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札幌市在住Yunの北海道をメインフィールドにしたスカジットキャストによる釣行記。

by d-yun5-fly-elise
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<   2006年 06月 ( 18 )   > この月の画像一覧
<Vol.292>セミフライと不安、そして試作品
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         人生には解決なんてありえない。
               ただ、進んでいくエネルギーがあるのみだ。

                                      サンテグジュペリ


きっとバランスが悪いのだろう。そうとしか他に考え様がない。だからいつも僕のセミフライはひっくり返ってしまうのだ。

オーソドックスなディアヘア・パターンだって、今年になって新しく巻いたフォーム・パターンだってそうだった。100%までとはいかなくてもかなりの確率で、きっと70%ぐらいはフックを支笏湖の空に向けてひっくり返って漂っているに違いない。だから僕はいつもセミフライをキャストしても、またひっくり返っているんじゃないかという不安に悩まされている。もしかしたらこの不安はウーリーバガーやゾンカーの長いテールがフックのゲイブに絡んでリトリーブしたフライがクルクルと回転しているかもしれないという不安よりも強いものかもしれない。そしてそれは実のところ僕にとってかなりのストレスだったりもする。だからついつい無用なキャストを繰り返す事になるわけ。

ある時からそんなことはもうどうでも良くなって、セミフライがひっくり返っていようがそうでなかろうが、そのままプカプカのんびりと支笏湖の湖面に漂わせていたのだけれど、ここ最近またちょっと強迫的に不安になり始めたのだ。10分以上も不安を抱えながら、もう一度キャストをやり直したいという衝動をグッと堪えるのって案外気持ち良くないものなのである。どことなく、靴底に小さな石が入り込んで、足の裏でその違和感を感じながら歩いているような感覚に似ているかな。そんな訳で、先日なんとかひっくり返らず安心してキャスト出来るセミフライが巻けないものかと、発泡フォームをボディの上に乗せたカメムシフライのパターンを応用して試作品を巻いてみたのだった。

昨日の激しい雨の支笏湖、新しい試作品のセミフライは期待通りしっかりとひっくり返らずに浮かんでくれた。それはそれで良かったのだけれど、黒の発泡フォームをオーバーボディに使ったのと、どうしても発泡フォームを支点にして浮くものだから、こちらからの視認性が非常に悪いのである。ヤーンの目印をつけるか発泡フォームのカラーを変えるなど視認性を高める何かしらの工夫が必要なのかもしれない。

まぁそんな訳で僕の取るに足らないセミフライに対する不安とストレスが少しばかり払拭されたのであった。
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by d-yun5-fly-elise | 2006-06-28 21:22 | cicada fly | Comments(9)
<Vol.291>激しい雨とモンカゲロウ
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パラ、パラ、パラ。大粒の雨雫が僕のレインジャケットを激しく打ち鳴らす。午後の支笏湖は昨日までの天気とはうって変わって、まるで手のひら一杯に握りしめた砂粒を思いっきり湖面に投げつけたかのような激しい雨だった。空から降り注ぐ大粒の雨が奏でる雨音と背後の湖畔の森から落ちてくる雨粒が大きなフキの葉に当たって響く音とが交じり合って、それらが僕のレインフードの中で共鳴しあい、それはそれは賑やかだったのだ。

こんな激しい雨の日に支笏湖でグッドサイズの鱒に出会ったことはあまりないのだけれど、なぜか新しく巻いたセミフライの試作品を浮かべてみたかったのだ。肝心のセミフライの方は、もう少し改良が必要なようだけれど、さすがにこの雨である、きっと賑やかな湖面に鱒もセミフライのシルエットを見つける事が出来ないに違いない。それでも雨が少し小降りになると小さなアメマスが作るライズリングが湖面のあちこちに広がり、どこからともなくモンカゲロウがハッチしてフワフワと湖面の上をあてどもなく彷徨っていたのだった。

