2019年 12月 31日
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by d-yun5-fly-elise
| 2019-12-31 17:35
| slow fishing
2015年 03月 01日
Mini "Fascination" / 鮭稚魚と同じく、今シーズンに是非ともフィールドで試してみたいのが、Mini "Interaction" / 鮭稚魚。 Mini "Interaction" / 鮭稚魚とは、ブラス製のコーンヘッドを使ったゾンカースタイルのミニ・チューブフライのひとつ。 今回はカラーにスードゥーヘアやマラブーなどは使わず、細身でシンプルに巻くことを心がけた。 きっと背中に乗ったラビットストリップはユラユラとトラウトを魅了する妖しげな動きをするのではないかと思っている。 0.8mmと1.5mmの硬質カラミ止FIXPIPEの組み合わせ、カットする長さもMini "Fascination" / 鮭稚魚と同じ。 チューブフライ用のアタッチメントにセットし、8/0黒のスレッドで下巻き後、FIXPIPEの接合部には瞬間接着剤を少量しみこませる。 コパーワイヤーのMサイズをこの位置で留める。 コパーの代わりにゴールドのワイヤーでも問題はなく、タイヤーのお好みで。 後端にシルバーのシェニールを巻きとめ、FIXPIPEの接合部付近まで巻き、ボディとする。 Mini "Fascination" / 鮭稚魚と同様に、シルバーのシェニールの代わりに、パールのシェニールやUVポーラーシェニールのシルバー・ミディアムでも構わない。 ゴールデンオリーブのラビットストリップを巻きとめる。 ゴールデンオリーブの代わりに一般的なオリーブや白、それにゼブラカラーなどでも悪くはない。 ラビットストリップのファイバーを水で濡らし、最初の位置でコパーワイヤーを2~3回転させる。 その後はニードルでファイバーを等間隔にセパレートしながらコパーワイヤーでしっかりとラビットストリップを固定する。 ワイヤーをスレッドで固定し、シザースで余ったワイヤーをカット。 ラビットストリップの前方にUVポーラーシェニールのシルバーをスレッドで留め、2回転ハックリングし、スレッドでしっかりと留める。 さらにその前方にピーコックのパルマーシェニールを2回転ハックリング。 ピーコックの代わりにワカサギを意識した場合は、パールのパルマーシェニールを使うこともある。 オリーブのコックフェザントランプを巻きとめ、2~3回転ハックリング。 ナチュラルのギニアを2回転ほどハックリングしてフィニッシュ後、ヘッドセメントを滴下する。 今回もギニアの片側のファイバーを取り除かず、両側のファイバーを使った。 ワカサギを意識した場合は、ギニアの代わりにマラードを使うこともある。 アタッチメントのニードルから慎重にフライを抜き出し、先端からUOSO社のブラス製のコーンヘッド(サイズC2)を差し込む。 コーンヘッドの先端から約2mmのところでFIXPIPEをカットし、ライターの火であぶって終了。 Mini "Fascination" / 鮭稚魚と同様に、使用するフックはHARIMITSU社の管付きチヌ針5号。 チューブの後端を写真のように爪で潰して広げておくと、フックがフックアップ後に分離しやすくなると思うのでお試しあれ。 またFIXPIPEには4種類のカラーがあるが、経験上、レッドが一番伸縮性があるように思う。 ラビットストリップはフックに干渉しないようにおおよそこの位置でカット。 さらにラビットストリップの後端はくさび状にカットしておくと良いだろう。 このフライへの感想、コメントなどはこちらへ。 #
by d-yun5-fly-elise
| 2015-03-01 21:36
| 私的FlyTyingの愉しみ
2015年 03月 01日
僕はまだその小さな姿を確認していないけれど、どうやら少しずつ始まったようだと耳にする今年の鮭稚魚シーズン。 昨シーズンまではイントルーダースタイルで巻いた細身のパターンがメインに結ぶフライだったけれど、今シーズンは”Fascination"や”Interaction"といったブラス製のコーンヘッド仕様のミニ・チューブフライを使ってみようと思っている。 まずは、Mini ”Fascination" / 鮭稚魚のタイイングから。 硬質カラミ止FIXPIPEの1.5mmと0.8mmをそれぞれ約20mmの長さでカットする。 1.5mmの先端はスレッドによる接続のために斜めにカット。 