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札幌市在住Yunの北海道をメインフィールドにしたスカジットキャストによる釣行記。

by d-yun5-fly-elise
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<   2006年 03月 ( 14 )   > この月の画像一覧
<Vol.243>2005 to 2006 version(鮭稚魚フライ)
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このフライを、僕が穏やかな島牧の海で1Xのリーダーの先に結ぶ頃、きっと島牧へと走らせる車の窓からは、春の風物詩ともいえるホッケ釣りの釣人を大勢見かける事になるのだろう。春の柔らかい日差しと共に。

不思議なもので、新しい年を迎えると、別に去年の使い残したフライをリーダーの先に結べばいいものの、なぜか新しく巻いたフライを結びたくなってしまう。そのちょっとだけ新しい工夫を加えたフライが鱒に気に入られるかどうかには関係なくである。もしかしたら、これはある意味僕の個人的な嗜好なのかもしれない。それにその方が、なぜかフィールドに向かうまでの間、存分にワクワク感を味わうことが出来るからね。でも、たいていはフィールドで僕は溜め息に包まれる事が多いんだけれども。

2004年は偶然入った千走川の河口で、とても印象に残る釣りが出来た。河口からの流れに沿ってフライを流し込むと突然レベルラインに伝わる強い衝撃。鮭稚魚を飽食してお腹がパンパンに膨らんだ大きなアメマス。いつまでもその場から離れたくないぐらい僕は楽しかった。

2005年の泊川河口。何年も島牧の海に通って、あんなに凄いアメマスのボイルの光景に遭遇したのは初めてだった。期待して新しく巻いたフライもアメマスにはことごとく見放されてしまい、結局のところ、その年にやっと出会えたアメマスが気に入ってくれたのは、その前の年に巻いたエポキシでボディをコーティングした古いバージョンの鮭稚魚フライだった。

アイが取れる。エポキシのボディがボロボロに割れる。ああぁ。せっかく巻いたフライがキャスティングの下手さによって少しずつ壊れていくと、僕はなぜかむしょうに悲しくなってしまう。そんな訳で、今年は少しシンプルに、さらにショップで勧められた伸びるゴム系のコーティング材でボディをコーティングしてみた。果たして島牧の大きなアメマスは、今年のバージョンをお気に召してくれるだろうか。

今日のBGM:CABARET VOLTAIRE/THE COVENANT,THE SWORD AND THE ARM OF THE LOAD
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by d-yun5-fly-elise | 2006-03-31 21:12 | 私的FlyTyingの愉しみ | Comments(10)
<Vol.242>What goes on
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何気なくつけたFM-radio、車の中には不思議なもので、聴き覚えのある、いつもの乾いたカッティング・ギターの音色とオルガン・サウンド、それにルー・リードのシャイなボーカルが鳴り響いた。

"What goes on"

"THE VELVET UNDERGROUND"の中でも好きな曲の一つである。なぜか最近釣りに行く度に、この曲が入ったCDをかける事が多い。20代の頃は殆んど聴かなかったのに。決して派手ではないし、どちらかというとチープな曲だけれど、なぜか印象に残ってしまうメロディー。

それにしても、好きな曲がradioから流れるって、良いものだ。ついつい気分が良くなって、鼻歌交じりに口ずさみながら、僕は次の曲がり角を右折した。

今日のBGM:THE VELVET UNDERGROUND/What gose on
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by d-yun5-fly-elise | 2006-03-29 22:40 | music | Comments(8)
<Vol.241>preparation
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シルバーの薄っぺらいボディ・カバーを外すと、真赤なボディが顔を覗かせた。相変わらず、この車の描く鋭いエッジと柔らかい曲線の組み合わせは、見ているとなぜか妙に艶っぽく感じてしまう。
冷たい皮のシートに腰掛けて、エンジンのスタートキーを回すと。、背中から安っぽいローバーのエンジンが回転する音が響いてきた。ついつい何か変な音はしないかと耳をそばだててみてしまう。

4ヶ月ぶりにエリ-ゼのエンジンを回した。今週いっぱいは冬眠の予定だけれど、まるで解禁前の釣師が気持ちの昂ぶりを何とか抑えながら、その準備を怠らないようにするのと同じように、家の前で冬の間に溜まったホコリを洗い流してみた。

