなってしまう。チューブの長さ、マテリアルの組み合わせ、色合いの配色などアレンジは自由自在。でも、一番気僕がに入って入るのはタイイングを終えた最後にコーンヘッドをチューブでライターで炙って装着する事だろうか。何となくヘッド周りがすっきりととするように思える。
水温が少し上がって、鱒が少し動き始めたらこんなフライをティペットの先に結んで、次の瞬間にはきっとグゥンとランニングラインが引き込まれるだろうとワクワクしながら、指先に神経を集中しつつ、フライをゆっくりとスイングさせようと思っている。


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by d-yun5-fly-elise | 2009-05-27 20:22 | spey fishing | Comments(6)
<Vol.676> ハイ・ウォーターの本流にて
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ハイ・トーンの淡いグレーの空が本流の上を覆っていた。
そんな雲と雲の境目がはっきりとしない灰色の空と芽吹いたばかりの新緑の明るいグリーン、それに針葉樹の濃いフォレスト・グリーンが本流の色合いをさらに美しく彩っている。
程良いクリアーさと深みのある少しブルーがかった濃いグリーンはどこまでも下流へと存在感のある厚み湛えながら流れ、そのさらに向こうの早瀬では本流の上に白い靄が立ち込めていた。

無風の中、本流の水の音色に混じって賑やかな野鳥達の囀りが本流の畔に響き渡る。
雪代の収まりかけたハイ・ウォーターの尻別川本流、そこでは5月の土曜日の細かい雨がいつまでも川面に静かに降り注いでいた。


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きっと僕はこの日一日中、本流に佇みながらずっと笑みを絶やす事はなかったんだろう。
周りには友人も誰もいないというのに・・・。

ティペットの先に新しく巻いたコーンヘッド仕様のチューブフライを結んだ時もそうだった。
ほとんどバックスペースというものが見当たらないハイ・ウォーターの本流に最初にウェーディングした時も、AFSのType4のフルシンクSHを速い流れめがけて最初にキャストした時も、それにスイングを終えたフライが岸際の沈み岩にラインとともに挟まって根掛かりし、大事なフライをロストした時だって僕はきっと笑っていたに違いない。
期待した大きな鱒との出会いにはもちろん恵まれなかったけれど、本流のウグイ達や小さな銀毛ヤマメが黒いフライを咥えた時だって笑っていた。
でも、大事にしていた14フィートのMKS#7/8のティップが聞き慣れないどこか異質なパキっという乾いた音と共に折れてしまった時には、それまでの笑みは一瞬にして凍りつき、きっと自分自身でも何が起こったのかさっぱり理解できずに、ただただ折れたティップの先を見つめながら呆気に取られていたのかもしれない。
これから先には、とっておきのプールが待っているというのに・・・。
相変わらず、細かい雨がシトシトと降り続いていた。

昨夜のマイザーさんからのメールよると、ロッドはすぐに修理するとの事。ついでにグリップ周りやガイドのエポキシ・コーティングなど諸々もメンテナンスしてくれるという話。
早速週明けにでも郵便局からEMSでロッドを里帰りさせようと思う。


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by d-yun5-fly-elise | 2009-05-24 16:27 | spey fishing | Comments(18)
<Vol.675> ランチボックスと支笏湖の風と波
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風は一向に収まるどころか、さらにその勢いが増したように感じられる。
沖合いの波は白く波立ち、まるで荒れる海のように岸際へ次から次へと押し寄せてきた。
湖面の荒れる火曜日の支笏湖。
空はまるで霞みがかかったかのようにどこまでも淡く僕の目に映った。

かなり前のことだが、北海道の上空を初夏の台風が通過している真っ最中に美笛の湖畔に立ったことがある。背中からの強風と激しく波立つ湖面。岸際はディープなサンドベージュに濁っていた。そんな厳しいコンディションの中、僕が風に煽られて数m先にキャストしたフライをグッドサイズのブラウンがグゥンと引っ手繰っていった。僕の手にした#6番のシングルハンドロッドはバットからグンニャリと曲がり、小さなリールは甲高い悲鳴を上げる。