一年振りに支笏湖のモンカゲロウを見た。きっと一週間もしないうちにスピナーフォールが始まるのだろう。夕闇迫るイブニングのモンカゲロウの釣り、それはそれでなかなか楽しいものである。でも今年は叶いそうもない。それは今年の支笏湖の水位が異常に高くてお気に入りのワンドに行けないから。まぁ、それはそれで自然の為せる事なのだから仕方がないのかなとも思う。そんなモンカゲロウのあてどもなく湖面を彷徨う姿を雨に濡れながらスペイロッドを片手にボーっと眺めていると、また一段と雨が激しく降り始めたのだった。
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by d-yun5-fly-elise | 2006-06-27 21:38 | cicada fly | Comments(6)
<Vol.290>POP?
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シリアルNo.186、それは早春にショップでオーダーしたLOOP社の新しいバーミンガム・スタイルのリールの番号。手もとに届くと、ショップで見たプロトタイプとはちょっとだけデザインが違っていた。

モダンな解釈がなされたこのリール、デザインは悪くないけれど、スペイラインを巻き込むとズッシリとかなり重いのである。おかげで僕はいつも右肩の肩こりに悩まされている。おまけにリールのクリック音はバリ・バリと低音重視の凄みのある音で、ラインを引き出すとフィールドの静寂さが一瞬にして断ち消えそうな予感がしてことさら気を使ったりする。

PEERLESSのようなhand-madeの香りはないけれど、どことなくmanufactureな雰囲気の漂うこのリール、眺めていると寸分の狂いもないBMWのようなドイツ車のイメージと重なってしまうのは僕だけだろうか。

きっとこのリールも使っているうちに沢山の傷かついて少しずつ身体に馴染んでいくんだと思うのだけれど、あまりにも重いので画像ぐらいはと少しPOPなイメージに仕上げてみた。
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by d-yun5-fly-elise | 2006-06-26 21:29 | picture/photo/image | Comments(10)
<Vol.289>マーガレット
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昨夜からの雨で土手沿いにひっそりと咲くマーガレットの花が柔らかく濡れていた。小さな白い花びらにとって少し雨露が重たそうに見えたのは僕の気のせいだろうか。
特に目立つ訳でもないし、人を魅了するいい花の香りがする訳でもない。どこにでも咲いている花だけれど、なぜかどことなく清楚で控えめな感じがして僕は好きだなぁ。
そんなマーガレットの花を最近はフィールドでよく見かけるようになった。この花を見かけると、僕は北海道にも短い夏がやっと来たんだと思えてしまう。でも土曜日の空はまるでエゾ梅雨と言っていいほどのシトシトと小雨の降る雨空だったのだ。
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友人達と訪れたチューリップが咲くことで有名な街を流れるオホーツクの本流、小雨が降る中スペイロッドを振った。バブアーのオイルジャケットが小さな水滴をはじきながら、少しずつ濃いオリーブ色に変わっていく。脇に挟んだリールの黒のサイドプレートがジャケットのオイルでくすみ始めていた。

本当は本流のレインボーに出会いたかった。でも、相変わらず僕のスペイフックに小さく巻いてみたマーチブラウンを咥えるのは本流の大きなウグイ達。でも、そのファイトは予想以上になかなかのものだった。唯一僕のフライをテイクした鱒。それは先週と同じくオホーツクの海から遡上してきたプラチナ・シルバーのボディの鱒。新しいLOOPのリールのけたたましい逆回転音を本流に鳴り響かせていた。
そして空は相変わらずどんよりとした鉛色の雨雲におおわれていたのだった。
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                   original photo by Mr.ABU
今日のBGM:Lisa Ekdahl/sings Salvadore Poe
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by d-yun5-fly-elise | 2006-06-25 20:36 | spey fishing | Comments(2)
<Vol.288>80000km travel
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先週のオホーツクからの帰り、ふと見ると車のトリップメーターが80000kmを表示していた。

「深夜のハイウェイをひた走る静かで孤独なひとり旅」
「フィールドに向かう途中、友人達との途切れる事のない楽しい会話に包まれる空間」
「心地良いダブ・サウンドを聴きながら走るどこまでも続く田舎道」
「程良い疲労感と満足感に満たされながらフロントガラス越しに見る遠い地平線の紅色の空」

