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札幌市在住Yunの北海道をメインフィールドにしたスカジットキャストによる釣行記。

by d-yun5-fly-elise
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カテゴリ:slow fishing( 150 )
<Vol.101>木洩れ日
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 大きな鱒に出会いたくて川を釣り下っていると、僕はふと足を止めてしまった。

 流れる水面に木々の間から洩れた光が射し込んでいて、まるで流れるスクリーンのようだった。川は絶えず流れているのにそこの光と陰だけは同じ場所にとどまっている。不思議な光景だった。動と静、明と暗、そのコントラストがとても印象的で、そこだけ時間の流れが止まっている様にも感じられた。いつしか僕はキャストした後のフライの行方よりもその映像に心を奪われていた。友人からの携帯電話の振動。僕はハッと我に返った。

 雄武川河口でのカラフトマスの後、そんな光景に川で巡り合えた。
今日のBGM:ANGELO BADALAMENTI/SOUNDTRACK FROM TWIN PEAKS
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by d-yun5-fly-elise | 2005-08-15 22:41 | slow fishing | Comments(6)
<Vol.97>美しい木目
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 木目が美しいと思い始めたのは、いつの頃からだろうか。GUITARにのめり込んでいた高校生に頃だろうか。確かに、僕には手の届かなかった、FENDERやGIBSONの木目は本当に美しく僕の眼には映った。

 木目にはいろんな物語が詰まっている。長い年月を経て、風雪に耐え凌ぎながら紡ぎ出された自然が織り成すART。同じ物が世界に他にひとつと存在しないART。そんな木目の物語を夢想してみるのも面白い。

 先日、友人のSHUさんから預かったネット(Insta Net)のグリップにも、美しい木目が存在した。"Shu Craft"というオリジナルの証である焼印が刻印されている。そんな丁寧に仕上げられたグリップの表面に浮かび上がる美しい木目を眺めながら、僕は氷の入ったグラスにそっとGORDON・JINを注いだ。

今日のBGM:TONY BENNET/THE MOVIE SONG ALBUM
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by d-yun5-fly-elise | 2005-08-08 20:54 | slow fishing | Comments(12)
<Vol.94>deep space
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                original photo by yasuo sano
 車のヘッドライトを消して、外に出た。空を見上げると、そこには無限の数の星が散りばめられた広大なスクリーンが広がっていた。でも、これはプラネタリウムじゃない。紛れもない本物の宇宙。

 僕が名寄に住んでいた頃の友人の1人に、子供の頃からの夢をかなえた人がいる。子供の頃から天体観測に夢中だった彼は、いつのまにか職場の同僚から天文台の職員に変身してしまった。彼の名は佐野さん。そういえば、最近新聞で見たアメリカのディープ・インパクト計画の衝突写真も、彼が撮った写真だった。

 そんな彼に誘われて、月の出ていない晴れた夜に、名寄と下川の中間のほとんど人工の光が届かない、なだらかな牧草地が広がる絶好の天体観測のポイントにやって来た。僕の眼が暗闇に慣れてくれるにつれて、浮かび上がってくる星の数がどんどんと増えてくる。その数の多さに僕は圧倒されて言葉を失った。僕に傍らには、とっておきの物を見せた時の友人の満足そうな横顔があった。

 僕の内側にも広大な宇宙が広がっているけれど、僕の頭上にも広大な無限に広がる宇宙の存在。deep space。自分自身の存在がちっぽけに思えると同時に、僕自身の意志が何かの神秘的なエネルギーに突き動かされたというか内包されたような気がした。

 不思議な感覚だった。

 それは、川辺や湖のほとりなど、さまざまなフィールドで僕が時々感じる感覚に近いものだったかもしれない。

今日のBGM:JIM HALL/CONCIERTO
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by d-yun5-fly-elise | 2005-08-04 22:15 | slow fishing | Comments(4)
<Vol.87>hard fishing
 それにしても昨日は、hardな釣行だった。時間を気にしながらの釣り。ゆとりなんてまったくなかった。

 ほとんど眠らずに真夜中のハイ・ウエイをエリーゼで走った。旭川辺りで空が白々と明け始めると、ついついアクセルに力が入ってしまう。でも、いつもの釣り場に向かう時のワクワクした高揚感がなかった。いったい僕は何をしているんだろうか。きっと僕の中にまだ迷いがあったからだと思う。