湖面が荒れると鱒の警戒心も少しは薄れるかもという淡い期待は見事に期待外れ。
おそらく火曜日は左からの強風というよりも、実は押し寄せてくる波の方に僕は翻弄されたのかもしれない。押し寄せてくる波にヨタヨタと身体のバランスを崩しながら、波のリズムを読みつつ、キャストを繰り返したのだけれども・・・。
何度も波を頭から被った。それにメンテナンスしたばかりのレインジャケットの肘の辺りの撥水機能は、こちらもしっかりと期待外れで、中のシャツまでやっぱり濡れてしまった始末。


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ちょっとした風裏のさながらオアシスのような湖畔で、朝に僕の連れ合いと娘がついでだからと作ってくれたサンドイッチの入ったランチボックスを開ける。そしてフレンチローストの深く煎った豆でコーヒーを淹れた。こんな湖畔のランチタイムも悪くはない。というかある意味贅沢過ぎるのかもしれないが・・・。
結局、イブニングを迎える時間になっても風と波は収まる気配を見せなかった。
さらに激しく荒れる湖面を見ながら旧有料道路を車は走る。
車のハンドルを握りながら、僕は次に手にするレインジャケットの候補について考えていた。


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by d-yun5-fly-elise | 2009-05-20 22:30 | spey fishing | Comments(9)
<Vol.674> メタリックな北の湖のアメマス
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淡いサテンカラーのメタリックなボディに色白のふっくらとした白いお腹。
アメマス特有の白い斑点は、5月の太陽の日差しを浴びてギラギラと瞬くボディにまるで同化するように溶け込んでいた。
久しぶりに出会う北の湖は朱鞠内湖のアメマス達。
これが、なかなか元気で力強いのである。


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早朝の取水崎はすでにルアー釣り師の方達で賑わっていた。
静かな湖面に時折スプーンやミノーの着水する音が響く。
目の前に広がる僕にとってはどこか懐かしささえ感じる風景。
湖水はほぼ満水状態。
古い記憶を頼りに、僕らは渡船の時間がくるまで、左側の小さなワンドでキャストを繰り返した。
3Xのリーダの先に結んだフラッシュバック・ストリーマーは何事もなく僕の元へと戻ってくる。
朱鞠内湖のイトウとの出合いを期待した早朝の僅かな時間は、残念ながらノーバイト。
やがて午前7時の渡船の時間が近づいてきた。


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渡船先の北大島でランニングラインをつまむ指先に訪れたグゥンという最初のバイトは、僕らが風裏を求めて島を半周してからの事だった。SHのVisionのAce double sink2/sink4がほとんどトップガイドを通過しようとする瞬間の違和感。淡いライトオリーブの背中を持った朱鞠内湖のサクラマスだった。フックを下顎から外すと、あっという間に薄っすらと濁ったライトオリーブの湖水に同化していった。
僕にとっては数年振りに出会う朱鞠内湖のサクラマス、北海道に来て初めてこの湖を訪れた15年以上前ののことがふと懐かしく思い出された。


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北大島に渡ってから吹き始めた風は一向に吹き止む様子はみせない。というか、さらにその強さが増したようにさえ思える。打ち寄せる波で岸際はみるみるとサンドカラーに濁っていった。
こうなると本来の湖水の色さえ僕にはよく分からなくなる。それでもこの風で沖のワカサギが岸に吹き寄せられたのだろうか、ワカサギの小さな群が濁った湖水の中をクッキリとしたシルエットを保ちながら幾度も目の前を泳ぎ去っていった。


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先週の阿寒湖ではSHUさん、そして今回の朱鞠内湖ではABUさんからの電話には、本当にタイミングが良というか、思わず僕がニヤッと笑みを浮かべてしまいそうな情報が含まれていた。
アメマスのフライへのバイトは、ほとんどが濁った岸際、つまりSHをピックアップする寸前だったと思う。きっとワカサギを追って鱒が岸寄りしたのだろう。かなりの向かい風でキャストそのものはかなり苦労するのだけれども、ついついランニングラインをリトリーブする指先に期待を込めてしまった。
時には岸から離れた所でも鱒のオリーブ・ゾンカーへのテイクが訪れた。
指先に伝わるズゥンという鈍重な違和感。淡いサンドベージュの湖水にアメマスのメタリックなボディが浮かび上がる。少しサイズが大きくなって50クラスのアメマスだった。