考えてみるといろんな思い出がぎっしりと詰まった、まだ始まったばかりの80000kmの旅である。車を擬人化して語る事に躊躇はないけれど、これからも彼女には快適な旅を供にしてもらいたいものだ。少なくとも20万kmぐらいは一緒に過ごしたいものだと思う。

そんな彼女も、今年の冬には2回目の車検を迎える事になる。
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by d-yun5-fly-elise | 2006-06-23 20:53 | slow fishing | Comments(2)
<Vol.287>いつもと違う表情
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僕はどちらかというとあまり冒険をしない方なのかもしれない。ここ数年支笏湖に通っていても入るポイントはいつも同じだし、よっぽどの事がない限り新しいポイントには入らない。だから火曜日の午後に佇む支笏湖を僕はいつも同じ角度から眺めているのかもしれない。

でも、今日の支笏湖は違った。オーパさんに連絡して入ったポイントは2ヶ所とも初体験なのである。新しいポイントに入る時は期待と不安が複雑に入り混じるものだけれど、なぜかやたらと新鮮で「へえー、支笏湖はこういう表情も見せるんだ」とまったく違う湖にでも来ているような錯覚にも陥ったのだった。まったくもって楽しいの一言である。
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針葉樹の森の中では、これまで見かけた事がない名も知れぬ鮮やかな赤い花に目を奪われたし、突然鹿の鳴き声が近くで聞えて心臓が飛び出るかと思うぐらいドキッとしたりもした。

さて、肝心の釣りの方はというとこれがまた厳しいのである。エゾ春ゼミの合唱団は相変わらず賑やかだけれど、先週よりも団員数が幾分減っているようだし、おまけに風と波がほとんどないのである。残念ながら今日は心を躍らせる鱒のライズも見かける事はなかった。でも、岸際は先週よりも賑わっていたようで、小さなアメマスやトゲウオの群れを見かけるようになっていた。オーパさんが淹れてくれたコーヒーを飲みながら、あぁ、支笏湖にもそろそろ夏が近づいて来てているんだなぁと思えた夏至間近の支笏湖だった。
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by d-yun5-fly-elise | 2006-06-20 21:56 | cicada fly | Comments(8)
<Vol.286>てんこ盛り
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ニンニクの食欲をそそる匂いに混じって、大量のモヤシに玉ねぎのスライス、それに豚のひき肉に細切りのメンマ、まさしくてんこ盛りなのである。もしかしたら釣りの帰りにこの味噌ラーメンが食べたくって、僕はオホーツク海にそそぐ川まで車を走らせているのかもしれない。

上川町の郊外、R39沿いのセブンイレブンの隣にあるラーメン店「よし乃」の味噌ラーメンは、僕のとびっきりのお勧めである。この店を初めて訪れたのは何年前だろうか。確か友人と初めて渚滑川を訪れた帰り、あまりもの空腹でこれは札幌まで持たないよねと偶然立ち寄ったのが最初だったと思う。僕は車を降りて店から漂うニンニクの焼ける香ばしい匂いにまずヤラれてしまった。そして出てきた味噌ラーメンに乗った野菜のボリュームにさらに度肝を抜かれてしまったのだ。唐辛子のパンチとニンニクの効いたこってり系の味噌スープは、もちろん人によって好みはあると思うけれど、僕は一番だと思っている。だから、釣りの帰りには上川町に近づくにつれて、あと10km、5kmとカウントダウンするわけ。まぁ、自分でも笑っちゃうぐらい好きだって事かな。

この店に入ると、まず冷たいおしぼりが出されてくる。それで顔を拭くと眠気がパーッとどこかへ飛んでいってしまう感じがして気持ちが良い。あとはギンギンに冷えたお水を飲んで、ひたすら注文した味噌ラーメンが出てくるのを待つ。ものの10分もしないうちに注文した味噌ラーメンが食欲をそそる匂いを漂わせながら僕の目の前に。ひと口濃い味噌仕立てのスープをレンゲで口に運ぶと、あぁ来て良かったと思えるのである。旨いラーメンを完食してひと汗流したあとは、隣のセブンイレブンで60円のバニラバーを買う。これが濃い味噌ラーメンを食べたあとにはメチャメチャ合うのである。そんな訳で土曜日の日の沈みかけた夕刻、ひとりで上川町で幸せを感じてきたのだった。