 渚滑川は、ミスト状の霧に覆われていた。川の流れる音と鳥の囀り、いつもなら、それに耳を傾けているはずなんだけれど、昨日の僕には何も心に届かなかった。あとどれくらい釣りが出来るだろうか、ここから車に戻るのにどのくらいの時間がかかるだろうか、ただただ時計ばかり気にしていた。その上、どうしようもない睡魔が僕を襲った。

 オホーツクの海は、雲に覆われて肌寒かった。どうしようも出来ない波と風、それに鱒を前にして、一人でコーヒーを入れたけれど、コーヒーはみるみる冷めてしまった。オホーツクの海でも僕は時間を気にしていた。何ともし難い空腹感と疲労感、それに睡魔が、ここでも容赦なしに僕に襲いかかってきた。そうだ、MORENAにカレーを食べに行こう。エリーゼの幌を外して、下川に向けて車を走らせた。

 いつもなら、MORENAの窓から入ってくる草原の香りをまとった風や流れてくるフォルクローレの音楽に、心地よい疲労感を感じている僕がいる筈なんだけれど、そんな余裕はなかった。でも、スライスされたズッキーニの入ったチキンカレーはやっぱり美味しかった。そそくさとカレーを食べて帰ろうとする僕に奥さんが、「これから、また、水に入るんですか」と訊いてきたのが、ますます僕の疲労感を増強させた。MORENAをあとにしてエリーゼに乗りこむ。これから、札幌までの長い道のりを運転するのかと思うと、どこか気持ちが憂鬱になったのを感じた。いつもならエリーゼを運転するのが楽しい筈なのに。

 欲張りな釣りだったかもしれない。正直なところ、実は幌内川にも足を伸ばそうとも考えていた。行ける訳もないのに。それにしてもslowじゃない釣りだった。やっぱり、気持ちの余裕って本当に大事だと思った。
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今日のBGM:MORELENBAUM2,SAKAMOTO/CASA
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by d-yun5-fly-elise | 2005-07-24 19:31 | slow fishing | Comments(9)
<Vol.76>up-stream walking
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 それは、僕にとって触れることが躊躇われるぐらい、美しくて綺麗だった。シルバー・メタリックのボディ、いまにもキラキラとした銀鱗がパラパラと剥がれ落ちそうで脆弱そうに僕の目には映った。朱鞠内湖の湖沼型のサクラマス。僕が北海道に来て、初めてルアー釣りで出会った鱒。今でも魅力的なその鱒の美しさは僕の脳裏に焼き付いている。

 何とかその銀色に輝く美しい鱒をフライで釣りたくて、僕はFly Fishingを始めた。だから、僕のFly Fishingの釣りは止水がスタート地点。地形を読んで、かけ上がりの向こうめがけてフライを思いっきりキャスト。だから今でも、湖やダム湖といった止水の釣りは好きだ。
 近くに名寄川など、今思えば魅力的な河川が沢山あったんだけれど、なぜか足を運ぶことはほとんどなかった。

 ある時、面白いからと友人に誘われて渚滑川に行った。シンクティップのラインとウェットフライを用意して。僕の釣りの可能性がまた広がった。ダウン・クロスにキャストしながら、少しずつ釣り下っていくdown-streamの釣り。気が向けば、フローティング・ラインを巻き込んだリールに換えてスティミュレーター、大きなカディス、チェルノブイリ・アントなどを結んで、流れを横切らせてみるのも面白い。鱒が、流れの中から突然ガバッと飛び出してくるかもしれない。

 夢中になっていた。瀬や淵など川が目まぐるしく、いろんな表情を僕に見せてくれる。いつのまにか、あのカーブを曲がったら、次は川がどんな表情を見せてくれるのか、もしかしたら大きな鱒が潜んでいる絶好のポイントでもあるんじゃないかと、ワクワクしている僕がいた。今でも、初めて訪れる川や違うポイントに入ると、この感情が蘇ってきて、いつのまにか時間が経つのも忘れて、ずいぶんと釣り下ってしまい、入渓地点に戻るのに長い道のりを歩かなければいけなくなってしまう。そんな時は鼻歌まじりに道端に咲く花でも見ながら、のんびりと歩いて車まで戻るのも悪くはない。

