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札幌市在住Yunの北海道をメインフィールドにしたスカジットキャストによる釣行記。

by d-yun5-fly-elise
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<   2005年 05月 ( 31 )   > この月の画像一覧
<Vol.35>バーブレスとハンディ
 バシャ、バゴッ、グゥンなどの合図とともに鱒と僕とのスリリングな駆け引きが始まると、僕はいつも鱒にハンディをつけてもらっているなと思ってしまう。別に鱒から僕にハンディを付けてくれている訳ではなく、ただ単に僕がそう思っているだけなんだけれども。
 
 つまり、フライフックにバーブがついていること自体が、僕にはハンディをもらっている様に感じてしまう。

 僕は、基本的に管理釣場などでしかバーブレスのフライを使わない。多分、僕の中で、我慢の末にやっとフライに出た大きな鱒を逃がしたくないという気持ちが強いからだと思う。いくら釣り雑誌などで、バーブレスでも特に問題ないという記事や広告を見ても、どうしても信用する気になれないし、ましてや使う気になんて・・・。

 Fly fishingを始めて、まだキャスティングもままならなかった頃、支笏湖に練習がてら釣りに行った。10番ぐらいの大きめのカディスを結んでキャスティング。そろそろシュートという時、右腕にパシッと衝撃を感じた。エッと思って右腕を見ると、僕のカディスが腕まくりした右腕にとまっていた。痛いという感覚はなく、痺れしか感じなかった。フックは右腕に刺さりこみ、いくら引っ張っても抜けない。仕方がないのでリーダーを切った後、フライをつまんで、もう一度腕に刺し込んで、フックの先を皮膚の外に出し、フォーセップでバーブを潰して引き抜いた。
 昔ルアーをやっていた頃、友人と朱鞠内湖に行こうという事になった。友人が根掛りが多いからトリプルフックをシングルフックに変えたいというので見ていたら、交換しようとしていたシングルフックが友人の親指の爪の根元の辺りにグサッと刺さった。そのときもいくらやっても取れず、救急外来に直行することになった。おそらく、バーブレスにしていれば、それほど大きな事にはならなかったと思う。

 なんとかランディング出来た鱒からフライを外すとき、どうしてもバーブの部分が鱒の傷口の組織を傷めたり、広げているんじゃないかと思う。人だって、傷口が綺麗な方が傷が治りやすいし感染も起こしにくいからね。

 僕の釣り仲間の一人に、フライを巻くときバイスにフックを挟んだ時点でバーブを潰すというIさんがいる。最初にその話を聞いた時は、本当に、そんな人がいるんだと驚いた。彼はいつもの事だし、慣れみたいなものですよと言う。僕にはとうてい真似出来ない。時々、バーブを潰そうと思う時もあるが、僕のどうしても大きな鱒をキャッチしたいという欲望が強くて、なかなか行動に移せないでいる。
 でも、そろそろ本当に行動に移さなければいけない時に来ているように思う。僕の中での鱒に付けてもらったハンディを元に戻して、対等な駆け引きを始める時が。それに、ちょっとは鱒に与えるダメージも小さいだろうしね。

 こんな事を書きながらも、頭の中ではまだ迷っているというのが本音。
 分かっているけど、大きな鱒を逃したくないよねと囁くもう一人の素直な僕がいる。

今日のBGM:LAIBACH/NOVA AKROPOLA
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by d-yun5-fly-elise | 2005-05-20 22:25 | fly fishing | Comments(10)
<Vol.34>初めてのセミフライ・・・4
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 上の画像は、去年の6月8日にセミフライで釣れた41cmのニジマス。この日は、最初トンネル下に入ったけれど、ちょっと無理してデジカメを水没させて使えなくなり、同僚のIさんに撮って貰ったもの。
 トンネル下は、風も波もいい感じだったけれど鱒の気配もなく、場所移動。次は、初めて入った95kmの標識の辺り。周りには、僕とIさんだけ。静かな時間が流れていく。なんかこの辺が良さそうという直感で立った岩からの1投目、フライが着水後なんか出そうな予感が頭をよぎる。
 予感的中。数秒後にバゴッと鱒が出た。1,2,3と3つ数えてロッドをあおる。ロッドを通じて、何とも表現し難い鱒の重みと躍動感を感じる。最初は湖底に潜った鱒が急浮上して続けざまに3回の連続ジャンプ。なんとか耐え忍んで、急いでリールに余ったフローティングラインを巻き取る。ここで、気持ちを緩めてはいけないと自分に言い聞かせ、6番ロッドのしなりを全身に感じながらのリールファイト。ジー、ジーと気持ちいいリールのラチェット音が周囲に響き渡る。通ってよかったと心の中でつぶやく僕がいる。なんとか無事にランディング出来たのは41cmのニジマス。支笏湖では、アベレージサイズだけれど、釣れない僕にとっては十分なサイズだった。釣れた事に気付いて近寄って来てくれたIさんに写真を撮ってもらい、鱒をリリースした。
 もしかしたら、まだ別の鱒がいるような気がして、もう一度同じ岩に立ち、セミフライをキャスト。2投目に、バゴッと大きな鱒が出た。さっきの鱒よりもロッドに掛かる負荷が違う。もしかしたら大きいかもと心の中で自問自答。1回目のジャンプで姿をあらわした鱒は、さっきのニジマスよりもふた周りは大きい50UPのニジマス。やったと思った瞬間、ロッドにテンションを感じなくなった。
 この後も、あの感触を忘れられず、同じポイントには何度も通ったが、一度も鱒に触れることは出来なかった。