早春とはいえ、まだまだ寒い北海道。それでも必死にやせ我慢してエリーゼの幌を取っ払って走ってみようと思う。もちろんお気に入りのスペイ・ロッドを傍らに乗せて。

今日のBGM:Joao Gilberto/Joao voz e violao
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by d-yun5-fly-elise | 2006-03-28 19:33 | my lotus elise | Comments(12)
<Vol.240>east-road
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ポッ、ポッ、ポッ。窓枠に優しく当たる春の雨音で僕はゆっくりと深い眠りから目が覚めた。

"east-road"。それは、アメマス達がいる東へと続く道。でも、車の窓から見えるどこまでも果てしなく広がる茫々とした景色は、なぜか僕を寂しくて虚無的な気持ちにさせる。
十勝川の流れに深く立ち込んでいると、頭上から何羽かの白鳥の鳴き声が聞こえて来た。どういう訳か白鳥の物悲しげな声を聞くと、僕の気持ちまでもが深く沈んでいきそうな気がした。
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相変わらず、ダブル・スペイは苦手である。特に太陽が頭上近くまで上って、下流から強い風が吹き始めると如実にその苦手意識がムクムクと頭をもたげてくる。それでも、「ここまでよく来たよな」と言わんばかりに、アベレージサイズのアメマスが顔を出してくれた。それにしても少し痩せ気味である。これから広い海へ降りようとしているのだろうか。背中の大きな白い斑点がまるで厳しい冬のなごり雪のようにも見えた。
アメマスの大きな白い斑点を纏った背中を見送ったあと、僕はまたゆっくりとリールからスペイラインを引き出した。
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暦の上では、もうすぐ4月だというのに、相変わらず道東に吹く風は冷たい。少しずつ、僕の指の感覚が鈍くなり始めた。そんな指の痺れを感じながら、秋が深まって、そろそろ冬の訪れが感じられ始める頃になったら、アメマスに出会いに、またこの地を訪れてみようと思った。
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今日のBGM:New order/Blue monday
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by d-yun5-fly-elise | 2006-03-26 15:00 | fly fishing | Comments(20)
<Vol.239>「春別」と磯の香り
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日高幌別川の畔に佇む小さなそば屋。「春別」。それが今回の十勝川釣行のもう一つのお目当てだった。
最初にここを訪れたのは、何年前だろうか。確か友人と日高幌別川に早春のアメマスを釣りに行った際、浦河町に住んでいた後輩に、「美味しいそば屋がありますよ」と連れて行かれたのが最初だったと思う。薪ストーブの焚かれた小さなプレハブ造りの店内は、そばを茹でる蒸気も加わってとても暖かだった。釣りで冷えきった身体には最高のもてなしである。気さくで気のきくオバちゃんの陽気な声と手打ちで不揃いだけれど美味しいそば、それだけでなぜかホンワカした気分になったものだ。
それからというもの、元浦川にサーモン釣りに行く度に仲間を誘ってこの店を訪れていた。いつしかこの店をきりもりしているオバちゃんに僕の顔まで覚えてもらったりしてね。「あら~、いらっしゃい。釣りですか?」がいつもの挨拶になってしまった。

この店のおすすめは「つぶ昆そば」である。細く切ったこの地の名産日高昆布で採れたてのつぶ(つぶ貝)を包んでさっと油で揚げたもの(まるで、細く切った昆布の団子のようにも見える)をまるで天ぷらそばのように乗せて食べるのである。そして香ばしい昆布の中から冬の旨味のギュッと凝縮されたツブが出てくるのである。でも、僕は一度も食べた事がない。なぜならこれが食べられるのは冬から春にかけてだからである。なんたってサーモン釣りは秋だからね。

先週、十勝の帰りにこの店で「つぶ昆そば」を食べようと思っていたけれど、通った時には残念ながらすでにお店は閉まっていた。そこで火曜日にもう一度十勝川に行った際、ちょっと早めに釣りを切り上げて「春別」に立ち寄ってみた。でも、残念ながらお目当ての「つぶ昆そば」はすでに品切れ。いかにも残念そうにしている僕らを見かねて、親切なオバちゃんはツブの代わりにエビで、つぶ昆ならぬエビ昆そばを作ってくれた。これが実に美味しいのである。日高昆布の磯の香りとエビ独特の旨味とが絶妙にマッチしていた。これはいけない。ますます「つぶ昆そば」が食べたいという気持ちに火がついてしまった。