 先週、久しぶりに友人達とup-streamの釣りをした。川をさかのぼりながら釣りをしていると、いつもの、あのカーブの向こうにはきっと大きな鱒のいる魅力的なポイントが待っているのではという気持ちの昂ぶりを感じていた。でも、いつもと勝手がちがった。川の中を流れに逆らいながら上流に向かって歩いていると、川がとてつもなく強いエネルギーで生きているっていうことを、僕はしっかりと思い知らせた。幾度となくよろめきながら釣り上がると、僕は心地よい疲労感に包まれていた。ふと、周りを見渡すと、辺り一面に馬鈴薯の小さな白い花が咲いていた。
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                          (original photo by River Art NEXT)
今日のBGM:JULEE CRUISE/FLOATING INTO THE NIGHT
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by d-yun5-fly-elise | 2005-07-11 22:53 | slow fishing | Comments(12)
<Vol.69>誘い
 かなりの数の友人達を、釣りの世界、特にFlyfishingの世界に誘ってきた。
 全く釣りの経験のない友人、海での投げ釣りぐらいはという友人など様々。
 今日も一人、僕の術中に嵌って、Flyfishingの世界の入り口に立った友人がいる。

 ルアーでの川の鮭釣り(もちろんライセンスを取って)に誘うというのが僕の最初のやり方。もちろん僕の言葉巧みで大げさな身振り手振りの誘いを添えて。この誘い方が良いか悪いかは別として、鮭の重量感のある強烈で暴力的なファイトを味わってこの釣りに病みつきになると、一人の大物狙いの釣師が誕生する。まぁ、ここまでがプロローグ。このままルアーフィッシングの世界にのめり込んで行く友人もいるけれど、それはそれで良いと思うし、そんな友人からも刺激を受けたりする。釣りのスタイルは違うけれど、一緒にいて楽しいし悦びも分かちあえる。でも、そんな友人の中にも、Flyfishingを始めてみたいと言い出す友人もいる。これは、しめたものとニヤっと笑う僕がいたりする。

 さぁ、ここからが本番。家にあるFlyfishingの入門書やキャスティングのビデオなんかをゴッソリと友人に渡し、さぁ読めと強要し、僕の知りうる限りのFlyfisingの魅力について大いに語り、釣り場ではロッドを手渡して「振ってみる?」などと声をかけ、上手くキャスティング出来た時には、「なかなか筋が良いよね」と誉め(まぁ本当に筋が良いことが多いんだけれど)、さらには「今日、よかったらショップに行ってみる?」などと無理やり誘ってみる。「行ってみようかな」と友人が答えたら、これはしめたもの。これで彼はFlyfisingの世界の入り口に立ったも同然である。

 でも、ここまでが僕の誘い。ここから先は彼の独自のFlyfishingの世界が展開される。僕が干渉する事ではないし、したいとも思わない。そんな彼からも、同じFlyfishingの魅力に取りつかれた者同士、いろんな意味で刺激を受ける事になるだろうし受けたいと思う。それが僕の誘いのエピローグ。悦びを分かち合える仲間がまた一人増えた。そんな仲間達に言わせると、どうやら僕みたいなのを誘い上手と言うのだそうだ。

 それにしても、これからFlyfishigを始めようとする友人達の不安や意気込みみたいなものに耳を傾けたり、一緒にショップなどでああでもない、こうでもないとロッドやリールを選んでいると、いつの間にか僕までもが、これからFlyfishingを始めるような気分になってワクワクしているから不思議だ。
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今日のBGM:The Disciples Present BOOM SHACKALACKA SOUND SYSTEM/FOR THOSE WHO UNDERSTAND
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by d-yun5-fly-elise | 2005-06-30 23:46 | slow fishing | Comments(8)
<Vol.59>フラメンコギター・草原の風・MORENA
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 少し開いた窓から入ってくる風が心地よい。新緑の草原の香り。どことなく、ホッと息をつけて、のんびりとした肩に力の入っていない雰囲気が僕は好きだ。先週の渚滑川へ釣行した帰りに仲間達と久しぶりに、MORENAのカレーが食べたくなって、ちょっと遠回りして下川まで足を運んだ。まぁ、名寄川の状況も見ておきたかったというのもあるのだが・・・。
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 MORENAは、何も変わらないまま、サンル川のほとりに佇んでいた。相変わらず、「釣れましたか」というのが僕達のいつもの挨拶だった。「まぁ、ボチボチです」とちょっと照れながら挨拶してから、僕はチキン・カレーとサフラン・ライスの大盛り、それから仲間達に是非食べてもらいたかったアフガニスタン料理のドナケバブ(青唐辛子の酢漬けと一緒に食べるとメチャメチャ美味しくて、ついついビールを頼みたくなってしまう)を頼んだ。そういえば、昼食もろくにとらないで、釣りに夢中になっていたことを思い出して、急にお腹が空いてきた。
 ここのカレーは、毎回、味も中の具材も変わる。まぁ、そこが魅力的といえば魅力的なんだけれど、やっぱり、他のどこの店でも味わえないものがある。だから、ついつい遠回りしてでも足を運んでしまう。
 