 今年は、ゆったりのんびりとあまり前のめりにならず、セミフライを浮かべに行こう。
 出来ればあまり人のいない静かな場所で、鱒のこと以外は何も考えずに佇めれさえすればよい。

今日のBGM:JOAO GILBERTO/Joao voz e violao
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by d-yun5-fly-elise | 2005-05-19 23:56 | cicada fly | Comments(4)
<Vol.33>今年のBasic Pattern
 今年のセミのシーズン開幕まで、あと少し。去年、職場のある南区では、5月30日頃はじめてセミの鳴き声を聞いた。今年はちょっと寒いので、もしかしたら少し遅れるかもしれない。
 でも、セミの鳴き声を聞かなくったって、多分5月末にはもう浮かべているんだろうな。

 そんな訳で、昨日とうとう重い腰を挙げて、今年のセミフライを2個だけ巻いてみた。
 やっぱり巻くのは2個が限界。飽きっぽい僕は集中力が持たない。
d0029241_19431960.jpg 今年は、black、green、rusty orange、orange、brown、olive、naturalのディアヘアそれに余っていた、ムース・ボディ・ヘアをミックスしてボディとし、羽根は、面倒なのでCDCを1枚づつ羽の形にカットして使う事にした。
 やっぱり、羽根はある方が良いんだろうか?羽のないバージョンを試したこのがないので、効果は分からない。


d0029241_1946236.jpg 結構なくしたり、人にあげたりする事があるので、あと数個はセミフライを作ろうと思っているけど、このbasic pattern以外に、ボディをオレンジ主体にしてアピール重視したものと、もう少しダークな基調のボディ・パターンをバリエーションとして作ってみようと思っている。でも、これって鱒には全然関係なく、あくまでも僕の自己満足の世界だなぁ。まぁ、いいか。



今日のBGM:The Bill Evans Trio/Moon Beams
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by d-yun5-fly-elise | 2005-05-18 20:04 | cicada fly | Comments(4)
<Vol.32>Fly Shopと不安
 時々、何気なくフラっとFly Shopなどの専門店に入ると、何か買わないといけないんじゃないかという不安が僕を襲い、何も買わずには出て来れなくて困る事がある。
 リーダー1個のときもあれば、ビーズヘッド、フック、ダビング材のときもある。とにかく何か1つでも買わなければ、落ち着いて店から出られない。別に何も買わなくったて、怒られるわけではないのは百も承知なのだけれど、買わないと気まずい感じがする。
 
 よく行くテムズだって、最初はそうだった。今でこそ、何気ない世間話をして帰ってくる事もあるけれど、やっぱりちょっとは気を使ってしまう。店内にずかずか入ってきて、店員さんと会話して、じゃあねと帰っていく客を見ると、たしたもんだと感心している僕がいる。なかなか、真似できないなぁ。
 
 たまにしか行かない店に入ると、特に買いたい物があるわけではないから、視線はキョロキョロ、買う気もないロッドを見たり、吊るしてあるベストを触ってみたり、マテリアルを手に取ったりと、店内をあてもなく徘徊している僕がいる。他に客がいないと、さらにこの行動に拍車が掛かり、不安と緊張のボルテージは上がってしまう。その上、店員に「何かあったら、いつでも言って下さい」なんて言われると、もう、その場から走って逃げ出したい衝動に駆られてしまう。
 