ちなみに営業時間は夕方の7時半までだそうである。実は何度か営業時間を過ぎてから立ち寄った事があり、とても悲しい思いをした事があるから追記しておこうと思う。
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by d-yun5-fly-elise | 2006-06-19 20:22 | slow fishing | Comments(10)
<Vol.285>何か一つでも
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「雨上がりの早朝の川の空気がひんやりとしていて、メチャメチャ美味しいなぁと思えたり」
「前日の夜に丹精込めて巻いたとっておきの毛鉤が鱒にメチャメチャ好かれたり」
「お昼に淹れたフレンチローストのコーヒーがメチャメチャ美味しくって、食後のスニッカーズを頬張ると、あぁ幸せだなぁと思えたり」
「友人のキャストするスペイラインの柔らかなループがメチャメチャ綺麗に思えたり」
「3回もジャンプする鱒の奏でるリールの逆回転音にうっとりと陶酔したり」
「リリースしたトロフィーサイズの鱒に水飛沫を顔にかけられてニヤッと笑えたり」
「安着祝いに口に含んだスキットルに入れたシングルモルトが体の隅々にまで染み込んでいくのを感じたり」
友人が作ってくれたシャキーンⅡのグリップが水に濡れてとっても艶っぽく見えたり」
「川を歩いていて対岸に大きな鱒のライズを見つけ心臓がバクバク鳴り出したり」
「帰りに寄った初めて入る蕎麦屋のタレがメチャメチャ美味しかったり」
などと挙げればきりがないのだけれど、フィールドに足を運ぶたびに例え大好きな鱒に出会えなくても何か一つでもあぁ来て良かったなぁと思えたり感じられたりする事があれば良いとぼくは思っているし、またそれを探そうと思ったりしている。
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金曜の夜に2本だけスペイフックに小さめにマーチブラウンを巻いてみた。川に着いて最初に結ぶ毛鉤はいつも黒のOSP。時には違う毛鉤で鱒に出会ってみたい。そんなことを思って巻いた毛鉤をレザーワレットにそっと仕舞い込んだ。
深夜のハイウェイ、今日はひとりでオホーツクの川巡りである。フロントガラスを打つ雨がなぜか車の中で響くビートの効いた重低音のダブ・サウンドにマッチしているように感じられた。
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先週よりも少し水位の下がったシバザクラが咲く事で有名な街を流れる川。そこにはけっして綺麗とはいえないけれど僕のマーチブラウンを咥えて3回もジャンプする鱒がいた。そして、ブレーキ・ノブをフルに絞り込んでも引き出されるスペイラインが奏でるリールの逆回転音にしばし酔いしれた。
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鎮橋の駐車スペースが、フレンチローストの深く煎ったコーヒーの香りに包まれた。食後のスニッカーズを頬張りながらひとくち熱いコーヒーをすする。小雨交じりのどんよりと曇った空の下でひとりで幸せな気分に浸った。