硬質カラミ止PIXPIPEにはレッド、黒、クリアー、蛍光の4種類があるけれど、個人的にはレッドが一番軟らかい印象がある。(蛍光のFIXPIPEはまだ使ったことがない) テイルのフックを差し込む1.5mmは、軟らかい方がフックアップ後に管付きチヌ針がフライ本体から分離しやすいように思うので、もっぱらレッドの使用率が高い。 使用しているフックは、HARIMITSU社の管付きチヌ針5号。 チューブフライ用のアタッチメントに1.5mmと0.8mmの硬質カラミ止FIXPIPEをセットする。 ちなみに使用しているニードルの径は0.9mm。挿入時に少々抵抗感があるが、そのおかげでタイイング中にフライがクルクルと回ることはほとんどない。 8/0黒のスレッドでしっかりと接合部の下巻きをし、瞬間接着剤を少量滴下する。 スレッドの後端は、おおよそこの位置まで。 後端にダビング材で小さなダビングボールを作る。 ダビングボールのカラーに特に指定はないけれど、今回も余ったスードゥーヘアのホットオレンジを使用した。 Spirit River社のパルマーシェニールのパールをダビングボールの前で1回転させ、スレッドでしっかりと留める。 さらにテイルとしてコックフェザントランプのオリーブをお好みで2~3回転ハックリング。 オリーブのコックフェザントランプの代わりに、ナチュラルのシルバーフェザントボディフェザーを使ってみるのも面白いかも。 0.8mmと1.5mmのFIXPIPEの接合部付近までシルバーのシェニールを巻く。 シルバーのシェニールの代わりにパールのシェニールやUVポーラーシェニールのミディアムなどお好みで。 巻きとめたシルバーのシェニールの前方にUVポーラーシェニールのシルバーを2回転ハックリングする。 さらにピーコックのパルマーシェニールを巻きとめ、2回転ハックリング。 ピーコックのパルマーシェニールの代わりにパールのパルマーシェニールでも構わない。 ファイバーが短めのグリーンに染められたゴールデンフェザントティペットをハックリングする。 これが次に巻くマラブーにフンワリ感を与えるショルダー的な役割を果たすのだろうか。 ダビングループに挟む白のマラブーを用意する。細身に仕上げたいので使用するマラブーはあまり量が多くない方が良いようだ。 今回は白のマラブーだけを使用したけれど、ゼブラカラーや白とゴールデンオリーブの組み合わせも悪くはないと思う。 ツイストする2cmほどの幅のマラブーを自作の定規を使ったクランプに挟む。 ダビングワックスをダビングループに塗り、マラブーを挟む。 マラブーの長さは、後ほど微調整の予定。 マラブーをダビングツイストし、ニードルや歯ブラシを使ってダビングループに絡んだファイバーをほぐす。 マラブーのファイバーを後方に向けながら、ゆっくりとマラブーをハックリング。 ニードルを使いながら巻き込んだファイーバーを解く。 すでに巻き終えたマテリアルを少量の水で濡らし後方へ倒しておくと、ハックリング時に他のマテリアルを巻き込みにくい印象。 オリーブのコックフェザントランプを2~3回転ハックリング。 さらにナチュラルのギニアを2回転ほどハックリングし、フィニッシュ後にヘッドセメントを滴下。 ギニアは片側のファイバーを取り去らず、今回は両側とも使用した。 ワカサギを意識した場合は、ギニアの代わりにマラードを使うこともある。 アタッチメントからフライを外し、UOSO社のブラス製のコーンヘッド(サイズはC2)を挿入。 コーンヘッドの先端から2mmほど残したところで0.8mmのFIXPIPEをカットし、ライターの火で慎重に先端をあぶる。 FIXPIPEの先端の穴が小さくなったら、太めのニードルを差し込んでティペットが通りやすいように穴を広げておく。 前方からフライを眺めてみると、ハックリングしたマラブーがパラっと広がっている。 マラブーをフライの前方で束ね、指で少しずつちぎりながらマラブーの長さを微調整する。 失敗するともう元には戻れないので、是非ともこの作業はフライの全体的なバランスを見ながら慎重に(笑)。 このフライへのコメント、感想はこちらへ。 #
by d-yun5-fly-elise
| 2015-03-01 20:48
| 私的FlyTyingの愉しみ
2015年 01月 06日