十勝川の冷たい川の流れで冷えきった身体に暖かい磯の香りがギュッと詰まった「つぶ昆そば」。これでまた一つ初冬から早春にかけての釣りの楽しみが増えてしまったような気がする。
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by d-yun5-fly-elise | 2006-03-23 20:36 | slow fishing | Comments(13)
<Vol.238>rhythm and beat
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それにしても不思議なもので、僕が何気なく気配を感じて背後を振り向くたびに、仲間のダブル・ハンドのロッドがグニャっとしなっていた。「まったくもって焦っちゃうよなぁ」。そんなことを独り言のように呟きながらも、僕の顔はどこか苦笑いの表情を浮かべていたに違いない。だって確かあの場所は僕がしっかりチャートリュース・カラーのフライを流した筈だから。

早春の十勝川に吹く風は、まるで釣り人を拒むかのように強く吹いていて、さながら台風並であった。こんな強い風の中で釣りをするのは、何年か前の台風の真っ只中、支笏湖で釣りをした以来である。

バン、バン、バン。強い風にあおられて出来た十勝川の波が、ディープ・ウェーディングしている僕の背中に規則正しいリズムを刻みながら激しくぶち当たる。その度に僕はズリ、ズリと少しずつ下流へ押し流されていった。そんな自然のリズムを心の中でカウントしながら、スネーク・ロールで対岸に向けてキャストを繰り返していた。考えてみると、川に立ち込んで明らかなリズムを感じた事ってあまりなかったような気がした。いつの間にかリズムというかビートに酔っていた。

そのうちにとは思っていたけれど、それはやはり突然やってくるものである。モゾモゾっという何とも表現し難いあの前アタリの後、プルプルプルという鱒の躍動感がラインを通じて感じられた。決して期待していたあのガツンとかグゥンという強いダイレクトな衝撃ではない。きっと流れでフライラインが曲がっているからだろう。それでも、余ったラインをリールに巻き取った後は、お気に入りのロッドの鱒が掛かった時の感触を確かめながら、久しぶりに感じる十勝川の流れの強さも加わった鱒の躍動感を楽しんだ。決して大きくはない。きっと十勝川のこの場所ではアベレージ・サイズだろう。でも、久しぶりに鱒に出会えたことで少し気持ちに余裕というスペースが出来たような気がした。十勝川の強い風に吹かれながら・・・。
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by d-yun5-fly-elise | 2006-03-22 22:18 | spey fishing | Comments(16)
<Vol.237>Derek Brown Favorite
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河口から吹く北西の強い風、そして雪。ロッドのガイドや赤やオレンジのマラブーを纏ったフライは、厳しい冬を思い出させるかのように、いつの間にかガチガチに凍り付いていた。でも、そんな中にも微かに春の匂いを感じたのは、僕だけではないんじゃないだろうか。

新しく手にしたロッドをいつも以上に慎重に繋いで、しっかりとテーピング。リールを落とさないように注意しながらロッドにセットして、ゆっくりとラインをガイドに通した。一体どんなアクションなんだろうか。僕の中で期待と緊張が高まる瞬間である。

とうとう、僕にとっては禁断のヤフオクに手を出してしまった。自分の性格を少しは分かっているつもりだから、参加するには随分と躊躇したんだけれど、どうしても欲しかった廃盤のロッドが出品されていたので、意を決して参加する事に。それにしても、あの入札する時のポチッとクリックする瞬間、そうあの感覚、何とも言えない緊張感は久しぶりに味わった。

新しく手に入れたロッドは、今までのロッドよりもちょっと重めだけれど、予想以上にティップに力が有るように感じられた。もう少し風の穏やかな日にゆっくりとロッドを振ってみたいと思いながら、少しずつ初めて入る本流のポイントを釣り下る。鱒はどこで休んでいるのだろうか。
結局、鱒が休んでいる場所を見つけられずに、あっという間に今日という一日が過ぎ去ってしまった。強い風と雪の中、本流でロッドが振れただけでも十分満足なんだけれど、正直なところ、そろそろ鱒に出会いたいものだ。
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今日のBGM:BILL EVANS/INTERPLAY
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by d-yun5-fly-elise | 2006-03-19 22:38 | spey fishing | Comments(14)
<Vol.236>slow time
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                   original photo by Mr.hamada
川に佇むと、川には川独特の時間の流れを感じる。そしてその時間の流れ方は、訪れる川によってまた違ったものであったりするから面白い。

