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札幌市在住Yunの北海道をメインフィールドにしたスカジットキャストによる釣行記。

by d-yun5-fly-elise
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<Vol.211>Peerless scream
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"Hardy scream"。今でも、はっきりと思い出される。静けさに包まれた川原に響き渡るその音色に酔いしれた。早い心臓の鼓動と共に。

何年前だったろうか。新緑の眩しい6月のある日、渚滑川の大雄橋からひとりでゆっくりと釣り下った。僕の右手にはHardyのFeatherweightがセットされたScottのG904。シンプルなリールにはtype2のシンクティップとEX.ファストのシンキングリーダーが巻き込まれてあり、3Xのティペットの先には、いつものように何の変哲もない黒のOSPが結ばれていた。

いつもの長い直線のプールの後の流れがギュッと狭まって、そのあと左にグゥンとL字にカーブするお気に入りのポイントにやってきた。雪白は殆んど収まっているけれど、それでも流れにはかなりのトルクがあり、放流鱒ではきっと定位できないだろうと思えるぐらいの流れだった。
流れがギュッと狭まった辺りの左岸に立ち、ちょっとエグれて深みになっている対岸に向けてフライをキャストした。メンディング、メンディング、メンディング。フライとラインを沈める為に何度も何度もメンディングを繰り返す。十分にフライとラインが沈んだ頃を見計らってラインにテンションを張り、ロッドティップをフライがスライドする動きに合わせていると突然、グゥンと重い衝撃がロッドとラインに伝わった。鱒はトルクのある早い流れを味方につけて一気に流れを下る。

"Hardy scream"。僕の耳にはその乾いた悲鳴に近い金切り音しか響いてこない。なす術がなかった。#4番ロッドで釣り下ろうというのが、そもそも間違っていたのかもしれないと思いながら小さくてブレーキなんてあってないようなリールで鱒とやり取りした。ロッドを支える左手とリールを巻く右手の両方の手首が次第にだるくなって、途中で何度も根を上げかけた。とてつもなく長く感じられる時間が過ぎ去り、ふと気が付くと河原の浅瀬に鱒が横たわっていた。ニジマスではなかった。海から遡上してきた美しい鱒の顎から不釣合いなぐらいに小さなフライを外すと、彼女は銀鱗の身体をクネらせて流れに戻っていった。フーッ。

"Hardy scream"。これは僕にとって、なす術がないと同じ意味であり、同時に美しくて酔いしれる音色でもある。あたかも鱒が演奏者であり美しい音色を奏でる楽器がリールであるかのように。

先週の日高の川。初めてPeerlessのリールに新しいCNDのスペイラインを巻き込んで使ってみた。結局最後まで"Peerless scream"は聴く事が出来なかったけれど、いつの日か「とんでもない事」に出会えて、"Peerless scream"を奏でてみたいものだと思う。

"Hardy scream"に"Peerless scream"。どちらにしても、それは僕にとってなす術がないことを意味し、さらにすべてが鱒に委ねられた時間なのである。僕はただひたすら演奏に酔いしれる観客になるしかないのかもしれない。
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by d-yun5-fly-elise | 2006-01-24 23:26 | slow fishing | Comments(6)
Commented by トキサキ at 2006-01-25 11:55 x
 yunさん、こんにちは、ま・参りました。・・・・(笑)  写真にせよこの文章表現にせよ、カッコ良過ぎますぞ~!。
 昔、音楽活動をされていたらしいですが、その時の才能が湧いて来ているのでしょうか、これは是非曲に乗せて歌にしたいですね。
 個人的にはブルース・スプリングスティーンが作曲して歌って欲しいですね!。   ( タイトルはどっちかな~。 )

            この写真。ゆ、・・譲って下さい。
Commented by d-yun5-fly-elise at 2006-01-25 21:52
トキサキさん、こんばんは。
実は恥ずかしくって、何度も途中で文章を書くのをやめようと思ったのですが・・・、まぁ、パーソナルなblogという事で、その辺はどうぞご容赦願います(笑)。
歌にですか?確かに昔は音楽活動をしておりましたが、今ではもっぱら聴く方に専念しておりますから、それもちょっと・・・です(笑)。

写真は、Photoshopで遊んでみました。気に入って頂けたのでしたら、メールで送りましょうか?
Commented by tokyo_terry at 2006-01-26 00:41
Yunさん、こんばんわ!
なんだかこういったYunさんの鱒とお気に入りのタックルの逸話、ボクは好きですね〜。鱒が演奏者でリールが楽器。とんでもない事のときはやっぱり釣り人は観客になるのでしょうか。いっそロッドを右へ左へと起こしたり、倒したりするコンダクターになるのもイイかもしれませんよ。でも、とんでもない事が起きたときはYunさんの言う通り、観客になるのかもしれませんね(笑)
Commented by トキサキ at 2006-01-26 11:38 x
 yunさん、こんにちは。
ハイ!。何か絵みたいでとてもカッコイイです。ロッドもリールもカッチョよいです。  で、こちらはトリミングされているのでしょうか?。
 ロッドのグリップ全体が写っているお写真がもしも御座いましたなら、遠慮なくお言葉に甘えさせて戴きとう存じます。
 無いのであれば、こちらでコピペ??させて戴き、うっとり眺めさせて戴きます。 ( 転用は致しません。)
Commented by d-yun5-fly-elise at 2006-01-26 20:34
terryさん、こんばんは。
ありがとうございます。そう言って頂けると嬉しいです。
でも、皆さんそれぞれに、忘れられない逸話があるんでしょうね。
私の場合、大きな鱒が奏でるリールの逆回転音にはとても心魅かれるものがあって、ついついウットリしてしまいます(笑)。いつも、いつ演奏が終わってしまうかという不安と、いつまでも演奏が続いて欲しいという思いとが交錯しているんですよ。
Commented by d-yun5-fly-elise at 2006-01-26 20:41
トキサキさん、こんばんは。
スミマセン。この画像は、トリミングしていませんでした。
でも、釣り場でこんな写真を撮っていると、他の釣り人は何やっているんだろうと思うんでしょうね。確かにとても変な体勢でカメラを構えていますから・・・笑。
私の写真でよければ、どうぞ、御自由にお使い下さい。