"Fascination" : "Interaction"、"E.S.L."と並んでコーンヘッド仕様のチューブフライ好きの僕が最近好んで巻くフライのひとつ。 昨年秋の北の本流"Salty Heaven River"では、本流レインボーにもなかなか好評だったものだから、春からの本流シーズンでも、おそらくティペットの先に結ぶメインフライのひとつになると思われる。 海釣り仕掛け用の硬質カラミ止めプラスチックチューブ、1.5mmと0.8mmを使う。 今回は1.5mmの方に作るダビングボールの色とのコントラストの関係上、赤ではなく初めて黒のチューブを使ってみた。 約30mmと約18mmの長さに切り出した径の異なる2種類のチューブの結合、瞬間接着剤の使用、0.025のリードワイヤーを5回転ほど巻くまでは、"Interaction"のタイイング工程とまったく同じ。 オレンジ色のダビング材をスレッドによりつけ、小さなダビングボールを作る。今回はホットオレンジのスードゥーヘアの余ったファイバーを使った。 Spirit River社のパルマーシェニール / チャートリュースをダビングボールの前方に2回転ハックリング。 出来るだけファイバーの長いコックフェザントランプの黒をティップ側から巻きつけ、3回転ほどハックリング。この場合、片側のファイバーは取り除かず、両サイドのファイバーを使用する。 片側のファイバーを取り除いたシルバーフェザントボディフェザーのホットオレンジをティップ側から取り付け、お好みで3~4回転ハックリング。シルバーフェザントボディフェザーも出来るだけファイバーが長いものを選んだ方がよりベター。 ゴールドもしくはコパーのソフトワイヤー(M)を取り付ける。 スレッドにお好みのカラーのダビング材をよりつけリードワイヤー直下までボディに巻く。さらにソフトワイヤーでボディの強化目的としてリブする。ソフトワイヤーの代わりにお好みのカラーのラウンドティンセルでもかまわない。 ゴールドのUVポーラーシェニールを2回転ハックリングする。 さらにその前方に黒のUVポーラーシェニールを2回転ハックリング。 両サイドにお好みのメタリックなフラッシャブーを数本ずつ取り付ける。 お好みのカラーに染められたゴールデンフェザントティペットを取り付け、3回転ほどハックリング。ホットオレンジでも良かったが今回は赤に染められたゴールデンフェザントティペットを使った。ハックリングの前にシザースの刃でファイバーを後方に折っておくと、次の作業が楽。このゴールデンフェザントティペットが次に巻く間ラブーにフンワリ感を与えてくれる印象。 さらに黒のパルマーシェニールを2回転ほどハックリング。 ホットオレンジのマラブーをティップ側から取り付け、3回転ハックリング。この場合もシザースの刃でマラブーのファイバーを後方に折っておくとハックリングが意外と楽になる。 次に黒のマラブーを同様に2回転ほどハックリング。黒を強く出したい場合は3回転のハックリングでもよいかもしれない。 黒のコックフェザントランプを3回転ほどハックリング。この場合も片側のファイバーを取り除かず、ファイバーは両サイドを使う。 片側のファイバーを取り除いたギニアをティップ側から取り付け、3回転ほどハックリング。 今回はタックルマックの6mmのコーンヘッドを使うが、タックルマックのコーンヘッドはかなり薄く、チューブの場合は結構奥まで差し込めるため、コーンのエッジがせっかくフンワリとしたマラブーを押さえつけてしまうので、コーンヘッドを若干離すようにスペーサーとして少しだけダビング材を巻いた。 そしてフィニッシュ。巻き終えたチューブフライをニードルから抜き取る際は、フライの先端を持ってゆっくりと慎重に抜くようにする。 今回はこれまでの5mmではなく6mmのコーンヘッドを使った。バランス的には5.5mmでも問題ないと思われる。最後にライターの火でチューブの先端をあぶり終了。 後方斜めからのアングルだとこんな感じ。 色々なカラーバリエーションを考えるとなかなか面白いと思う。 ちなみに使用するフックは以前も紹介したHarimitsu社の管付きチヌ針5号。これ以上フックが大きいとアイがチューブに入りにくいと思う。 このフライへのコメント、感想はこちらへ。 #
by d-yun5-fly-elise
| 2015-01-06 22:56
| 私的FlyTyingの愉しみ
2014年 12月 21日