残念ながら期待していた朱鞠内湖のイトウには出合えなかった。それはそれで仕方がないこと。でも、朱鞠内湖のアメマスに対して僕が抱いていた印象が少し変わった土曜日だったように思う。


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by d-yun5-fly-elise | 2009-05-17 18:10 | spey fishing | Comments(8)
<Vol.673> flash back streamer
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最近は夜な夜なこんなフライばかり巻いている。
フラッシュバック・ストリーマー、いわゆるキールタイプのストリーマーである。

僕が阿寒湖の畔でティペットの先に結んだフライは、VARIVASの#4番のストリーマーフックを使用したものだったけれど、最近はサーモンフックの#4番で巻いている。
実はキールタイプのフライを巻くことに、僕はずっと苦手意識を持っていた。もちろんシャンクの下側にはキールになるようにと、僕なりにしっかりとウエイトを入れているつもり。もちろんウイングのマテリアルとのバランスだってあるのだろう。でも、いざフィールドで使ってみると、フライは見事に期待を裏切ってくれてキールにならず、僕の視界の中でユラユラと泳いでいたからなのかもしれない。

ウエイトをもう少しベンド側に寄せてみたらキールになりやすいよ、という友人のアドバイスはきっと適切なアドバイスだったのだろう。おかげで僕が阿寒湖でティペットの先に結んだフラッシュバック・ストリーマーは、僕の思惑通りキールになって泳いでいたものだから、ちょっと嬉しくなってしまった。

テイルとウイングのメインには、SPIRIT RIVER社のPOLAR FIBREという新しいマテリアルを使ってみた。動きといい、その艶といい、意外と僕好みのマテリアルなのかもしれない。最近はこの類のマテリアルがずいぶんとショップに並ぶようになったものだし、オフ・ホワイトにオリーブ、それにブラックとなかなか使えそうな色でもある。さらにウイングにはオリーブにオレンジ、それにブラックのカシミアゴートを加えた。もちろんトッピングにはピーコックハールを数本。やはりこの手のフライの場合、ヘッドがついつい大きくなってしまいがちなのだが、今回はスレッドで留めた残りのピーコックハールをそのままヘッドにグルグルと巻きつけて、いびつなヘッドを何とかごまかしてる。

最も肝心なのはボディなのかもしれない。シャンクの下側に0.025のリードワイヤを2本捩ったものをスレッドで固定しているが、その上にはGUDEBROD社のELECTRA BRAIDというマテリアルでラッピングしている。でもこれが意外と脆くて、先日の阿寒湖では鱒の歯やリリースする際にフォーセップを使ったりするとすぐにバラバラにほぐれてしまった。そこで今回は瞬間接着剤でサラっとコーティング。沢山つけてしまうと、せっかく巻いたウイングやテイルにまで瞬間接着剤が染み込んでしまうから要注意。

5月は僕にっては湖などの止水の季節。
リラ冷えが始まる5月の後半に、こんなフライを携えて湖に足を運んでみるのも悪くはない。


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by d-yun5-fly-elise | 2009-05-14 23:13 | 私的FlyTyingの愉しみ | Comments(8)
<Vol.672> やっぱり、あると便利なもの
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                  original photo by Mr.hori


先週末に訪れた阿寒湖でのこと。
予想通り正午近くになると南寄りの風が強まり始めた。それもかなりの風速。
それまで静かだった湖面は、みるみると白波立ち、湖面は大きくうねり始めた。

そんな釣り人としてはあまり歓迎したくはないコンディションの中、
僕らは湖にディープ・ウェーディング。

押し寄せる波でウェーディングした身体は大きく前後に揺れた。
時には上半身に波だってかぶるのだが、この前後に身体が揺れるというのは、本流にウェーディングしている時とは違って、意外と体力を消耗するものなのかもしれない。

ふと、ティペットの先に結ばれたフライを交換しようとかなりくたびれて色褪せたシムスのベストに繋がれたシャープナー付きのリーダー・クリッパーを無意識に手さぐりで探すが、それはいつもの場所にはなかった。
さて、困った。どうやらベストのクリップがナイロンのリングから剥がれて、どこかに落としてきてしまったようだ。
しばらくこのままのフライでキャストを続けようかと思ったが、いろいろと試したいフライもあったので、仕方なく、僕は自分の歯でティペットを噛み切った。
1.5号のフロロカーボンのティペット、意外と噛み切るのには硬いのである。