午後、雨の峠を越えてチューリップが咲く事で有名な街を流れる川に向け車を走らせた。4年振りに訪れる川である。ここの下流域ではほとんどロッドを振ったことはないけれど、本流はとうとうと流れていて、なぜかしらサラブレットの川の流れに似ているように感じられた。
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14feetのスペイロッドの先にはマーチブラウン。速い流れにそっと毛鉤を馴染ませた。5投目ぐらいだっただろうか。本流の早い流れに馴染んだ毛鉤がゆっくりとターンしはじめた頃、突然「ガッン」と鱒が毛鉤をテイクした。流れも手伝ってのしばしのリールファイト。でも、近寄ってきた鱒はプラチナシルバーの衣装を身に纏った海からの使者。その一片の曇りのない美しさにうっとりとしながら、今年は海で出会えなかったねと口の右に掛かった毛鉤を外してそっとリリースした。
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とっておきの思いを込めて巻いた毛鉤に鱒が応えてくれる。それだけで十分満足な一日だった。これから札幌までひとりで戻る事を考えると少しは憂鬱な気分も芽生えるけれど、まぁゆっくりのんびり帰るとしますか。お気に入りの本流で今日のマーチブラウンをゆっくりとターンさせる事でも考えながら。
         今日のMarchbrown
Hook : Daiichi 2050 #7
Tag : Silver flat tinsel
Tail : Bronze mallard fibers
Rib : Silver round tinsel
Body : Original blended dub(Doug Swisher's Rub-a-Dub Here's Ear
      and Olive, Ice Dub UV Lt.Yellow and Lt.Olive)
Wing : Bronze mallard
Throat : Partridge hackle
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by d-yun5-fly-elise | 2006-06-18 22:17 | spey fishing | Comments(15)
<Vol.284>キューバの香り
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ジンの口に含んだ時の鼻にツゥ~ンと抜けるネズの香りもたまらなく好きだけれど、ラムのどことなく甘い香りもうっとりするぐらい好きかな。だからいつもその甘い口当たりに騙されて、ついつい懲りずに飲み過ぎてしまう。本当に困ったものだ。

そういえば、昔観た映画「白鯨」のエイハブ船長が荒くれ者の船乗り達にふるまったのも樽に入ったラム。同じように、きっとカリブ海の海賊達もラムをたらふく飲んだのだろう。

さとうきびを原材料に作られたラムだけれど、ぼくはジャマイカ産のダーク・ラムを好んで飲むことが多い。でも、最近はキューバ産のホワイト・ラム、それも「ハバナクラブ3年」がお気に入りかな。氷を入れたロックグラスにハバナクラブを注いで横着なぼくは指で数回かき混ぜる。程よく冷えた頃に口に含むと甘~い香りと深いコクとが口の中一杯にパッと広がって、いつの間にか幸せな気分にさせられるのだ。そしてスピーカーからCOMPAY SEGUNDOの甘くて渋いメローな歌声が聞えてくると、なぜかしら訪れた事もない抜けるような青空と熱い太陽の下のキューバの香りがするように思えてならないのだ。

今日のBGM:V.A./HECHO EN CUBA
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by d-yun5-fly-elise | 2006-06-16 20:19 | liquor | Comments(2)
<Vol.283>たまには自分も・・・
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小さなコンパクトデジカメを買ってフィールドに足を運ぶ度に、何かしら感じたものにカメラを向けたり、気になる風景を切り取ったり、時には出会った鱒の写真を気持ちを込めて撮る事はあるけれど、なぜかしら自分が写った写真というものはない。まぁ、それは当然のこと。でも、時々天気の良い日などは大地や湖面に映った自分の陰がとても印象的で、少しぐらいは良いかなと、取るに足らないナルシズムに浸りながらそんな自分の長く伸びた影のシルエットを写す事はあるかな。

そういえば、あまり頼りにならない自分の記憶をさかのぼってみても、フィールドで仲間が揃って記念撮影というものをほとんどした事がない。唯一あるのは一度だけ。確か何年か前に友人達と知床の渡船に行った際に相泊漁港で偶然居合わせた釣り人に撮ってもらったのが最後。この時は出船時間に遅れそうになりつつもギリギリ時間に間に合ったのが嬉しくって、ついお願いしてしまった。まぁ考えてみると、これが最後の僕が写った僕のカメラで撮ったフィールドでの写真だったのかもしれない。

先週の渚滑川、釣りの準備も整って、さぁ、これからロッドを手に川に行こうという時、どういう訳か記念写真というものを撮ってみたくなった。そこで友人達にちょっとお願いして車の上に置いたカメラの前でパチリ。そして、これが二度目の僕が写った僕のカメラで撮ったフィールドでの写真になった訳。写真の出来映えはさておき、たまには自分が写った写真もいいものである。友人達との記念写真、きっと何年か後には良い思い出になっているのだろう。ふとそんなことを思った。
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by d-yun5-fly-elise | 2006-06-14 20:54 | slow fishing | Comments(10)