何気なくつけたFM-radio、車の中には不思議なもので、聴き覚えのある、いつもの乾いたカッティング・ギターの音色とオルガン・サウンド、それにルー・リードのシャイなボーカルが鳴り響いた。
"What goes on"
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THE VELVET UNDERGROUND"の中でも好きな曲の一つである。なぜか最近釣りに行く度に、この曲が入ったCDをかける事が多い。20代の頃は殆んど聴かなかったのに。決して派手ではないし、どちらかというとチープな曲だけれど、なぜか印象に残ってしまうメロディー。
それにしても、好きな曲がradioから流れるって、良いものだ。ついつい気分が良くなって、鼻歌交じりに口ずさみながら、僕は次の曲がり角を右折した。
今日のBGM:THE VELVET UNDERGROUND/What gose on