 そんな訳で、僕はいつも、Fly Shopに入る時は、いつも身構えてしまう。

今日のBGM:BUENA VISTA SOCIAL CLUB/IBRAHIM FERRER etc
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by d-yun5-fly-elise | 2005-05-17 22:31 | 雑記 | Comments(7)
<Vol.31>家族からの贈り物
 こんな釣熱にヤラれた僕だけれど、実は釣りに行く予定を立てているときは、ちょっとは家族の顔色を伺う。連れ合いの機嫌を伺いながら、釣りに行くという事を話すタイミングにとても気を使ったり、ちょっと家事を手伝ったりなんかしてポイントを稼いだりもする。でも、大体は無駄な事で、するどい連れ合いに、「どうせ、釣りなんでしょう」と、すぐに見透かされてしまう。僕の考えている事は、何でもお見通しのようだ。ダメとは言わないけれど、機嫌良く送り出してくれるという事は少ないかな。
 先日、僕の誕生日に家族が、ささやかなパーティを開いてくれた。そこで、家族からプレゼントとして1枚の赤いカードを貰った。貰ったカードを良く見ると、
 
 「どんな時にでも、笑顔で、釣りに送り出してくれる特別パスポート」

と書かれていた。これは、嬉しかったし、なによりのプレゼントだった。
でも、よ~く見ると、カードの後ろの方になにやら文章が、
 
 「有効期限 平成17年6月末まで」
 
 おい、おい、6月末までかい。それじゃあ、その後は・・・。これには一本取られました。
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今日のBGM:POTRIHEAD/PORTISHEAD
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by d-yun5-fly-elise | 2005-05-16 19:00 | 雑記 | Comments(13)
<Vol.30>サハリンでダニに噛まれる
 職場にロシア語に堪能な人がいて、彼の人柄もあってかロシア領事館に知り合いが多く、お陰で僕はこれまでに2度だけ海外で釣りをしたことがある。2度ともサハリンなんだけれど、1度目は6年前の6月初旬だったと思う。狙うのは、大きなタイメンとシーマ。
 函館空港から、今にも落ちそうなプロペラのアエロフロートに乗ってユジノサハリンスクに向かった。機内はほとんど装飾のない感じでボロボロ、シートにはボッコリと大きな穴があいているし、リクライニングしようと思ってもそのまま後ろに倒れてしまう。まともな座席を探すのが大変だった。でも出された機内食だけは、美味しかった。それにビールなんか飲み放題だしね。ユジノに着く頃には、すっかり出来上がっていた。
 初めて行ったサハリンは、モノトーンの世界。本当に色彩がなくて、無機質な感じ、東欧のさびれた町の印象だった。でも、女性はとても綺麗だったのが、唯一の救いかな。行き交う車は、ほとんど日本車、○○産業、××株式会社なんていう社名が書かれたまま走っているもんだから、走行車線が逆でなければ、なんかとっても変な感じだった。
 
 初日はユジノ近郊のリュトカ川、渚滑川と千歳川を足して2で割ったぐらいのトルクの流れと規模の川だった。狙いはシーマ。この日の為に、ダブルハンドのロッドとリールを新調し、僕なりにアレンジしたアクアマリンをフライボックスに忍ばせて、川辺に立った。流れ込みから続く大きなプールでは、時々シーマが大きな姿を見せつける。気持ちばかりが、先走った。サハリン行きの前に一度だけ千歳川でキャスティングの練習をしたが、現実はそんなに甘くなく、もっと練習しておけば・・・という思いだけが残った。念の為にと、持っていったルアータックルで60cmぐらいのシーマをかけたけれど、激しいローリングの末、手前でバレてしまった。

 二日目からは、車でサハリン中部のアイヌ・スクウェア湖に向かい、キャンプしながらのタイメン釣り。ここで初めて、最近ガイド業を始めたという元外科医のワジームさんがサービスでガイドしてくれた。釣り方はいたって簡単。ボートを浮かべてルアーをトローリング。フライでやりたいといったが、そんなんじゃ釣れないよと言われ、まぁ郷に入っては郷に従えということで・・・。タイメンはそこそこ釣れたが、どこか僕の中にはもどかしさが残った。ボートに乗りながら、時々小魚の群れめがけてタイメンが襲い掛かるときに出来る大きな水面の盛り上がりと波紋を眺めながら、ディープウェーディングしながらフライで狙いたいなぁなんて考えていた。

