上のロッドは僕の14フィート#6/7番のMKS
下のロッドはakiranさんの14フィート#7番のHighlander-Hybrid
(ちなみに、次のカタログでは"S"シリーズと表記される予定)
いつの間にか、僕の周りの友人達の中にMeiser ロッドのオーナーになった人が増えたような気がする。それもどちらかというとカスタム色が幾分控え目のスタンダード・ビルドではなく、Meiser ロッドの特徴というか個性がより強く出たカスタム・ビルドの方をである。
ロッドのスペックの豊富さ、
スペイ・アングラーのキャストスタイルに応じた異なるアクションのブランク、
美しい鳥の羽をブランクにあしらったフェザーインレイ、
スタンダードコルクとバールコルクの絶妙のコンビネーション、
握りやすいギュッと絞り込んだグリップシェイプ、
などなど、Meiser ロッドの特徴を語り始めると、全くもって際限がないのだけれど、
個々のMeiser ロッドの特徴、その中でも特にカスタム・ビルドに関していえば、そのロッドのコスメにおけるオリジナル性、つまり最もカスタム色が際立っている部分が、何といってもバット・ラッピングの個性豊かさだと僕は思っている。
ロッドのオーダー時の要望はあくまでもイメージとカラー。
例えば僕の場合は、"Summer colors"つまり初夏をイメージするような色合いでというものだったし、akiranさんの場合は、確かレインボートラウトをイメージした色合いで、というオーダーだったと思う。
それに、110-kenさんの場合は、初夏の青空をイメージしてというオーダーだったように記憶している。
イメージと色合いをおおまかにオーダーしたなら、あとはロッドが手元に届いてロッドソックスを開けるまでのお楽しみ。一体どんなバットラッピングになっているかは、Meiserさんのセンス次第ということになるのだろう。
それにしても、ブルー系のバット・ラッピングというのは、110-kenさんのロッドの写真を見て、とても新鮮に僕には思えた。どちらかというと暖色系のラッピングカラーが多い中での寒色系のカラーの選択には、きっと勇気が必要だったんだろうと、勝手に想像したりしている。でも、なかなか美しい色合いだと僕には思えてしまうのだが・・・。
そういえば先日の十勝川でakiranさんとバット・ラッピングの話題で盛り上がっていた時、彼が次にMeiser ロッドをカスタムオーダーする時は、スティールヘッドをイメージしたカラーでお願いしようかなと言っていたのが印象的だった。なかなかユニークで面白いオーダーだと僕は思う。
もしもスティールヘッドをイメージしたカラーでとカスタムビルドでオーダーしようものなら、一体全体どんなバット・ラッピングの色合いでロッドが仕上がってくるのだろうかと想像しただけで、なかなか楽しいひと時を過ごせるんじゃないかと僕は思ってしまった。
でも、スティールヘッドも十分魅力的だけれど、もしも僕が次にオーダーするなら婚姻色の強く出たアークティック・チャーだろうか?
ちなみに十勝川のアメマスをイメージしたカラーをと考えた場合、アメマスには申し訳ないが、僕の想像力は少しスローダウンしてしまった。
original photo by Mr.110-ken
上のロッドは110-kenさんの13フィート#6/7/8番のHighlander
(ちなみに、次のカタログでは"C"シリーズと表記される予定)