湖に佇むと、そこでもまた違った時間の流れ方を感じる。出来れば、曇り空で凪で、おまけに少しシトシトと小雨が降っているぐらいがちょうど良い。鱒釣りには今一つの状況かもしれないけれど、その方がゆったりとした時間の流れを感じる事が出来るような気がするから。

海に佇むと、不思議と大きな生き物の鼓動のようなもを感じる。まるで母親の胎内にいた時のような包み込まれるような浮遊した感覚である。そんな中で感じる時間の流れは、これまたゆったりとしたものであったりする。

そんないろんな時間の流れを感じたくて、いろんなフィールドに赴いたりする訳だけれど、春の息遣いが身近に感じ始められた今日この頃、そろそろ春の湖でゆったりとした時間の流れを感じたくなってきた。そろそろ準備でも始めるとしましょうか。

今日のBGM:PEGGY LEE/Black Coffee
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by d-yun5-fly-elise | 2006-03-17 19:31 | slow fishing | Comments(6)
<Vol.235>advice
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「腕がだるい」、「アンカーが、なかなか思うように打てない」。そんな事を去年からフライフィッシングを始めて、おまけに今年からはスペイキャストにまで手を広げてしまった友人が満面の笑顔で僕に呟いた。
彼のキャストを雪の積もった川原に腰掛けながら眺めていると、なぜか去年僕がスペイキャストを始めた頃のぎこちないキャストと二重写しのように見えて、何とも言えないあの頃感じた歯がゆさが思い起こされた。でも、それ以上に彼が一つの事にのめり込んで黙々と取り組んでいる姿勢には、ある意味微笑ましく思えたし、その楽しさがどことなく羨ましくも思えた。

思うようにキャストが出来なくて苦労している友人に、SHUさんがゆっくりと近づき、そっとアドバイス。
「急がずに、もっとゆっくりロッドを振るといいですよ」。的確なアドバイスである。
すると、次のキャストではアンカーが上手く打てて、シュル、シュル~と今までよりも綺麗なループを描いて気持ちよく前方に伸びていった。
何かをきっかけとして、ハッと気が付いたり、意識や注意を向けたりする。そして、何かが変わる。そういうことで、また何か1歩前に進んだような気分になって、視界がパッと開けたような気分になる。そんな出口の見当たらない窮屈な閉塞感から脱したような心地良い気分を友人も味わっていたのだろうか。

そんな事を感じながら、夕暮れの迫る本流で友人のスペイキャストを眺めていた。
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今日のBGM:TACKHEAD/REALITY
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by d-yun5-fly-elise | 2006-03-14 17:52 | slow fishing | Comments(14)
<Vol.234>early spring
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「あなたは本流の畔に佇みながら、少しずつ近づいてくる春の足音を感じていたのでしょうか」

曇り空の下、細かい雨がパラパラと降っている。早春の雨。訪れた本流の周りは薄い霞が掛かったような様相を呈していて、なぜかしら柔らかなもので包まれているような気持ちにさせられた。そうかと思うと急に大粒の雨に変わったりとレインジャケットのフードを被りながら、ゆっくりとした幾度となく繰り返される振幅がなぜか気持ちよかった。
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相変わらず、本流のアメマスは御不在のようである。雪白の流入がそれ程気にならない本流の流れは、いつものようにゆったりと流れている。それでも、もしかしたらという期待を込めて
type6のティップを繋いだスペイライン、その先にはオレンジ色のハックルを纏ったスペイフライを結んで、静かに流れる本流を釣り下った。

少しずつ北海道の寒さも緩み始めているのだろうか、本流の両側に高く積もった雪山の隙間から伸びたカワヤナギの芽が少しずつ芽吹いていて、柔らかい銀色の綿毛を覗かせていた。柔らかい光。そんなところにも春の訪れを感じられられる。あと数ヶ月もすれば、この辺りも木々の新緑が眩しく感じられるようになるに違いない。

早春の柔らかい被膜に包まれたように僕の気持ちもほんのりと暖かかった。
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今日のBGM:the orb/aubrey mixes.the ultraworld excursions
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by d-yun5-fly-elise | 2006-03-12 17:30 | spey fishing | Comments(14)