 ユジノに戻る車の中で、右肩辺りに違和感を感じた。服の中に手を入れてみるとポッコリ膨れ上がっている。茶色い虫が頭から突き刺さり、周りの皮膚が赤く腫れていた。ダニだ。それも大きなサハリンのダニ。
 どうやっても取れないので、病院に行く事になった。ここが病院だよと連れて行かれた所は、どうみても、田舎の木造の廃校になった小学校という感じ。こんなところで大丈夫かと不安になったが、奥から看護婦さんらしき女性が出てきて、消毒してから注射針でダニを取ってくれた。記念に持っていくかと訊かれたが、丁重にお断りさせてもらった。

 四日目は、再度リュトカ川。別のポイントに早朝から入った。週末だったせいか、地元の釣り人も多い。ほとんどの人が餌釣りでたまにルアーの人を見かける程度。フライロッドを振っているのは僕ぐらいしかいない。皆、好奇な眼差しでこっちを見ている。そして、仲間内でヒソヒソ話。時々、好奇心旺盛な釣り人がロシア語でなにやら話し掛けてくる。頼むから僕に話し掛けないでくれ・・・。そうでなくてもキャスティングが思い通りにいかず、釣りに集中できないのに、分からないロシア語で話し掛けられたって!

 そんな僕にでも、サハリンのシーマは優しく微笑んでくれた。川の中に立ち込み、対岸のやや下流に向けてキャスト。フライをゆっくり沈めてテンションかけて、ゆっくりターン。ランニングラインの処理に手間取っているうちに、フライが僕の下流までターンしてきてしまった。絡んだランニングラインをほどいて手繰り寄せると、グゥン、グゥンと鱒の躍動感がロッドを通じて分かる。なんとかキャッチ出来たのは、50cmぐらいのシーマ。僕のアクアマリンをミッキーフィン風にアレンジしたフライをガッチリくわえた、遡上したてのシルバーメタリックなボディは、とてつもなく美しかった。それにしても、あっけない出会いだった。その後も、同じポイントでシーマを何匹かキャッチして、サハリンでの釣りを終えた。

 サハリンから戻っても、僕のダニ恐怖症は、その後しばらく消えることはなかった。

今日のBGM:BILL LASWELL/BOB MARLEY Dreams of Freedom AMBIENT TRANSLATIONS OF BOB MARLEY IN DUB
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by d-yun5-fly-elise | 2005-05-15 16:04 | fly fishing | Comments(10)
<Vol.29>恵庭湖
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やっぱり今日の午前中は、仕事でも拘束されてしまった。阿寒湖では、黄金色のアメ鱒が良い感じで釣れているみたいだし・・・。

釣りに行けない僕は、午後からちょっと恵庭湖までドライブ。
オープンで走ったものだから、革ジャン着込んでグローブはめても結構寒い。
ヒーター、ガンガンつけて、やせ我慢しながらマッタリと走ってきた。

恵庭湖は、10年前ぐらいに一度だけロッドを振ったことがあるけれど、大きな鱒が僕のフライに口を使ってくれることはなかったなぁ。インレット辺りは、良い感じなんだけれども。

今日のBGM:Bill Laswel/Panthalassa:The Music of Miles Davis 1969-1974
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by d-yun5-fly-elise | 2005-05-14 18:47 | my lotus elise | Comments(4)
<Vol.28>杏の花
d0029241_19282023.jpg 3年前に庭に植えた杏の木が、今年初めて花をつけた。実がたくさん取れたら、アプリコットジャムでも作ってみようかと思っている。パンにつけるのも良いけれど、アプリコットパイなんていうのもいけるかもね。

 どうも週末は釣りに行けそうもないので、悔しいから、仕事から帰ってきて、夕暮れの杏の花を撮ってみた。

 あぁ、明日も絶好の釣り日和だね・・・。






 今日のBGM:COIL/HORSE ROTORVATOR
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by d-yun5-fly-elise | 2005-05-13 19:46 | 雑記 | Comments(4)
<Vol.27>2nd COMMUNICATION / SECOND COMMUNICATION
 今、一番やってみたい楽器は?と尋ねられたら、僕ならやっぱりチェロと答える。
 でも、そんな金銭的、時間的余裕はどこを探してもないので、将来リタイアしたときの夢として大事にとっておこう。

 時々、何かの拍子に、むしょうに音楽を作りたくなるときがある。
 20代の頃の僕は、自分の自己表現と周囲とのコミュニケーション手段としてシンセサイザー、サンプラー、ドラムマシーンなどの機材を買い揃え、いわゆる打ち込み音楽を作り、2nd COMMUNICATIONもしくはSECOND COMMUNICATIONという名で活動していた。