 カレーを食べて空腹を満たし、僕達が余韻に浸りながらまどろんでいると、マスターが他のお客さんに頼まれて、ギターを弾き始めた。フラメンコギターのプロを目指していたというのを聞いた事はあるが、MORENAに漂う雰囲気と、マスターの程よく力の抜けたフラメンコギターのリズムと音色は僕をさらにのどかな気分にさせてくれた。
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今日のBGM:CABARET VOLTAIRE/GROOVY, LAIDBACK AND NASTY
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by d-yun5-fly-elise | 2005-06-15 22:04 | slow fishing | Comments(4)
<Vol.57>まどろむ
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 最近は、釣りに行っても湖畔や川原でゆっくり過ごしたり、石や倒木の上に腰を下ろして、まどろんだり出来るように少しはなったかな。
 くつろぎなから、まわりの風景を楽しんだり、色々な音に耳を傾けたり、時には仲間のキャスティングをゆっくり眺めたり、うたた寝するのも良いもんだと思う。

 相変わらず、日帰りの遠征をする時は、真夜中に札幌を発つ事が多い。もう少し遅い時間に出発しても良いんじゃないかと思うが、せっかくの休みだから、出来るだけ長い時間釣り場に居たいという気持ちと朝マズメには、きっと大きな鱒が釣れるんじゃないかという思い込みというか強迫観念が強いからだろう。でも僕の少ない経験を思い起こしてみても、朝マズメに大きな鱒が釣れた事ってほとんどない。仮に釣れたとしても、大体6時とか8時ぐらい。つまり、夜が明ける前に釣り場に着く必要ってあまりないんじゃないかなぁと思ってしまう。でも、分かっていても行ってしまう、これも釣師の性というものだろうか。以前ある本を読んでいたら、その中でスコットランドの老釣師が語っていた言葉が印象に残っている。「朝の10時前に掛かる鱒などろくな奴じゃないからな」。そう語る彼は、朝の10時前には決して鱒を釣ったりはしなかったそうだ。僕も、何時かはこういうこだわりのスタイルでslowな釣りがしたいものだと思った。
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今日のBGM:EDEN/EVERYTHING BUT THE GIRL
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by d-yun5-fly-elise | 2005-06-13 21:49 | slow fishing | Comments(8)
<Vol.24>彼が釣りをやめた理由
 先週末は、何故かあまり釣りに行く気になれなかった。いつもの休日なら、風が吹こうが、雨が降ろうが、釣り場に行って自分の目で確かめないと気がすまないタイプの僕なんだけれども。

 僕が釣りを始めてどれくらいになるだろうか。子供の頃から数えると正確には分からないが、北海道に来てかれこれ20数年、北海道で釣りを始めて12,3年というとこだろうか。

 一つの事にのめりこみやすい僕の釣熱は、始めてすぐにエスカレートし、ヒートアップしていった。そんな僕の釣熱は、今も衰えずに続いているが、時々ちょっと下降する事もある。でも、1年間に釣りに行った回数なんかを、連れ合いの前で話そうものなら、彼女の顔がみるみる曇る事は目に見えているから、そんな事は決して口が裂けても話さないことにしている。

 そんな僕も、何時か釣熱が冷めて、釣をやめる日が来るのだろうか?今までに、いろいろな理由から釣りをやめようと思ったことがあると話す釣師には何人か会った事があるが、本当に竿(ロッド)を置いてしまった釣師には一度だけ会ったことがある。
 
