小さなグリーンのカバーのスケジュール帳。それは、僕にとっては宝物のような10年以上欠かさず書き留めているフィールド・ノートでもあったりする。
そのノート、いわゆるハイ・シーズンと呼ばれるような4月から11月までは、殆んど書き込むところがないぐらいに何かしらのdataが書き込まれているんだけれど、さすがに1月と2月のページには空白の何も書かれていないところが目立つ。
きっとこれからも、空白の部分が黒のペンで書かれたdataで埋められていく事は、あまりないんだろうなぁ。
この前、どこかのHPに出ていたものだけれど、何となく手持ちのマテリアルでなんとかなりそうだったので、2本だけミノーを巻いてみた。決して出来映えが良いとは言えないけれど、水で濡らすと、それなりにいい感じに。もしかしたら、大きな眩い白い斑点を散りばめた鱒に好かれるかもしれないなぁなどと思い、ついついニヤッとしてしまった。でも、この美味しそうなミノー、僕の目の前にあるだけではただのミノーにしか過ぎない。やっぱりこのミノーが生きるには大海原で黙々とキャストしてリトリーブするしかないのかもしれない。
今週末、僕の小さなグリーン色のフィールド・ノートの2月のページに、新しいdataは黒いボールペンで書き込まれるのだろうか。
NOT ALIVE MINNOW
Hook:TMC 9394 #6 Throat:White Marabou
Body:Pearlescent Mylar tube(M) Eye:Epoxed Eye
Wing:Angel Hair(Blue Ice),
Olive Marabou
今日のBGM:REVOLTING COCKS/BIG SEXYLAND