その後もフライを交換する度に、ティペットを歯で苦労しながら噛み切った。
それにティペットに向かい風でウインドノットが出来ようものなら、もう少し太いナイロンのリーダー部分まで噛み切らないといけない。
そんな訳で、リーダー・クリッパー、あるとやっぱり便利なツールだと実感した次第。


もうひとつ、あると便利なものといえば、レインジャケットの撥水機能。

僕の愛用しているかなりくたびれたパタゴニアのSSTジャケットは、きっと僕の手入れがしっかりとしていないからだと思うのだけれども、すっかりその撥水機能を失っていて、湖にディープウェーディングして波を腕にかぶろうものなら、すっかり中に着込んだフリースのジャケットやシャツまでもがビショビショに濡れてしまう始末。
中まで濡れた両腕がいつも以上に冷たくって重いなぁと感じながら、僕はキャストを続けていた。

もう一度しっかりとメンテナンスして、それでもダメなら、そろそろ換え時かなぁなどと考える。
でも、このゴア素材のレインジャケット、なかなか生地が厚くて、真冬の十勝川でもこれと中に着たフリースだけで過ごせているから、僕はかなり重宝していた。もちろん夏だって・・・
愛着と撥水機能、しばらくはどちらを取るか頭の中で悩みそうな予感。
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by d-yun5-fly-elise | 2009-05-13 21:02 | slow fishing | Comments(6)
<Vol.671> 阿寒湖の風
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昇ったばかりの朝日が湖面を柔らかく照らす。
パープルとオレンジの複雑なグラデーション。
そんな早朝の色合いを同じく湖を覆った静寂さがソフトに包み込む。
こんな山上湖らしい色合いを目にするのは、今年に入って2度目だろうか。
何かの余韻を残したかのような、ゆったりとした心地良い振幅でうねる湖面。
早朝の阿寒湖に吹く風は、すっかりとどこかへその気配を消し去っていた。


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                   original photo by Mr.SHU


風の穏やかな日には、いつも以上に阿寒湖の野鳥達の囀りが鮮明に出迎えてくれる。
それに大きなコイの立てるライズサウンドだって・・・。
そんな朝の静寂さの中で思わずハッとするような野鳥達の囀りに耳を傾けていると、僕がもう少し野鳥の名前に詳しければと、ついつい思えてしまうのだが・・・。

渡船先のヤイタイの崎からイシカラまでの間をお気に入りのスペイロッドを手にして彷徨った。
時折葦際から小振りなアメマス達が顔を出してくれる。
キールタイプにしたオリーブカラーのフラッシュバック・ストリーマーをいつも以上に丁寧にリトリーブしたけれど、思わずドキッとするようなグッドサイズのアメマスがもたらす鈍重なバイトも、残念ながらすべて僕の手からスルリとこぼれていった。


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SHUさんから、そっちはどう?と様子を尋ねる電話が鳴る。
どうやら向こうには少しアメマスが群でいるという内容だった。
そういえば、さっき僕が通った小さな流れ込みの前では、目の前を慌てて横切るワカサギの群を見たのだけれども、僕はキャストもせずにすっかり素通りしてしまった。

シンキングラインをボディにしたスペイラインは、やはり湖でのリトリーブの釣りには向いていると思う。さらにキャストしたフライがきちんとターンオーバーするとなおのこと良い。
小さな流れ込みの前でディープウェーディングし、無駄な力を抜いてキャストを繰り返す。
やがて数回目のリトリーブで、アメマスらしい躍動感がロッド全体に伝わった。


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                   original photo by Mr.ABU


朝食は夕張のコンビニで買ったサンドイッチと阿寒湖のコンビニで淹れてもらったブラックコーヒーで簡単に済ませていた。だから僕のお腹がそろそろランチの時間ではと騒ぎ始める頃になると、やはりいつものように湖面には白波が立つ位の向かい風が吹き始めた。
本州から来られたという釣り人達が迎えの渡船で戻っていった後、押し寄せるうねった波の中、やっとヤイタイの崎の馬の背にウェーディングすることが出来た。