The name of this fly pattern is the "Interaction(インタラクション)". タックルマックのブラス製のコーンヘッド、5mm。 海釣り仕掛け用の硬質カラミ止めプラスチックチューブ(1.5mm&0.8mm)、 手に入れやすいラビットストリップ、 2色の色の異なるUVポーラーシェニール、 スードゥーヘアのダビングツイスト、もしくはマラブーやスペイハックル、 などの組み合わせ。 最近の僕の中でのイチオシのフライパターンかな(笑)。 まずは来シーズンの本流レインボーをイメージしてウィーリーガン風に。 チューブフライのタイイング用の安価なデバイス、アタッチメントに約30mmの長さにカットした1.5mmのプラスチックチューブと約18mmの長さにカットした0.8mmのプラスチックチューブを差し込む。 1.5mmのプラスチックチューブの先端は斜めにカット。 8/0のスレッドで下巻きを施し、プラスチックチューブの接合部分に瞬間接着剤を少量染み込ませる。 ちなみに瞬間接着剤は100円ショップのもの。 プラスチックチューブの接合部分のあたりに、0.025のリードワイヤーを約5回転ほど巻きつけ、スレッドでしっかりと固定する。 タックルマックのブラス製のコーンヘッドはとにかく薄くて軽いのでウエイトを加えているが、ある程度重量のあるUOSOなどの他社のコーンヘッドの場合は、お好みでウエイトを加えなくてもよいのかもしれない。 ラビットストリップのリブ用にソフトワイヤーのゴールドMサイズをプラスチックチューブの後端に巻きとめる。 スレッドにお好みのダビング材をよりつけ、リードワイヤーの後ろまで巻きとめる。 今回は黒のスードゥーヘアの余りに少量のメタリックなダビング材をブレンドして使った。 お好みのカラーのラビットストリップの先端をちょうどリードワイヤーの上あたりに巻きとめる。 水で濡らしたラビットストリップのファイバーをニードルでスプリットし、ゴールドのソフトワイヤーを3回転させてラビットストリップを固定する。 ゴールドのソフトワイヤーでスプリットしたラビットストリップを等間隔にリブして、ラビットストリップをプラスチックチューブに固定する。 ゴールドのUVポーラーシェニールを巻きとめ、2回転ハックリング。 さらにその前方にホットオレンジのUVポーラーシェニールを2回転ハックリング。 お好みのメタリックなフラッシャブーを数本両サイドに巻きとめる。 お好みの色に染められたゴールデンフェザントティペットを先端から巻きとめる。 スレッドで固定したあと、シザースの刃でファイバーを折っておくと次のハックリングが楽になる。 ゴールデンフェザントティペットをハックリングし、スレッドでしっかりと固定する。 今回は黒のパルマーシェニールを2回転ハックリング。 お好みのカラーのスードゥーヘアを適量切り出し、余分なファイバーを指で取り除いたあと、歯ブラシでファイバーをならしておく。経験的にスードゥーヘアはブレンドしない方が色合いがきれいになる印象。 ダビングワックスを使い、ダビングループに用意したスードゥーヘアを挟む。 シザースで余分なスードゥーヘアをカットする。 ツイスターを使ってダビングツイストし、ニードルと歯ブラシでスードゥーヘアのファイバーを整える。 スードゥーヘアのファイバーを後方に向けながらハックリングし、しっかりとスレッドでとめる。その都度、指でマテリアルの根元を後方へギュッと押し込んでおくと、隙間が出来にくい印象。 ファイバーが長めの黒のコックフェザントランプを3回転ハックリング。 さらに片側のファーバーを取り除いたギニヤを3回転ハックリングしてフィニッシュ。 タックルマックの5mmのコーンヘッドをプラスチックチューブの先端から差し込み、2~3mmほど残して余りをカット。 ライターの火で慎重に炙ってプラスチックチューブを溶かす。 最後にプラスチックチューブにチヌ針5号を差し込み、ラビットストリップをカットする。ラビットストリップの後端はV字状にカットしておく方が動きは良いのかもしれない。 このフライパターンへの感想、コメントなどはこちらへ。 #
by d-yun5-fly-elise
| 2014-12-21 19:00
| 私的FlyTyingの愉しみ
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札幌市在住Yunの北海道をメインフィールドにしたスカジットキャストによるトラウト&サーモン釣行記。R.B.MeiserなどのダブルハンドのカスタムスペイロッドやTube Flyなどの気ままなフライタイイングにお気に入りのリール、それにオリジナル音楽(Dub Techno, Ambient, Minimal, Drone, Noise Industrial)とフィールド動画(YouTube)などなど by Yun カテゴリ
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