 たまたま、友人が送ってくれたデモテープがきっかけで、ベルギーのレコード会社と契約することが出来たんだけれども、とてもラッキーだったと今でも思ってしまう。何枚か作品はリリースさせてもらったが、今でも、契約は有効なんだろうか?でも更新していないから、きっと終了しているんだろうね。ほんとにマイナーなレコード会社だったんだけれど、自分の作品が形になった時は言葉に言い表せられないぐらい嬉しかったなぁ。特に、輸入盤店に並んでいるのを見つけた時は、世界中のどこかで、僕の知らない誰かが、この作品を手にとって聴いてくれるんだと思っただけで興奮している自分がいた。

 どんなジャンルの音楽と訊かれても、僕には上手く答えられない。音楽をカテゴライズすること自体あまり好きじゃないけれど、輸入盤店では、ノイズ・インダストリアル、ニューウェーブ、オルタナティブ、エレクトリック・ボディ・ミュージックなど、お店によって様々なジャンルのコーナーに置かれていた。メジャーかマイナーかと訊かれたら、マイナー。それも限りなくマイナーでアウトサイダー。でも、あの頃の僕には、ほんとに好きな音だった。今でも、時々思い出したようにノスタルジックになって、聴きかえす事があるけれど、やっぱり恥ずかしさと照れを感じてしまう。

 この前、googleで検索してみた。ベルギーのサイトだと思うけれど、一つだけDiscographyをのせてくれているサイトがあった。ちなみに僕は、一番下のCD持っていません。

 昔使っていた機材は車庫の物置にしまってあるけれど、最新の楽器はどうなのかと、久しぶりにススキノにある玉光堂に行ってみた。行ってみて、10年間のブランクを痛切に感じた。僕みたいなアナログ感覚の人間には今の楽器についていけません。作曲や音作りのセンスや感性は作る側の人間に関わっているから、楽器の進化は関係無いのだけれど、曲作りのプロセスが全く違います。スピードと容量が全く違います。これには驚きました。

 最後に、店員さんに言われたことは、
 「お客さん、10年間のブランクは大きいですね」と。

 僕が、曲作りを再開する日が、また遠のいた気がした。
 
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by d-yun5-fly-elise | 2005-05-12 20:39 | music | Comments(11)
<Vol.26>暇つぶし?
 僕にとって、支笏湖はほんとに釣れない湖。でも何故か、釣れない事は分かっていても通わせてしまう魅力がある。職場から近いし景色が綺麗、もしかしたら大きな鱒が釣れるかもしれない等といった理由も思いあたるが、でも、どれも理由として僕を満足させてくれない。たいてい、他の釣り場に行くと「今日は釣るぞ~」とか、「今日は釣れそうな予感が・・・」等といった湧き上がる釣欲が頂点に達するのだけれども、どうしても支笏湖の湖畔に立つと「今日もダメなんだろうなぁ」という消極的な諦めの気持ちになってしまう。さらに、帰り支度をしながら「やっぱり今日もいつもの支笏湖だったね」と溜め息。いつもこういう事の繰り返し。鱒を釣っている人は釣っているんだろうけれど、釣れない僕には、単なる絵に書いた餅のような話。

 支笏湖で僕が鱒を掛けた回数を、支笏湖に足を運んだ回数で割ると、ますますそういう気持ちを増長させてしまう。僕はギャンブルはやらないけれど、もしこれがギャンブルなら本当に確率の悪いギャンブルだろうね。僕なら絶対にやらない。野球選手なら2軍落ちか解雇、そもそもスカウトすらされないだろうね。

 分かっていても通ってしまう、支笏湖の不思議かな。

 G.Wに支笏湖に行った時、もちろん僕は釣れなかったんだけれど、帰り際に出会ったフライマンに声を掛けてみた。
 「こんにちわ。どうでしたか?釣れましたか?」
 そのフライマン、
 「全然ダメですね。まぁ、暇つぶしみたいなものですから」

 そのフライマンに挨拶をして別れた後、暇つぶし・・・、暇つぶし・・・、僕は心の中で何度かつぶやいていた。

 やっぱり、僕の支笏湖通いも、単なる暇つぶしみたいなものなんだろうか。

 今日のBGM:MASSIVE ATTACK/MEZZANINE
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by d-yun5-fly-elise | 2005-05-11 19:01 | fly fishing | Comments(2)