 彼の名前はタミノさん。僕が知り合った頃は、3条通りの西側の古いビルの地下1階でシャパニー(スペルは忘れた)という8畳一間ぐらいの間取りの小さなスタンドBarを開いていた。シャパニーには、タミノさんの人柄もあってか音楽、美術、映画等が好きな趣味人間が多く集まっていて、若い頃の僕にはある意味とてもお洒落で粋な店に映った。そんなシャパニーに、僕も時には客として訪れたり、時にはアルバイトとして働かせてもらったことがあった。

 タミノさんは、とても多趣味な人だった。僕が知り合った頃は、ビデオ映像に凝っていて、いろいろな機材を揃えては、ギャラリーで作品を発表していた。また、ある時は自転車競技に凝って、ツール・ド・北海道に出るとか出ないとか。

 そんな彼が、ある時Fly Fishingに夢中になった。釣りに行くからと、お店を閉めることもあったぐらいだから、相当な熱の入れようだった。お客さんの影響かどうかはわからない。シャパニーに行くと彼は、眼を輝かせながら、自然の美しさや、支笏湖で何日もキャンプしながら大きな鱒を狙い、何度もいい思いや悔しい思いをしたことなどを身振り手振りを交えながら、Fly Fishingの魅力について熱く語り、僕にもやってみなよと誘ってくれた。その頃の僕は、釣りには全く興味がなく、もっぱらUndergroundの世界に夢中だったから、彼の熱い言葉が僕の心を動かすことはなかった。

 そんな釣熱にヤラレていたタミノさんが、ある日突然Fly Fishingはやめたといい、ロッドを置いた。多分、僕も彼があれだけ熱く語っていたのに、どうしてやめたのか不思議で理由を聞いたと思う。確か、鱒のことを考えると・・・、釣りという行為が・・・などと語っていたと思うが正確には思い出せない。

 今では、お店も閉めて、画家をやっているというタミノさんだが、もし今度会える機会があれば、彼がどうして釣りをやめたのかゆっくり聞いてみたいと思っている。
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by d-yun5-fly-elise | 2005-05-09 19:50 | slow fishing | Comments(6)
<Vol.6>今日こそslow fishing
 「Slow Food」、「Slow Life」、「Slow Style」など、Slowという単語をkeywordにした言葉はあるが、今回ブログをはじめるにあたって、タイトルを敢えて「Slow Fishing」としたのは、自分への戒めと希望の意味が強い。今でも自分の釣りのスタイルは「Fast Fishing」だと思う(笑)。つまり、せっかちで余裕が無いのだ。

 釣り場に向かう前は、過去の釣果や情報を集めて、いろいろ妄想が膨らみ、fly boxにはこの日のために巻いたflyがぎっしり詰め込まれて準備万端。車に乗って釣り場に近づくにつれ、ついついアクセルに力が入ってしまう。

 釣り場に着くなり、そそくさと準備を済ませ、我先にと釣り場に向かい、「釣れない、釣れない、魚が居ない」と嘆き、flyが後ろの木の枝に引っ掛かって無くなればチィと舌打ちし、吸ったタバコの本数はいつもの2倍以上、釣り場の景色を楽しもうといった気持ちは、すでにどこかに吹き飛んでしまっている。いいのが釣れたら1杯ひっかけようと、ポケットにはとっておきのシングルモルトを忍ばせておくが、いざ釣れても「さぁ次だ」と飲んだためしもない。

 朝から晩まで釣りをして、帰る時間になると、カミさんの怒った顔が(別に怒ってはいないのだけれども)脳裏をよぎり、帰りの車の中で睡魔に襲われながら、これまたついついアクセルに力が入ってしまう。自分でも何をやっているんだろうと思う。

 ただ単純に釣りが好きだから、あのアタリを待っている時の無の境地というか静寂さから、突然グン、バシャという合図とともに動というか躍動に変わる瞬間がたまらないから釣りを続けているのだけれども、出来ればもう少しのんびりとゆとりを持って釣りをしたいものだ。こんな自分への期待を込めて今日のブログのタイトルとした。
                     今日こそSlow Fishing
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by d-yun5-fly-elise | 2005-04-21 19:11 | slow fishing | Comments(4)