うねった波間にペリーポークでラインを置くというのは、ラインを水面から引き剥がすのに、テンションが一定せず、ロッドに不規則な力が伝わって、キャストそのものを難しくさせたように思う。おまけにかなりの向かい風なものだから、低い軌道でのキャストを心掛けるものの、フライがきちんとターンオーバーせず、気づかないうちにウインドノットが出来上がったりもした。
それでも帰りの渡船が迎えに来る時間まで、たくさんの阿寒湖のアメマス達が僕の泳がすフライを波間の下で見つけ出してくれた。時にはギラギラと輝くメタリックなボディのサクラマスまでもが・・・。
今度はいつまたここへ戻ってこれるだろうか。
ふとそんなことを考えると、阿寒湖から離れることがちょっぴり名残惜しいようにさえ思えた。


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                  original photo by Mr.ABU

Rod : Meiser MKS 14' #6/7 450-650grains
Reel : Hardy St.aidan
Line : Vision Ace Double #9/10 sink2/sink4 10.8m 31g
     Rio Powerflex Core Shooting Line 0.030in 25lb
Leader : Akron 3X 12'
Fly : Flash back streamer #4 (olive), Wooly bugger #6 (olive)
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by d-yun5-fly-elise | 2009-05-10 21:24 | spey fishing | Comments(14)
<Vol.670> 阿寒湖のアメマス
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霜の降りた船底からエンジンの心地良い振動が伝わってくる。
昇ったばかりの朝の太陽が穏やかな湖面を低い角度から眩しいぐらいに照らし、そんな黄金色に輝く静かな阿寒湖がゆっくりと僕の後方へと流れていった。
船がスピードを上げると、冷えきった湖の冷たい風がチリチリと頬を刺した。
山上湖で迎える朝というものはこういうものであって欲しい。
僕としては全てにおいて悪くない朝だったと思う。


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バークハイマーの14'1"#7番のロッドにセットしたセント・アイダンからType3のティップが繋がれたAFSホバーのラインをゆっくりと引き出す。
エゾ鹿の声が遠くで響く湖にリールの音色が共鳴した。
湖にウェーディングして最初のキャストというのは、やはり最も緊張感が高まり、不安と期待とが複雑に交じり合う瞬間なのかもしれない。
静かにウェーディングしたのはヤイタイの崎の馬の背。
ネオプレーンのウェーダー越しに湖水の冷たさがじんわりと伝わってくる。


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リトリーブするランニングラインに伝わる、モゾモゾっという感じのソフトな違和感。
やがてそれはアメマスらしい躍動感へと変わり、サテンゴールドに染まるアメマスが水飛沫と共に湖面を割る。
小さくて穏やかそうな目が印象的な阿寒湖のアメマスだった。
そして静かに湖へとその姿を消していく。


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湖岸沿いでワカサギの姿はほとんど目にする事がなかった。
フライに迷い、リトリーブに迷う。そしてラインやティップのシンクレートに迷った。
小刻みなリトリーブ、少し長めのリトリーブと試行錯誤は延々と続く。
僕はラインをAFSホバーからVisionのAce Double sink2/sink4へ、
友人達はAFSのフルシンクType4へとチェンジする。
お昼近くになるまで南風は吹かず、穏やかな湖面がどこまでも広がった。


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乾いた喉を早朝コンビニで買った缶ビールで潤す。
まどろんだ気分、波音に包まれながら湖岸でうたた寝というのも悪くない。

夕方には鱒の活性も少しは上がったのかもしれない。
ロングキャストしたオリーブカラーのフライがゆっくりと沈み、数回目のリトリーブでグゥンとランニングラインに鈍重な衝撃が伝わるものなら、僕の顔からは思わず笑みがこぼれてしまう。

そういえば、GWの阿寒湖では二日目に硫黄山川のインレットでとびっきり美しい全身が黄金色に染まるアメマスに出会えた。
阿寒湖のアメマスとしては40クラスと小振りなサイズだが、見慣れたサテンゴールドとは違うその輝くような美しさに、僕は束の間の間、時間が経つのも忘れて見惚れてしまった。
本当に僕がイメージする阿寒湖らしい美しいアメマスだったように思う。


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by d-yun5-fly-elise | 2009-05-04 22:02 | spey fishing | Comments(20)